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老舗ワタクシ本舗

大好きなドラマの事、日常の出来事など。

『タイヨウのうた』 #6 「捨てた過去の復讐」

2006-08-20 15:26:51 | 『ドラマ本舗06’7月期ドラマ』
左手が思うように動かなくなり、ギターが弾けなくなってしまった
薫(沢尻エリカ)だが、孝治(山田孝之)が弾くギターの伴奏で、
ストリートライブを体験して、歌うことの楽しさを改めて実感する。
孝治も、一度は捨てたギターの楽しさに目覚めるのだった。

ギターを流暢に弾きこなす孝治に感化された雄太(田中圭)、
晴男(濱田岳)、隆介(川村陽介)は、それぞれ、
キーボード、ドラム、ベースに、弾き方も分からないのに挑戦する。

何と、バンドを組んで江ノ島のバンドフェスティバルに応募しようというのだ。
モテたいという単純な動機でバンドを始め、
目をキラキラさせている雄太たちを見て、初心に帰った孝治は、
彼らの提案に乗ることに。

そして、薫にヴォーカルを依頼するが……。
さらに、孝治たちのバイト先、海の家&民宿「みうら」の
オーナー、修(竹中直人)が、演奏の指導を買って出る。
そこで、修の意外な過去が明らかに!?

一方、新曲が書けずにいる麻美(松下奈緒)を守るために、
プロデューサーの工藤(要潤)は、「橘麻美、緊急入院」という嘘の記事を
マスコミに出すことに。

孝治は、昔の不良仲間、マサト(桐谷健太)らに絡まれる。
薫が、孝治とのデートの待ち合わせ場所で待っていると、
忍び寄るマサトたちの影。

孝治がやって来ると、薫の姿はなく……。


公式HPより


「みうら」で疲労困憊働き疲れた4人だったが、孝治は、
「ちょっと出てくる」と「みうら」を後にし、薫が待つ駅前の公園に行く。
ギターを弾いている薫。
左手の調子はどうか尋ねると、ネイルも出来るようになって、よかったと笑顔の薫
孝治がギターを持つと、自分の場所に帰ったとこの子も喜んでいると話す薫
自分が弾いても、これは薫のギターだと孝治。
初めてのふたりのストリート・ライブが始まる。
笑顔で見つめあうふたり…。

ー♪震えている、私の手に、初めて君が、触れて
優しい気持ち、温かさに、やっと気付いたんだ
閉ざした窓、開ければ、新しい風が吹いた
笑って、泣いて、君と出会えて、見える世界は輝き出した
ひまわり揺れる、タイヨウの下で、感じていた、風を、君を♪ー

薫は振り向き嬉しい驚きに浸る、笑顔のふたり。
その様子を木陰で見守る、雄太、隆介、晴男。
ふたりが仲良く帰る様子を、通りかかった車から見つけてニヤリとする男。

孝治に刺激され、バンドを組もうと思いついた雄太たち、孝治はボーカルを薫に
頼むのだった。
あまりの無茶苦茶ぶりに引いてしまう薫、しかも一ヶ月もないのに
バンドのフェスティバルにも申し込んでしまった雄太。
「みうら」の主人・修が指導してやると手を上げた。
修は70年代に一世を風靡し、風のように消えた伝説のギターリストだと
エミリーが紹介するのだった。
半信半疑の雄太たち、しかし、修は一枚の写真を出し、自分からどうして
結子が生まれたのか不思議ではないかと、結子の母と自分が写る写真を出し
バンドはもてると宣言。
(結子・ママは小林麻耶TBSアナウンサーで小林麻央さんの実姉)
一気に盛り上がり、
「やります!!」
翌日から、楽器を身体の一部にと担当楽器を背負いながら、仕事する3人。
そこに例の男がやって来た。
「孝治くん!」
「マサト、、、」
「久しぶり!元気にしてた?おい、昔のダチにそんな顔すんなよ、ただの客だよ客。」
孝治の顔が曇る。
「後で、ゆっくり話そうぜ。」マサト

楽器を触るのは63年と12ヶ月早いと、修。
雄太→左手で暑中見舞いの宛名書き
隆介→大量の鍋をやすりで磨け
晴男→大量のたまねぎを両手でみじん切り
孝治→自主トレ

ようやく、抜け出してマサトに会いに行った孝治は薬を一緒に売らないかと
持ちかけられ断る。
そういう所が嫌いだと言うマサト、関わらないでくれと孝治。
不適に笑うマサト。

新曲を書く事が出来ない麻美に工藤は緊急入院の嘘記事を見せ、暫く表に出るなと
指示するのだった。

バンドの練習も大詰め、ようやく楽器に触る事を許された雄太たちは、何となく
自然に手が動く。
その為の訓練だったのだ、感動する雄太たち。
薫がバンド用にアレンジを変えて来てくれた。
そこで雄太がバンド名はどうしようか持ちかける。
薫に決めてもらおうと晴男。
困る薫、すると孝治が、『ムーンチャイルド』はどうかと言い出した。
xp患者の事をそう呼ぶ国もあるのだと話す孝治…賛成する一同。

マンションで孝治の写真を見ながら、悩む麻美、レイラが訪ねて来て、入れないと
週刊誌に売るわよと脅してきた。
中に入って、散々麻美をこき落として、孝治を写真と調査用紙をこっそり持ち出す
レイラ。

薫を送りながら、何か今までやりたくてやれなかった事、何でも言って欲しいと
孝治、
叶えてやりたいと話す。
展望台に指差す薫。
翌日の約束をし、わかれるふたり。
薫を見つめる、マサトたち。

張り切って仕事をする孝治をいいことあったのかと探る隆介。
晴男はいい場所が見つかったので、仕事が終わったら練習しようとみんなを誘う。
展望台に着くと、孝治は未だ来ていない、見回す薫に襲い掛かる人影。
訳がわからず、逃げ回る薫に容赦なく追いかけて来るマサトたち、
その時近くを通りかかった晴男らが薫の叫び声を聞きつけ、助けに入る。
しかし、喧嘩慣れしていない3人は、弱い、マサトが尚も薫に近付こうとする
そこに、ようやく孝治が来た。
ナイフを出して、孝治に近付く、マサト。
警察が来て、逃げ出すマサトたち。
脅える薫を見つめるしか出来ない孝治。
「みうら」で手当てを受けるみんな。
あいつらはどういう知り合いなのか聞く雄太、黙り込む孝治。

4年前少年院にいた頃の知り合いだと話し始める孝治、中学の頃
人を殴って捕まったのだと・・・
薬を売ろうと持ちかけられ、断ったからだろうと・・・
「薫ごめん。」
水臭いと話す雄太
「ホントごめん。」
出て行く孝治
「孝治!」
追いかける薫

海辺の公園のベンチにうな垂れる孝治。
「孝治のせいじゃないよ、孝治はなにも悪くない。」
「怖くないの?俺の事、俺の過去。」
「何の理由なく人のこと傷付けるような人じゃないでしょ、孝治は」
「もしかして、関係ある?橘麻美…ずっと気になってた、ギターに刻まれたA。
孝治がギター捨てた理由、、、」
「4年前、あいつが襲われてる所助けようとして、そいつらを、、、」
「やっぱり、あのAだったんだ、、、ただの幼馴染っていうのもホントは嘘なんでしょ?
だってホントに守ったんでしょ?    今でも想ってる?」
「想ってねぇよ。俺が少年院を出た時にはもうあいつは施設にはいなかった。
金持ちの家の養女に収まって、    過去の事は全部なかったことにしてた
だから俺も   あの日ギターを捨てた。」
「だったら、、、だったらどうして今更会いに来るの?」

「もう、信用出来ねぇんだろ?俺の事、」
「そんなんじゃ、、、」
「俺はお前に相応しくねぇよ。俺なんかといたら、お前の時間が無駄になるだけだよ」
「そんな事ないよ!」
「私は   孝治といたい、一緒にいたい!」
4:50日の出のタイムリミットを知らせるアラームが又してもふたりを引き裂いた。
「孝治、、、卑怯だよ、こんな風に私から逃げようとするなんて卑怯だよ!
ねっ何か言ってよ!!」
黙ってしまう孝治、歩き出す薫。
薫を見ることも出来ない孝治、駆け出し始める薫。
帰宅した薫の怪我を見て質問する美咲。

ーホントは抱き締めたかった…ずっと傍にいたかった、
あなたの心が応えてくれるまで、あなたが私にそうしてくれたようにー

タイヨウが昇った海を見つめる孝治、振り返ると麻美が立っていた、ポロリと涙を流し
「助けて孝治、私あなたから逃げた訳じゃない、孝治がいなくなって、
ひとりぼっちになって、寂しくて、心細くて、、、、」
ゆっくり、近付き、孝治の肩に顔を埋める。
「昔に戻りたい、、、あの頃に帰りたい。」
麻美の背中にゆっくり手を回す孝治…。

ー本当は抱き締めたかった、、、ー

孝治から貰った5円玉のネックレスを握り締め、
ひとり部屋で、一緒にいれない自分に苛立つ薫…。


「タイヨウのうた」はいい歌だったし、孝治のギターも薫とのコンビもとっても
よかったですね。
ただ、サイドストーリーが暗いだけじゃなく、黒くもなってきちゃって
何だか余計過ぎてる感じがして残念だった。
ーホントは抱き締めたかった…ずっと傍にいたかった
あなたの心が応えてくれるまで、あなたが私にそうしてくれたようにー

薫の気持ちを思うと、切なくて、泣ける。
病気がふたりを一気に近付け、そして、又引き離す…
何て残酷で、何て不条理なんでしょう。
来週はいよいよバンドフェスタ。
ライブみたいで、いいですね!
孝治がどんな思いで麻美を誘ったのか、流れを見なければ何とも言えませんが
薫のライブの笑顔が本物でありますように…
祈るだけ。

*ところで、バンドのメンバーたちは撮影に入る時点ではもう楽器はマスター
していて、今回のように、下手に弾く方が難しかったらしいですよ(HP情報)
と、いう事は、来週は期待大!?
麻美役の松下さんは現役の音大生ですし、この役じゃなかったら
上品ないい人なんですけど…
役って印象を変えちゃうから怖いですね。
それだけ、上手ということか?
それも違うか!?

<キャスト>

藤代孝治(19) …… 山田孝之
雨音 薫(18) …… 沢尻エリカ
橘 麻美(20) …… 松下奈緒
大西雄太(19) …… 田中 圭
松前美咲(19) …… 佐藤めぐみ
加藤晴男(19) …… 濱田 岳
立浪隆介(19) …… 川村陽介
レイサ(21) …… 原 史奈

三浦結子(22) …… 小林麻央
エミリー (22) …… ベッキー

工藤洋平(32) …… 要 潤

雨音由紀(40) …… 黒田知永子
榎戸真一(50) …… 山本 圭
雨音 謙(45) …… 勝村政信
三浦 修(50) …… 竹中直人




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