100歳以上の所在不明の高齢者が全国で60名近くなり、いろいろな視点で話題になっています。
背景には私たちシーズネットが10年前から訴え続けている住民の孤立化があることは明白ですが、それにしても親がどこにいるかわからない、と応える子供たちの発言には唖然とします。
しかもその発言は若い層ではなく、私たちに近い世代です。
介護保険のスタートによって我が国の福祉の基本は「自立」になり、個というものが重んじられるようになりました。介護にも契約が導入され、個人保護が大切にされる時代です。
しかし、最近の社会的な出来事に接して、私たち日本人にとって自立観はまだ成熟していないのではないか、と感じるようになりました。
法律が先行して、意識や環境がはるかに遅れているようです。
多分所在不明は高齢者だけではなく、若者はもっと多いのではないかと推測しています。
背景には私たちシーズネットが10年前から訴え続けている住民の孤立化があることは明白ですが、それにしても親がどこにいるかわからない、と応える子供たちの発言には唖然とします。
しかもその発言は若い層ではなく、私たちに近い世代です。
介護保険のスタートによって我が国の福祉の基本は「自立」になり、個というものが重んじられるようになりました。介護にも契約が導入され、個人保護が大切にされる時代です。
しかし、最近の社会的な出来事に接して、私たち日本人にとって自立観はまだ成熟していないのではないか、と感じるようになりました。
法律が先行して、意識や環境がはるかに遅れているようです。
多分所在不明は高齢者だけではなく、若者はもっと多いのではないかと推測しています。