老舗ワタクシ本舗

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『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』 #10 「さよなら若頭☆舞い上がれ、俺たちの船」

2006-09-25 16:20:47 | 『ドラマ本舗06’7月期ドラマ』
学園を襲撃した北極会からの回し者熊田組の熊田たち。
唯一事情を知る、校長から卒業出来なくなるからと止められるが、熊田の前に走り出し
土下座する真喜男。
そして、先生たちが、3-Aの生徒たちまでが、やって来た。拡声器で真喜男の
素性を明かす熊田。
耳を疑うみんな。
和弥が止めに来るが、一人ではどうする事も出来ず、殴られてしまう。
そして、先生やクラスメートに殴りかかる熊田たち。
そんな事が許せない真喜男はとうとう雄叫びとともに暴れる熊田たちをひとり、又
ひとりと倒して行く。
その光景を呆然と見つめる先生たち、そして生徒たち。
晴れ渡っていた空に雲が立ち込め、嵐がやって来る。
そして、真喜男の刺青が白昼の下に晒される。悲鳴にも似た叫びが聞こえる。

警察に熊田と共に連行される真喜男。
ひかりが順が早紀が見守る中、パトカーに乗せられる…。

喜一はニュースで真喜男の逮捕を聞きながら、学園に殴り込みをかけた北極会の矢崎に
ナシをつけに行くのだった。
南校長は事情を知るただ一人として、先生たちに頭を下げていた。
しかし、真喜男は退学、みんなと一緒の卒業は夢と散った。
先生方を始めとし、生徒も一様にショックを隠しきれない…退学の事実もやくざだった事も。

警察に面会にやって来た黒井、和弥に眠れないと話す真喜男。
しかも黒井に前向きにと言われ、白目をむき出して考えようとするが、前向きなんて
無理だと開き直る。
和弥はゆっくり眠れるよう、アロマオイルをしこんだお気に入りの毛布を差し入れた。
真喜男は眠れない中、無理矢理、前向きに考える。

ー順がマッキーはやくざじゃなかったと笑顔で教室に、ひかりも早紀も笑顔で同意。
しかし、キモロン毛・諏訪部が、でも刺青が…と言い出し、安原があれは蒙古斑だと
解説、すると28歳だったと言い出す女子、それを男は年上の方がと留美たちがフォロー。
そして、順がマッキーはクラスの一員だと宣言。
みんなも笑顔で納得、百合子がみんなで一緒に卒業よ!と音頭をとり、クラス中が
笑いに包まれる。ー
しかしその光景が鏡のように割れ、崩れ落ちる。
「カーット!!」
現実は、刺青を暴力を見られてしまった、28歳のやくざ。真喜男は更に落ち込む。

看守に言われ羊を数える真喜男だった。

眠れぬ夜を羊を数えながら過ごした真喜男は結局朝をそのまま迎えるのだった。
黒井が和弥と共に百合子を連れて面会にやって来た。
百合子を見つけて逃げ出しそうになる真喜男。
「て、て鉄仮面が・・・」
「誰が鉄仮面よ!?」
真喜男がヤクザで、28歳だった事をクラスメイトはそれなりに受け止め、立ち直ろうと
していると、報告される真喜男。

帰ろうとする百合子に真喜男は泣きながら、諦めずに学ぶ事の喜びを教えてくれた事に
感謝するのでした。
今までそんな先生はいなかったと話し、号泣する真喜男、百合子は年上でしょう!?
しっかりしなさい!と励ますのでした。
百合子にとって真実がわかった今でも真喜男は生徒なのだと…。

本当にこのドラマはバカな位笑わせて、そして真面目にホロッとさせてくれます。

ひかりと順は真喜男の家を訪れ、卒業式に来るよう説得。
しかし、真喜男は今まで嘘をついて、みんなを騙していた事で自分を許せなかったのです。
そして、迎えた卒業式・・・そこに真喜男の姿はありません・・・

百合子は教室に戻ると、あの日、真喜男から受け取った交換日記をみんなに
読み聞かせるのでした・・・

ー南先生、ひさしぶりの日記です。あと一週間で卒業なんて、信じられません。
そういえば、入学した最初の頃は、いつかクラスのみんなをぶっ殺してやりてーと
思っていました。とくに、星野君と、諏訪部君と、安原君が、許せない気分でした。
でも安心して下さい。今はぶっ殺す気ありません。
先生は、この日記を心のキャッチボールと言ってましたが、1年間学校に通ってみて、
僕はクラスのみんなとキャッチボールをした気分です。
その中でも一番覚えてんのは、やっぱり、桜なんとかと力を合わせて、
空を飛べたことです。
他にも、僕の頭じゃ数え切れないほど、いっぱい思い出があって。
みんなでバスケットで優勝したこと。
一緒に追試の勉強をしたこと。
夏休みの特別講習。
肝試し。
アグネスロードに、アグネスプリン。そして、文化祭。
誕生日に歌ってくれた歌。
楽しいことも、悲しいこともいっぱいあって、そのどれもこれもが
忘れられない思い出です。だから、先生に感謝しています。
先生の言うとおり、毎日学校に行って、本当に良かった。3年A組最高!
みんなと一緒に卒業出来る様になって嬉しいです。
卒業式には、先生を驚かせるプレゼントを用意するつもりです。
明日、桜なんとかと星野さんに相談してみるつもりです。
 
だから、あと1週間、先生も楽しみにしていて下さい。  榊 真喜男ー

「以上!まーその驚かせるプレゼントっていうのが何なのかわからなくて
ちょっと残念ね。」
静まり返る教室。ポロポロ泣き出す生徒たち。
「今はいないけど、榊君は確かに此処にいました。彼が私たちを変えたこと。
私たちが彼を変えたこと。そうやって、27人、みんなで3年A組を作ったこと。
素敵な思い出が、素敵な出来事が、沢山あったことを、みんな忘れないで下さい。
なかったことになんてしないで。みんなは、みんながこれからどんな道を
歩んでも、一生、私の自慢の生徒です。」
百合子の言葉にいつしかみんな号泣。
「それじゃあ・・・解散!」
しかし、誰も席を立とうとしない。
裏切られた気分だった生徒たちも、一人ずつ心を開いていくように、真喜男の色々な
表情を思い浮かべるのだった。

このまま終わるのはいやだと早紀が言い出し、順や星野が走り出す。
真喜男を迎えに行く為に・・・。
星野が連れて行ったパチンコ屋でスロットをしていた真喜男。
学校に行こうと、真喜男を連れ出す。
思い出の道を学園に向かって過ぎて行く真喜男たち。
学園では先生や生徒たち迎え、そして食堂で3-Aの生徒たちと百合子が待っていました。
「みなさん。迷惑かけて、A組の看板汚しちまって・・・本当に・・・すいませんでした。」
「は?何、看板って。」
「っていうかその服おじさんっぽいよ、マッキー。」早紀。
そこへ和弥が、真喜男の制服を持ってきた。順が、卒業式でつけた花を
胸に付ける。

「3年A組、榊真喜男君。」百合子が名前を呼ぶ。
「はい。」
「あなたはこの学校を卒業出来ませんでした。でも、あなたは立派に、
3年A組の一員として、このクラスの学級委員として、頑張りました。」
「え?」
「よ、学級委員!」
「お疲れ、榊!」
「マッキー!バスケのゼッケン、ありがとう!」早紀
「球技大会、誘ってくれてありがとう!」奥本
「文化祭、ありがとう!」
「頼りない学級委員だったけどな。」安原
「声もでかいしね!」
「お化けも怖がっちゃうし!」
「逃げちゃうし!」
「リズム感もねーし。」
「バカ力だし。」
「頭悪いしずーずーしいし。」キモロン毛
「入ったのがうちのクラスで、ラッキーだったぞ、榊。」
「私も、A組で良かった!」
「楽しいクラスだったよな。」
「榊の法則、面白い!」
「榊君の後ろの席だと、授業も飽きなかったし!」
「私、前だから、後ろが気になって気になって!」
「プリン美味しかったよ。」
「私も!久しぶりに食べたんだ!」
「忘れられない、思い出になったよ!」
「僕も!」
「俺も!ね、星野君!あれ?星野君が泣いてるよ!」
「泣いてねーよ! 泣いてねーよ。」星野
「お帰り、榊君。」ひかり
「お帰り、マッキー。」順

「ということで、あなたは今日この組を卒業します。卒業おめでとう。榊君。」
みんなが真喜男に拍手を送る。
百合子から手渡された手作りの卒業証書には、みんなの名前が書き込まれていた。
「先生。みなさん。ありがとうございます。それから、卒業おめでとうございます。
みんなと一緒に卒業できなかったことは、すげー悔しいです。
でもやっぱりみんなに会えて、俺はすっげー幸せでした。
だから、最後に学級委員として一言。3A最高!」
「おぉーっ!」
みんなが拍手を送る。
「でも、でも、まだ心残りが1個あるんです。それは、僕達が世話になった、
南先生に卒業のプレゼントをしていないことです。」
「プレゼント?」
「桜なんとか。」
「うん!」
「せーの!」
百合子を胴上げする男子。女子がそれを囲む。
百合子の次は、真喜男の胴上げ。

「初めて会ったきからずっと、マッキーは僕のヒーローだった。」順
「アホか!アニキは俺のボスじゃ。」和弥
「ううん!僕らのヒーローだよ!」
「クソガキ!最後まで殺す!!」
順の頭に噛み付くカズ。
「痛ててて、和、噛んでる!!」

胴上げの輪が広がっていく。
「榊くん。あの・・・」ひかりが声をかける。
「いつか私がもっと大人になったら・・・またデート出来るかな?」
「梅村さんが大人になったら、いい女になり過ぎて、僕とつり合いそうもありません。」
「・・・」
「でも、でもいつかきっと・・・」
「うん!」
「それからそろそろ、桜小路の気持ちもわかってやって下さいよ。」
「え?」驚くひかり
「え?」驚く順
「な、桜なんとか。」
「マ、マ、マッキー、今、今何て言った!?」

笑いながら、胴上げの輪に加わる真喜男。
星野が高く舞い上がる。

ー こうして、俺の高校生活は、終わった。 ー

三代目継承式・・・しかし、真喜男は・・・
「親父、、、俺やっぱり、、、」

それぞれの進路へと歩き出した生徒たち。
ひかりは女子大生。
和弥は受験勉強中!?
「アニキもう着いた頃ですかね?
・・・黒井さん、人はどうして学ぶんですかね?」
「それはなぁ和、、」
そこに自転車をこいで来た椿が止まる。
「それはね、
それはね、、
それはね、、、」



ー私立宙船高等学校ー

制服に身を包んだ28歳の真喜男。
「よ~し!今度はぜってぇー卒業してやるぜ!!」
決意も新たに、校門を入る真喜男。


これは、SPへの期待を持っていいんだろうか!?
しかし、最後まで笑わせて、ほろりとさせて、期待を裏切らないドラマだった。
遅くなりましたが、これで今期のレビューは終了。(遅せ~よ!)
次クールはどんなドラマが・・・
まぁ焦らず、2、3本に押さえつつ、やってみま~す。
お付き合い下さりm(__)mありがとうございました!


<キャスト>

榊 真喜男(27)… 長瀬智也(TOKIO )

真鍋和弥(22)… 田中 聖(KAT-TUN)
桜小路 順(17)… 手越祐也(NEWS)

梅村ひかり(17)… 新垣結衣
荻原早紀(17)… 村川絵梨

南 百合子(24)… 香椎由宇
南 孝之(50)… 岩城晃一
水島 椿(50)… もたいまさこ

榊 喜一(55)… 市村正親
黒井照之(48)… 大杉 漣





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2 コメント

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あ~あ (mari)
2006-10-02 01:34:15
楽しみだったドラマが終わっちゃいましたね。長瀬バカが、見事でした。
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楽しかったですね! (めいまま)
2006-10-02 10:48:08
mariさん、ありがとうございます♪

投稿が遅くなっていて、、、TBは遠慮させていただいていたのに、TB&コメントありがとうございます。

本当に楽しみだったドラマが終わって、寂しいです。

又、真喜男の”変顔”に会いたいですね♪

遅2ですが、来期もよろしくお願いします^^;
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