弘人(亀梨和也)のついた「大学生」というウソが菜緒(綾瀬はるか)に
バレてしまった。
ウソをつかれたことを残念に思う菜緒に、謝りもせず悪ぶってしまう弘人。
だが、菜緒の「ウソツキ」の一言が気になり、クリーニング代は返そうと
亜裕太(平岡祐太)に聞いた菜緒のマンションへ行く。
そこで目にした、みなとみらいのそびえ立つような
高層マンション――
弘人は“住む世界”の違いを見せ付けられてしまう。
そんな中、裕子(戸田恵梨香)は菜緒が何となく弘人を気にしていることに
気づき、何とかしようと、菜緒を連れて亜裕太のバイト先に押しかけてしまう。
一方、弘人も菜緒を何となく気にしていることに気づいている亜裕太は、
甲(田中聖)も誘って近所のお祭に行こうと菜緒と裕子を誘う。
もちろん、甲の裕子への「気持ち」にも気づいてのことだ。
こうして、菜緒はしぶしぶ裕子に付き合ってお祭に行くことになった。
ところが、お祭りには弘人も来ると知って――
『たったひとつの恋』公式HPより
慶大生ではなかったと知り、料亭で聞いた弘人の工場へ借りていた上着を返しに
来た、菜緒は「うそつき」と一言。
弘人は謝るどころか開き直って自分や亜裕太、甲の素性も話してしまう。
クリーニング代を返そうと取りに行って、戻ると菜緒はもういなかった。
菜緒から3人の素性を聞いた裕子は授業をさぼり、菜緒を連れて亜裕太の通う
横浜自動車整備専門学校を訪ねる。
バイト先のハーバーカフェにふたりを連れて行き、甲に連絡をとる亜裕太。
甲は慌ててふたりに会いたくて急ぎすぎ、スピード違反で捕まってしまう。
それを聞いて笑い出す裕子。
弘人を拒絶する菜緒に亜裕太は弘人の家庭の事情を話し、本当は優しいヤツだと
言うのだった。
菜緒も少し考え直し、ハロウィンにも来てくれたし、本当はいい人かも・・・。と
ハロウィンのことは知らなかった亜裕太は、菜緒への弘人の思いが気になり、
聞いて来た菜緒の住所と電話番号を弘人に渡すのだった。
弟の廉は喘息で身体が弱いようです。車椅子にも乗っていたし、
水商売をしている母の代わりに、工場や廉の面倒は弘人が一人でみている状態。
弘人は廉を可愛がっていて、廉が弘人の心臓の音が好きだと胸に耳をあてると、
「そんなに好きならやるよ。」と話す。
一方、菜緒は父と祖母を訪ね、庭でバラを切っていると、祖母は父に
元気そうだが”再発”の心配はないのかと、聞いていた。
そういう話に持って行くのはいやだなぁ~。正直。
『正直言うと僕は彼女の事を思い出さないようにしていた。
でも、あの時彼女の言われた「うそつき」って言葉は、間違って冷たい水に
入れられた角砂糖みたいに、掻き回しても、掻き回しても、溶けなかったんだ、、
どうしても、心に残り、沈む。』
菜緒のマンションを訪ねた弘人だったが受付に1万円の入った封筒を渡し、
そのまま帰ってしまう。
兄はストーカーじゃないのかと心配する。
結局、菜緒は裕子と一緒に亜裕太のバイト先を訪ね、1万円を返してもらう事に
する。
亜裕太は今夜の天神祭りに一緒に行かないかとふたりを誘う。
甲と約束しているからと。
亜裕太と仲良くしている裕子に必然的に甲くんと一緒になるのは嫌だと話す菜緒。
しかし、待ち合わせの場所に着くと、弘人も来ることが分かり、
菜緒は思わず帰ろうとする。
裕子は菜緒を引き止めていると弘人が来てしまった、亜裕太はこれは自分で返して
と封筒を渡すのだった。
子供のように楽しむ亜裕太と甲、裕子を遠目に見て冷めている弘人、それを後ろで
見ている菜緒。
弘人に1万円を返すと
「ケンカ売ってるのかと思った」と正直に告白、メッセージもなくいきなり1万円
だったから、、と。
それは違うからと否定する弘人、高級なクリーニング店なのかと思い、
どうしていいかわからなかったと話す。
そして、嘘をついていたことを謝るのだった。
「ごめん、、、なさい。」
裕子が菜緒を呼びに来てみんなの所へ戻るふたり、今度はヨーヨー釣り。
その中にある中が光るイガイガのついたヨーヨーが気に入った菜緒。
弘人はとってやると言う。
2回目でそれそうなところを裕子が邪魔をして落としてしまう。
弘人は裕子に
「お前何すんだよ。」と頭を軽く叩く。
その光景を見て、菜緒は思わず嫉妬してしまうのだった。
『何だこれは、、心が凍った、、、「お前」って言った。』
でもその感覚が嫉妬だと気付いていない・・・。
「菜緒ちゃんどうかした?さっきから元気ないけど、人ごみ酔った?」
「大丈夫?具合悪い?」
「私、、、私、、やっぱりあのオレンジの欲しい。」
「えっ」
「えっとオレンジのってまさかあの、、、」
「さっきのあのオレンジのイガイガが欲しい!」
「あ、あの、ごめん、みんなごめんね。あの、、この人思い込むと
ちょっとこういう事あって、、」
「ねっ菜緒?あんたビール一杯でちょっと酔ったんじゃないの?」
「いいよ。」
驚く亜裕太と甲。
「じゃぁさ俺もう1回行って来るからさ、ここら辺でちょっと待ってて。」
走って行く弘人。
亜裕太と甲はいつもの弘人なら絶対怒っていたと話す。
やっぱり菜緒ちゃんのことが好きなのかなと・・・。
弘人を待つ菜緒、みんなは獅子舞を見に先に行ってしまった。
オレンジのイガイガを渡す。
「ありがとう。」
「どういたしまして。」
「ありがとう。」
「つうか、ガキかよ、そんなもん欲しがってさ。」
「違うよ!あなたがとってくれたのだから欲しいんだよ。」
「俺も、、俺も、、あんただからとって来たんだけど、、。」
少し照れて笑うふたり。
「じゃぁ行こうか。」
手を後ろに伸ばす弘人。
見つめる菜緒は思わず、イガイガ弘人の手に乗せる。
「違うだろ!?」
イガイガを渡す
「はい!」
再び手を差し出す。
今度は手を繋ぎ、走り出すふたり。
『ねぇ何回目で釣れた?これ?』
『ん?秘密。』
『けち。』
『あっそうだ、この前家行ったじゃん。』
『ああ、、』
「あんたん家さぁ家から見えるよ。」
「嘘!?ホント?」
花火を見上げるふたり、菜緒が何かを思いついた。
家に帰ると部屋の明かりを消し、21:00ジャストにベランダに立ち、光る
オレンジのイガイガを振る菜緒。
弘人は部屋から笑いながらそれを見ていた。
中々電話が来なくて見えないのか不安になる菜緒。
「やっぱ、駄目なのかなぁ~」
その時携帯が鳴る。
「もしもし見えた?」
「見えたよ。」
「あは、やった!ねぇそっちでも何か照らしてみてよ、そっちから見えるって事は
こっちでも見えるって事だよね?」
「ふっ面倒くせぇよ。」
「面倒くさくない。」
弘人の母が扉をあける
「あんたなにやってんのよ!?廉、寝る時間よ。」
「うっせぇな。」
「悪い、切るわ。」
「もう?」
「じゃぁ。」
落胆して、部屋に入り、ベットにイガイガを投げつける、虚しく光るイガイガ。
窓を閉めて、カーテンに手をかけた菜緒は光るものに気付く。
慌ててベランダに出ると、弘人が懐中電灯を振って合図している。
もう一度イガイガを振り回す菜緒。
「振り過ぎだろ。」
笑いながら、自分もグルグル回してみる弘人。
ふたりの仄明るい夜が過ぎていった。
翌日、仕事の休憩中に菜緒のマンションを見て笑顔の弘人、
しかし、目にした雑誌に写る菜緒と家族を見て、
『セレブな暮らし・お宅訪問』
自分との違いを見せ付けられるのだった。
いまいち、しっくり来ない・・・。
このカップル、惹かれ合っているように見えないのは何故だろう!?
まだそれほどの切なさも感じないし。
ただ、病気とかそちら方面にいくのだけはやめて欲しいなぁ。
<キャスト>
亀梨 和也(KAT-TUN)
綾瀬 はるか
田中 聖 (KAT-TUN)
平岡 祐太
戸田 恵梨香
要 潤
田中 好子(特別出演)
財津 和夫
余 貴美子
バレてしまった。
ウソをつかれたことを残念に思う菜緒に、謝りもせず悪ぶってしまう弘人。
だが、菜緒の「ウソツキ」の一言が気になり、クリーニング代は返そうと
亜裕太(平岡祐太)に聞いた菜緒のマンションへ行く。
そこで目にした、みなとみらいのそびえ立つような
高層マンション――
弘人は“住む世界”の違いを見せ付けられてしまう。
そんな中、裕子(戸田恵梨香)は菜緒が何となく弘人を気にしていることに
気づき、何とかしようと、菜緒を連れて亜裕太のバイト先に押しかけてしまう。
一方、弘人も菜緒を何となく気にしていることに気づいている亜裕太は、
甲(田中聖)も誘って近所のお祭に行こうと菜緒と裕子を誘う。
もちろん、甲の裕子への「気持ち」にも気づいてのことだ。
こうして、菜緒はしぶしぶ裕子に付き合ってお祭に行くことになった。
ところが、お祭りには弘人も来ると知って――
『たったひとつの恋』公式HPより
慶大生ではなかったと知り、料亭で聞いた弘人の工場へ借りていた上着を返しに
来た、菜緒は「うそつき」と一言。
弘人は謝るどころか開き直って自分や亜裕太、甲の素性も話してしまう。
クリーニング代を返そうと取りに行って、戻ると菜緒はもういなかった。
菜緒から3人の素性を聞いた裕子は授業をさぼり、菜緒を連れて亜裕太の通う
横浜自動車整備専門学校を訪ねる。
バイト先のハーバーカフェにふたりを連れて行き、甲に連絡をとる亜裕太。
甲は慌ててふたりに会いたくて急ぎすぎ、スピード違反で捕まってしまう。
それを聞いて笑い出す裕子。
弘人を拒絶する菜緒に亜裕太は弘人の家庭の事情を話し、本当は優しいヤツだと
言うのだった。
菜緒も少し考え直し、ハロウィンにも来てくれたし、本当はいい人かも・・・。と
ハロウィンのことは知らなかった亜裕太は、菜緒への弘人の思いが気になり、
聞いて来た菜緒の住所と電話番号を弘人に渡すのだった。
弟の廉は喘息で身体が弱いようです。車椅子にも乗っていたし、
水商売をしている母の代わりに、工場や廉の面倒は弘人が一人でみている状態。
弘人は廉を可愛がっていて、廉が弘人の心臓の音が好きだと胸に耳をあてると、
「そんなに好きならやるよ。」と話す。
一方、菜緒は父と祖母を訪ね、庭でバラを切っていると、祖母は父に
元気そうだが”再発”の心配はないのかと、聞いていた。
そういう話に持って行くのはいやだなぁ~。正直。
『正直言うと僕は彼女の事を思い出さないようにしていた。
でも、あの時彼女の言われた「うそつき」って言葉は、間違って冷たい水に
入れられた角砂糖みたいに、掻き回しても、掻き回しても、溶けなかったんだ、、
どうしても、心に残り、沈む。』
菜緒のマンションを訪ねた弘人だったが受付に1万円の入った封筒を渡し、
そのまま帰ってしまう。
兄はストーカーじゃないのかと心配する。
結局、菜緒は裕子と一緒に亜裕太のバイト先を訪ね、1万円を返してもらう事に
する。
亜裕太は今夜の天神祭りに一緒に行かないかとふたりを誘う。
甲と約束しているからと。
亜裕太と仲良くしている裕子に必然的に甲くんと一緒になるのは嫌だと話す菜緒。
しかし、待ち合わせの場所に着くと、弘人も来ることが分かり、
菜緒は思わず帰ろうとする。
裕子は菜緒を引き止めていると弘人が来てしまった、亜裕太はこれは自分で返して
と封筒を渡すのだった。
子供のように楽しむ亜裕太と甲、裕子を遠目に見て冷めている弘人、それを後ろで
見ている菜緒。
弘人に1万円を返すと
「ケンカ売ってるのかと思った」と正直に告白、メッセージもなくいきなり1万円
だったから、、と。
それは違うからと否定する弘人、高級なクリーニング店なのかと思い、
どうしていいかわからなかったと話す。
そして、嘘をついていたことを謝るのだった。
「ごめん、、、なさい。」
裕子が菜緒を呼びに来てみんなの所へ戻るふたり、今度はヨーヨー釣り。
その中にある中が光るイガイガのついたヨーヨーが気に入った菜緒。
弘人はとってやると言う。
2回目でそれそうなところを裕子が邪魔をして落としてしまう。
弘人は裕子に
「お前何すんだよ。」と頭を軽く叩く。
その光景を見て、菜緒は思わず嫉妬してしまうのだった。
『何だこれは、、心が凍った、、、「お前」って言った。』
でもその感覚が嫉妬だと気付いていない・・・。
「菜緒ちゃんどうかした?さっきから元気ないけど、人ごみ酔った?」
「大丈夫?具合悪い?」
「私、、、私、、やっぱりあのオレンジの欲しい。」
「えっ」
「えっとオレンジのってまさかあの、、、」
「さっきのあのオレンジのイガイガが欲しい!」
「あ、あの、ごめん、みんなごめんね。あの、、この人思い込むと
ちょっとこういう事あって、、」
「ねっ菜緒?あんたビール一杯でちょっと酔ったんじゃないの?」
「いいよ。」
驚く亜裕太と甲。
「じゃぁさ俺もう1回行って来るからさ、ここら辺でちょっと待ってて。」
走って行く弘人。
亜裕太と甲はいつもの弘人なら絶対怒っていたと話す。
やっぱり菜緒ちゃんのことが好きなのかなと・・・。
弘人を待つ菜緒、みんなは獅子舞を見に先に行ってしまった。
オレンジのイガイガを渡す。
「ありがとう。」
「どういたしまして。」
「ありがとう。」
「つうか、ガキかよ、そんなもん欲しがってさ。」
「違うよ!あなたがとってくれたのだから欲しいんだよ。」
「俺も、、俺も、、あんただからとって来たんだけど、、。」
少し照れて笑うふたり。
「じゃぁ行こうか。」
手を後ろに伸ばす弘人。
見つめる菜緒は思わず、イガイガ弘人の手に乗せる。
「違うだろ!?」
イガイガを渡す
「はい!」
再び手を差し出す。
今度は手を繋ぎ、走り出すふたり。
『ねぇ何回目で釣れた?これ?』
『ん?秘密。』
『けち。』
『あっそうだ、この前家行ったじゃん。』
『ああ、、』
「あんたん家さぁ家から見えるよ。」
「嘘!?ホント?」
花火を見上げるふたり、菜緒が何かを思いついた。
家に帰ると部屋の明かりを消し、21:00ジャストにベランダに立ち、光る
オレンジのイガイガを振る菜緒。
弘人は部屋から笑いながらそれを見ていた。
中々電話が来なくて見えないのか不安になる菜緒。
「やっぱ、駄目なのかなぁ~」
その時携帯が鳴る。
「もしもし見えた?」
「見えたよ。」
「あは、やった!ねぇそっちでも何か照らしてみてよ、そっちから見えるって事は
こっちでも見えるって事だよね?」
「ふっ面倒くせぇよ。」
「面倒くさくない。」
弘人の母が扉をあける
「あんたなにやってんのよ!?廉、寝る時間よ。」
「うっせぇな。」
「悪い、切るわ。」
「もう?」
「じゃぁ。」
落胆して、部屋に入り、ベットにイガイガを投げつける、虚しく光るイガイガ。
窓を閉めて、カーテンに手をかけた菜緒は光るものに気付く。
慌ててベランダに出ると、弘人が懐中電灯を振って合図している。
もう一度イガイガを振り回す菜緒。
「振り過ぎだろ。」
笑いながら、自分もグルグル回してみる弘人。
ふたりの仄明るい夜が過ぎていった。
翌日、仕事の休憩中に菜緒のマンションを見て笑顔の弘人、
しかし、目にした雑誌に写る菜緒と家族を見て、
『セレブな暮らし・お宅訪問』
自分との違いを見せ付けられるのだった。
いまいち、しっくり来ない・・・。
このカップル、惹かれ合っているように見えないのは何故だろう!?
まだそれほどの切なさも感じないし。
ただ、病気とかそちら方面にいくのだけはやめて欲しいなぁ。
<キャスト>
亀梨 和也(KAT-TUN)
綾瀬 はるか
田中 聖 (KAT-TUN)
平岡 祐太
戸田 恵梨香
要 潤
田中 好子(特別出演)
財津 和夫
余 貴美子