老舗ワタクシ本舗

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『演歌の女王』 第二幕 「不幸を食べ幸せを生む不死身のおんな」

2007-01-23 00:21:08 | 『ドラマ本舗07’1月期ドラマ』
ヒトシに抱かれている赤ん坊の写真を持った少年・信(武井証)に
出会ったひまわり(天海祐希)。
(こんな所で偶然会ったりする所が既に偶然じゃないでしょう!?)
信はヒトシの事を
「自分のお父さん」だと言う。
さっそくひまわりはヒトシに事実を確認するが、
彼はあっさりと自分の子供だと認める。
(そんなあっさり、そりゃないよ~。)

なんとヒトシはバツイチ、信は7年前に別れた妻との間に出来た子供だった。
その事は聞かれていないからという理由で妻の真佐美(酒井若菜)も、
母の道代(池内淳子)も知らないらしい。
しかも、7年前と言ったら、ひまわりと付き合っていた時らしい^^;
ダブっていたのか!?それにも驚くひまわりだったがそれよりも驚いたのは、
7年ぶりに再会した息子に淡々と近況を聞くと、帰ろうとするヒトシの態度!
ひまわりは信がなぜヒトシの元へ会いに来たのか、
その理由を聞けとせかすがのれんに腕押し。

そればかりか、ひまわりに信をそのまま母親の元へ送るよう頼みこむ。
「お前だから頼んでるんだろう。」って当たり前のようにひまわりに頼るヒトシ。
(こんな男最悪。でもこんなヤツほどこのまま生きて行けるんだよなぁ~多分。)
スナックの営業に回るひまわり。酔っ払った客・志田(半海一晃)に又絡まれる。

翌日仕方なく信を連れて行くひまわりだったが、信はひまわりを
あっちこっちと連れまわし、あげくには万引きまでする始末。
捕まえたのはお見合い相手の温水(温水洋一)刑事だった。
子供がいたのかと誤解され、信には誘拐されたと嘘をつかれ、必死で否定する
ひまわり。
結局、家には帰らず、ひまわりの部屋へと戻ってしまった信。
しかしそこで突然意識を失って倒れてしまう―。

運ばれた病院の医師は何と、営業先のスナックで会った酔っ払い客・志田だった。
驚いた事に原因は栄養失調。体には虐待の痕もあり、
学校にも行っていないことを知ってしまったひまわりは信のことが心配になる。
所詮、自分を捨てた男の子供で、自分には関係のないことだと分かりつつ…
どうしても放っておけずにお節介をしてしまうひまわり。
此処で、演歌の女王名物、女のわかれ道登場!
←ほっとけ おっせっかい→
おっせっかいしてもまた後悔するだけだと、再び登場した少女時代の自分
信友幸子(福田麻由子)にも説教されるが、結局おっせっかいの方を
選んでしまう不幸一直線のひまわり。

しかし信の母親の、子供への無関心ぶりにあきれる。同居する男もどうも
暴力を躾と称しているらしい。
頭に来たひまわりは急に人が変わったように、母親も男もコテンパンに
やっつけて、襖には”躾”って字まで登場してカッコいい!!     と、
思ったら・・・これ全てひまわりの妄想^^;こうだったらいいなぁ~。状態。
「欲しかったらやるよ!」と男はパチンコに出かけてしまった。
母親にダメ押しをと思うと、そこに信がやって来る。
しかし、結局、信はひまわりが止めるのも聞かず、母親の元へと帰るのであった。

元マネージャー萩本(段田安則)の事務所で素人に歌の指導をするひまわり。
150万の返済に此処でのギャラをそのまま没収されるひまわり^^;
萩本、今回は
「女が幸せになる為のかきくけこ」を伝授。
1.金があって
2.綺麗で
3.健康で
4.結婚して
5.子供産む事
「でも、それじゃぁかきくけこじゃなくて、かきけけこじゃ~?」
「ん~?そういう細かい事いちいち気にするから駄目なんだよyouは~!」
「あぁ~~~。」
「いい年してその内いくつ持ってんの?え~?健康だけじゃない!」
「あっすいませ~ん。」

その帰り道、ひまわりは道に迷って家に帰れなくなっている道代に出くわす。
道代に口止めされ、適当に言い訳して帰すひまわり。
「ひまわりさん、本当にありがとうございました。」笑顔の真佐美
しかし、本心は・・・
『あぁ~何かムカつくあの女!
ウロチョロ目障りっつうか、学校にも良くいたんだよな~
如何にも私は一生懸命やってます、って顔していい子振る、”ウザイヤツ”
あたしの幸せ邪魔したら、、、、潰す。』

ヒトシに人事のように信が今頃世を儚んでいるかも?などと言われ、
気になってしまったひまわりは、今度はヒトシを連れて母親の元を訪れるが、
信はまたどこかに家出をしたらしい。
ランドセルが欲しいと言って、男に怒られ家を出たらしかった。
新入学用品売り場でやっと見つけた信は逃げ回った挙句、
児童相談所に駆け込もうとバスに乗ってしまった。
バスを追いかけるひまわりに
「僕なんかいない方が、みんな喜ぶ」と言い放つ。
夢中になり追いかけるひまわりは路肩の柱に思いっきり顔をぶつけ、気を失う。
それを見た信はようやくバスを下りた。

「悪いけど、あたしは喜ばないからね」とひまわり。
「一人ぼっちは寂しいんだよ~。」自分と重ねるひまわり。
そして結局、ひまわりは信の面倒を見ることになるのだった…。

『ひょんなことから、この子を引き取ることになりました、
 さっき、三人で手をつないで歩いた時は、
 本当の家族のように思えたのに、
 所詮、あの人は、奥さんの元へ帰っていくさだめ…』
家に帰って行くヒトシを見送る信とひまわり。

『そうだ、心に誓おう。
 決して自分の気持ちは
 打ち明けまいと。
 あの人と結ばれることは、
 二度とないのだから…』

「自分の世界に入ってないでさぁ~、はっきり言えば?」
「何を?」
「好きな癖に、ヒトシのこと。」
「な、何?何下らない事言ってんのよ。」

『やっぱり、こんなガキ
 引き取るんじゃなかった…』

翌日、必要な日用品を買い物している時、ラブホを発見した信がひまわりに
質問して来た。
止めるのも聞かずに建物に近付く信を必死で止めるひまわりが顔を上げると
そこに立っていたのは、中学生の女の子(成海璃子)とヒトシだった!!

『今度はこの女の子のせいで、私は奈落の底に突き落とされて行くのです。』

あらすじは『演歌の女王』公式HPより


<キャスト>
大河内ひまわり * 天海祐希
田丸ヒトシ   * 原田泰造
田丸真佐美   * 酒井若菜
信友勝也    * 黄川田将也

矢沢      * 平山広行
花田 信    * 武井 証
信友星江    * 高畑淳子
志田      * 半海一晃

信友幸子    * 福田麻由子
温水啓司    * 温水洋一
萩本次郎    * 段田安則

田丸道代    * 池内淳子