水産部と合同で国産マグロに関するプロジェクトが立ち上がり、
東海林(大泉洋)たち営業が販売を請け負うことになり、マーケティング課も
協力することになった。
水産部と営業の会議にお茶を出しに行った、春子(篠原涼子)と美雪(加藤あい)
だったが、此処でも美雪はお茶を水産部の人に溢してしまい、課に戻ってからも
落ち込む。
そこへ、お茶を運んでいたのはマーケティング課の大前春子だと主任の
里中(小泉孝太郎)から聞き、美雪と勘違いした水産部の社員が会議そっちのけで
春子にメールを送って来た。
もてもてだね?と冷やかされる春子だったが、満更でもない様子で、会議に
集中しなさいと返信。
その後、着ている物の違いから、美雪との勘違
いだと気付くや、いきなり
怖口調で返信し、男性社員の度肝を抜く。
マーケティング課も参加で行われた会議で、
小笠原(小松政夫)が提案した今ブームのマグロ解体ショーを、
先日の売り場面積拡張に成功したデパートの一角で行うことに
決定するのだった。
早速腕のいい解体師を探し始めるが、ブームの折、中々見つからない。
そんな中、ハケンのおしゃれ派閥に入った美雪(加藤あい)が合コンの会場で
小笠原が見たという、1年で500本のマグロを売りさばくという、
”マグロの神様”のツネさんを偶然見つける。
美雪は早速春子に連絡するが、
「本日の業務は終了しました。」と
一方的に電話を切られてしまう。
その時、春子の居候する店に東海林たちが来店、春子は身を隠す。
「とっくりがいない・・」と東海林
東海林は部長(松方弘樹)に社員は家族と言った入社式の言葉が嬉しかったと
告白、派遣を他人だと言い放つ。
丁度そこに美雪から連絡が入り、東海林、賢介(小泉孝太郎)は直談判に急行。
東海林の巧みな口説きに1日だけ空いていた週末の土曜日にスケジュールを
もらうことができた。
早速打ち合わせに出向いた東海林に緑川(渡辺いっけい)はよくぞあの
人気者を獲得したと上機嫌。
当日は本部からも視察が来るという。
しかし、緑川は春子がこの企画に参加していない事を知ると、露骨に
不快感を露わにし、大丈夫かと確認する始末。
そんな態度に東海林は全然大丈夫だと胸を張るのだった。
しかしショーの前日東海林の不用意なひと言で機嫌を損ねたツネさんが、
東海林を振り切った瞬間に台車に接触し利き腕を骨折してしまい緊急事態に。
東海林の調子よさが招いた悲劇でした。
本部の人間が見に来るので失敗は許されないと言い放った東海林に
ツネさんは自分は本部など関係ない、お客さんに喜んでもらう為に
やっているのだと。
仕入れたマグロは深夜にはデパートに到着し、広告も打ち、
後には引けない状況の中、解体師の代わりを探すしかない東海林。
事態を重く見た部長は本社の人間と会って来ると急ぎ出て行く。
営業課は一転、自分は乗り気でなかったと、東海林を非難し始めた。
何とか東海林を助けたい賢介は、板前やすし職人を手当たり次第
当たってみるがまるで見つからない。
代役が見つからないと責任問題になると絶句する緑川に、東海林も辞表を
用意して、覚悟を決める。
見かねた賢介は緑川の信頼が厚い春子(篠原涼子)を訪ね、一緒に謝りに
行ってもらえないかと頼む込むが、ハケンの私にそれを依頼するのは
筋が違うと断られる。
泣きながら東海林が辞表を手にしていることを告げ、同僚を助けたいんだと
懇願する賢介に春子は
「お引取り下さい。」
としか言わなかった。
賢介が帰った後、部屋で物思いに耽る春子の携帯が鳴った。
ツネさんからだった・・・。
当日、覚悟を決めた東海林たちは満員のお客の前で頭を下げて、
解体ショーの中止を伝える。
そして東海林がデパートの本部長に土下座しているその最中、
店内のアナウンスが解体ショーの開始を伝える。
驚いて辺りを見回す緑川たち・・・。
と、そこに現れたのは長い風呂敷包みを抱えた春子だった。
颯爽と現れた春子は、持って来た半纏をまとい、風呂敷から包丁を
取り出して、マグロを捌き出したのだ、口上つきで。
「春ちゃんのマグロ解体ショーだよ!」
呆然と見つめる東海林たち。
ショーは無事終わった。
東海林がツネさんの見舞いに市場に行くと、春子が借りていた包丁を
ツネさんに返しに来ていた。
怪我が治ったら復帰して、ツネさんの解体ショーのファンが待っているから
と話している春子が見える。
「あの頃と全然変わってないね、春ちゃんは俺の一番の弟子だ。」
ツネさんはそう言って、春子を送り出した。
その様子を東海林は黙って聞いていた。
ピンチを救った春子に特別手当をと部長が話していると、
春子はあれはビジネスではない。
報酬は要らないと言うのだった。
ハケンの仁義だと。
ハケンは自分の仕事に穴を空けられない、信用を失うから、だからやったのだと。
一人で食事出来ないことで、おしゃれ派閥に入った美雪だったが、みんなとの
価値観の違いを思い知り、派閥からの脱退を決意。
ひとりで頑張ってみますと。
バス停でいつもの様にバスを待つ春子の元に東海林が現れる。
今回は助けられたとお礼を言いに来たのだった。
会社の為ではないと報酬を断った経緯を知る東海林は、春子が自分の為に
そこまでしてくれたのかと勝手に思い込み、いきなり春子にキスするのだった。
同じく春子を気にしていた、賢介はバスが通り過ぎる瞬間、ふたりのキスを
目撃してしまい、動揺するのだった。
あらすじは『ハケンの品格』公式HPより
<キャスト>
大前春子 ◇ 篠原涼子
森 美雪 ◇ 加藤あい
里中賢介 ◇ 小泉孝太郎
東海林武 ◇ 大泉 洋
浅野 務 ◇ 勝地 涼
黒岩匡子 ◇ 板谷由夏
一ツ木慎也 ◇ 安田 顕
近 耕作 ◇ 上地雄輔
天谷リュート◇ 城田 優
小笠原繁 ◇ 小松政夫
天谷眉子 ◇ 白川由美
桐島敏郎 ◇ 松方弘樹
東海林(大泉洋)たち営業が販売を請け負うことになり、マーケティング課も
協力することになった。
水産部と営業の会議にお茶を出しに行った、春子(篠原涼子)と美雪(加藤あい)
だったが、此処でも美雪はお茶を水産部の人に溢してしまい、課に戻ってからも
落ち込む。
そこへ、お茶を運んでいたのはマーケティング課の大前春子だと主任の
里中(小泉孝太郎)から聞き、美雪と勘違いした水産部の社員が会議そっちのけで
春子にメールを送って来た。
もてもてだね?と冷やかされる春子だったが、満更でもない様子で、会議に
集中しなさいと返信。
その後、着ている物の違いから、美雪との勘違
いだと気付くや、いきなり
怖口調で返信し、男性社員の度肝を抜く。
マーケティング課も参加で行われた会議で、
小笠原(小松政夫)が提案した今ブームのマグロ解体ショーを、
先日の売り場面積拡張に成功したデパートの一角で行うことに
決定するのだった。
早速腕のいい解体師を探し始めるが、ブームの折、中々見つからない。
そんな中、ハケンのおしゃれ派閥に入った美雪(加藤あい)が合コンの会場で
小笠原が見たという、1年で500本のマグロを売りさばくという、
”マグロの神様”のツネさんを偶然見つける。
美雪は早速春子に連絡するが、
「本日の業務は終了しました。」と
一方的に電話を切られてしまう。
その時、春子の居候する店に東海林たちが来店、春子は身を隠す。
「とっくりがいない・・」と東海林
東海林は部長(松方弘樹)に社員は家族と言った入社式の言葉が嬉しかったと
告白、派遣を他人だと言い放つ。
丁度そこに美雪から連絡が入り、東海林、賢介(小泉孝太郎)は直談判に急行。
東海林の巧みな口説きに1日だけ空いていた週末の土曜日にスケジュールを
もらうことができた。
早速打ち合わせに出向いた東海林に緑川(渡辺いっけい)はよくぞあの
人気者を獲得したと上機嫌。
当日は本部からも視察が来るという。
しかし、緑川は春子がこの企画に参加していない事を知ると、露骨に
不快感を露わにし、大丈夫かと確認する始末。
そんな態度に東海林は全然大丈夫だと胸を張るのだった。
しかしショーの前日東海林の不用意なひと言で機嫌を損ねたツネさんが、
東海林を振り切った瞬間に台車に接触し利き腕を骨折してしまい緊急事態に。
東海林の調子よさが招いた悲劇でした。
本部の人間が見に来るので失敗は許されないと言い放った東海林に
ツネさんは自分は本部など関係ない、お客さんに喜んでもらう為に
やっているのだと。
仕入れたマグロは深夜にはデパートに到着し、広告も打ち、
後には引けない状況の中、解体師の代わりを探すしかない東海林。
事態を重く見た部長は本社の人間と会って来ると急ぎ出て行く。
営業課は一転、自分は乗り気でなかったと、東海林を非難し始めた。
何とか東海林を助けたい賢介は、板前やすし職人を手当たり次第
当たってみるがまるで見つからない。
代役が見つからないと責任問題になると絶句する緑川に、東海林も辞表を
用意して、覚悟を決める。
見かねた賢介は緑川の信頼が厚い春子(篠原涼子)を訪ね、一緒に謝りに
行ってもらえないかと頼む込むが、ハケンの私にそれを依頼するのは
筋が違うと断られる。
泣きながら東海林が辞表を手にしていることを告げ、同僚を助けたいんだと
懇願する賢介に春子は
「お引取り下さい。」
としか言わなかった。
賢介が帰った後、部屋で物思いに耽る春子の携帯が鳴った。
ツネさんからだった・・・。
当日、覚悟を決めた東海林たちは満員のお客の前で頭を下げて、
解体ショーの中止を伝える。
そして東海林がデパートの本部長に土下座しているその最中、
店内のアナウンスが解体ショーの開始を伝える。
驚いて辺りを見回す緑川たち・・・。
と、そこに現れたのは長い風呂敷包みを抱えた春子だった。
颯爽と現れた春子は、持って来た半纏をまとい、風呂敷から包丁を
取り出して、マグロを捌き出したのだ、口上つきで。
「春ちゃんのマグロ解体ショーだよ!」
呆然と見つめる東海林たち。
ショーは無事終わった。
東海林がツネさんの見舞いに市場に行くと、春子が借りていた包丁を
ツネさんに返しに来ていた。
怪我が治ったら復帰して、ツネさんの解体ショーのファンが待っているから
と話している春子が見える。
「あの頃と全然変わってないね、春ちゃんは俺の一番の弟子だ。」
ツネさんはそう言って、春子を送り出した。
その様子を東海林は黙って聞いていた。
ピンチを救った春子に特別手当をと部長が話していると、
春子はあれはビジネスではない。
報酬は要らないと言うのだった。
ハケンの仁義だと。
ハケンは自分の仕事に穴を空けられない、信用を失うから、だからやったのだと。
一人で食事出来ないことで、おしゃれ派閥に入った美雪だったが、みんなとの
価値観の違いを思い知り、派閥からの脱退を決意。
ひとりで頑張ってみますと。
バス停でいつもの様にバスを待つ春子の元に東海林が現れる。
今回は助けられたとお礼を言いに来たのだった。
会社の為ではないと報酬を断った経緯を知る東海林は、春子が自分の為に
そこまでしてくれたのかと勝手に思い込み、いきなり春子にキスするのだった。
同じく春子を気にしていた、賢介はバスが通り過ぎる瞬間、ふたりのキスを
目撃してしまい、動揺するのだった。
あらすじは『ハケンの品格』公式HPより
<キャスト>
大前春子 ◇ 篠原涼子
森 美雪 ◇ 加藤あい
里中賢介 ◇ 小泉孝太郎
東海林武 ◇ 大泉 洋
浅野 務 ◇ 勝地 涼
黒岩匡子 ◇ 板谷由夏
一ツ木慎也 ◇ 安田 顕
近 耕作 ◇ 上地雄輔
天谷リュート◇ 城田 優
小笠原繁 ◇ 小松政夫
天谷眉子 ◇ 白川由美
桐島敏郎 ◇ 松方弘樹