風に吹かれても!雨にうたれても!

桜田淳子さんの幸せを願うとともに、良き70年代の心を少しでも残したいと思います。

正統派アイドルとは~桜田淳子さんに何を見るか

2013-09-06 17:25:31 | 日記
昨年7月、『風に吹かれても、雨に打たれても』を書くことにした。

この記事は、淳子の『花物語』の語り部分から引用している。

過去記事 『どうぞ可愛がってください』にこんな事を書いた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

いつの時代も放置は絶対よくない
今できることをやらなければという思いにかられる。
青春時代の同時代人として特に。

『この花』は、この『歌』なんだ。

『どうぞ、可愛がってください』

『声の手紙』でいう『変わらない』というのは、このことなんだと思う。

だから、淳子さんの残してくれた『花』が枯れないようにしたいと、ただただ思う今日この頃です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

当時の私には、桜田淳子さんの『花』は枯れかけているようにさえ思えた。
だから、こんなことを書いた。

そして、自分なりに水をやろうと思った。子供のように。

それは、我ながらけなげではあるけれども、問題の本質ではなかった。

時代が過ぎていたのだろう。

しかし、桜田淳子さん自身により問題が解決されようとしている。
10月23日に、淳子さんの新しいアルバムがリリースされる。

今回のアルバムは、自選によるところに深い意味がある。
それは、以前、植えられた『花』が彼女自身により植え替えられるのだろう。

何故その曲を選んだのか、なぜ選ばれなかったのか、曲順に込められる意味は何なのか。
その思いは尽きない。

ただ、その選択に遠い昔の思いを馳せるのみかもしれない。
しかしながら、植え替えられることの現代的意味を知りたいと思う。


DISC1のタイトルをなぜ、『The Idol』としたのか。

僕の頭に刻まれているのは、彼女が、アイドルというものに距離を置いた考え方をしていたことだ。

それが、僕自身、彼女をアイドルと呼ぶことに躊躇する原因なのだと思う。

このタイトルを見て、彼女自身がアイドルと認めるのなら、僕もそれに従わなければならない。

そして、彼女の築いてきた『正統派の系譜』にアイドルという冠をつけるべきかもしれない。
『正統派アイドルの系譜』と。

それともう一つは、故相澤会長自身が、生前『さんみゅ~』を通じて、アイドルの系譜を遡ろうとした。
故相澤会長をしてその先にあるのが、桜田淳子さんであることは語るに及ぶまい。

故人の思いに対する桜田淳子さんのアンサーを、アルバムにした。
それがDISC1なのではないだろうか。

覚えているだろうか。
お通夜の時の
『きましたよ』
微かだけれど、はっきり聞き取れたあの言葉を。

アイドルのあり方は、良くも悪くも進化した。
口パクがとかく議論にさえなる。

今だから『正統派アイドル』の原点に学ぶべき事は多いということになるのかもしれない。




動画のUP主様に感謝します。


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2 コメント

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Unknown (sjghd)
2013-09-08 18:30:10
こんばんは。

イワタヤイセタンさんの記事は、難しいところが多いですね、、、

淳子さんは、アイドルというものに距離を置いた考え方をしていたんですか?、、、多分、歌手の前半ですかね、、、歌手時代の後期は、忙しかったアイドル時代をむしろ、懐かしく思っていましたね、、、

淳子さんは、正当派アイドルとしては、一番手でないでしょうか?

いずれにせよ、40周年のCD+DVDは、楽しみですね、、、淳子さんがどんな思いで選曲したか、興味がありますね、、、(BOOKが楽しみ)
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Re:Unknown (iwataya-isetan)
2013-09-09 00:06:04
sjghd さん

ありがとうございます。

『アイドルと距離を置いた考え方』に食いつかれましたか。

いささか、乱暴ないい方でしたね。すいません。

確かに、天性の明るさ、思いやり、清純さどれをとっても、淳子さんほど、アイドルと呼ぶに相応しい人はいないと思います。

しかし、テレビ時代で、求められるイメージを維持しつつ、それでも、更なる高みを目指す向上心があり、そしてそれに見合う努力を怠らない。

それは誰もが、認める所だと思います。

アイドルの本来の意味からして、怠け者を連想させられ、作り上げられるイメージがある表現にはやはり抵抗があります。

この時代、オーディションから入った人に共通するのかもしれません。

スターと言う方がすっきりします。

この対比でスカウト組を持ち出すのはどうでしょうか。

それでも、淳子さんが、今につながるアイドルの一番手と思いますし、流れを変えた功績があると思っています。

分かりにくくて、すみません。

ところで、今は、淳子さんのアルバムを楽しみにを待つことにしましょう。

それではまた。

イワタヤイセタン
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