老舗ワタクシ本舗

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『ハケンの品格』 第2話 「大戦争!派遣vs正社員」

2007-01-20 23:34:02 | 『ドラマ本舗07’1月期ドラマ』
東海林(大泉洋)は何かと気に障る大前春子(篠原涼子)に、
自分の実力を見せつけようと、営業先に連れて行く。
ところが営業先のデパート店長・緑川(渡辺いっけい)は東海林との挨拶も
そこそこに春子を見つけるなり、東海林そっちのけの歓迎ぶり。
春子は以前そのデパートでハケンとして働いていた事があったのだ。
春子の絶大なる信頼の証か、予想以上の売り場面積を確保でき、東海林は
部長の桐島(松方弘樹)の前で胸を張るが、内心穏やかでない。

一方美雪(加藤あい)は15万円もするコーヒーサーバーを壊してしまった上、
パソコンスキルAランクの男性ハケン近耕作(上地雄輔)が新たに配属され、
いよいよ自分の居場所がなくなってしまったと焦る。
マネージャーの一ツ木(安田顕)に相談すると、スキルがないのだから、
愛想よく、何でも頼みやすい”癒し系キャラ”を目指すしか生き残る道はないと
アドバイスされた。
それからというもの、美雪は春子が止めるのも聞かず、正社員の買い物などの
雑用を笑顔で引き受けるようになる。
しかし、他のハケンから「プライドがない」と非難され八方塞がりになる。
なかなか状況を変えることの出来ない美雪を見兼ねた春子は
美雪がしている事は全てが努力しない自分に対する言い訳だとバッサリ言い放つ。

緑川から春子あてに東海林のミスを指摘する電話が入り、完全に面目を潰された
東海林は春子に食って掛かる。
そんな最中美雪は春子の言葉を思い出し、お使いハケンからの脱却を宣言する。
みんなが驚く中、東海林のテンションは最高潮に上がり、春子にホッチキス対決を
申し込み、春子もそれを受け入れる。

学生時代、バイトで毎日一万発もホッチキスを打っていたという
東海林は自信満々。
やがて、営業部の全員が見守る中、東海林と春子、ハケンと正社員の対決が
スタートした。
東海林を応援する正社員たち、これに対し美雪、近らハケン組は
春子を応援するが・・・。

あらすじは『ハケンの品格』公式HPより

東海林は相変わらず、派遣を名前で呼ばない。
「派遣さん。」とか
「派遣の癖に・・・」とか
「派遣は黙って社員の言うこと聞いてればいいんだ!」が口癖。
春子のことは
「お前!」
「トックリ。」(タートルネックのこと)
対して春子
「大前春子です!」
「くるくるパーマ。」
春子はそんな東海林を
「正社員さん」と呼ぶ。
その言い方に腹を立てる東海林。
「大前さん。」と春子を呼ぶ里中(小泉孝太郎)のことはきちんと
「里中主任。」と呼ぶ。
益々腹を立てる東海林だった。

何事にも手を抜かない、そして完璧な春子を見返したいと思った東海林は
自分の営業先に春子を同行させる。
なにも言うな。と釘をさして先方の店長・緑川に挨拶する東海林。
ところが緑川は春子を見つけると、東海林そっちのけで春子にお礼を言うやら
近況を聞くやら、東海林は取り残されてしまう。
春子の出現で思いの外広い売り場面積を確保できた東海林は、帰社して早速
部長の桐島に褒められる…が内心穏やかではない。

相変わらず、定時で仕事をこなす春子に対して、要領の悪い美雪は、社員の
雑用を引き受ける内、高価なコーヒーサーバーを壊してしまう。
弁償を迫られ困った美雪は派遣会社のマネジャー一ツ木に相談するが、
能力の劣る美雪の残った道は”癒し系キャラ”しかないと言われ、
今まで以上に社員の雑用に明け暮れる。
そんな美雪は他の派遣からも中傷され、すっかり落ち込んでしまう。

春子に救いを求めた美雪だったが、断られ、後を追った美雪は、春子を
見失った辺りで「cafe'cantante」を見つけ、恐る恐る入って行く。
春子の居場所を尋ねた美雪に”迷える子羊”がやって来たと
ママ・天谷眉子(白川由美)。
酔っ払って派遣について愚痴を言い出す美雪の話しを聞いてやる眉子。
帰った春子に昔のあんたに似ていると眉子。
真っ直ぐそうでぶきっちょなところが・・・と。

そんな中、緑川から春子宛にクレームの電話が入る。
緑川からの電話を待っていた東海林は、ミスもさることながら、
電話が春子宛だった事、春子の対応に納得できない。
何処までも傲慢な態度の春子に社員たちも怒り出した。
頭を冷やそうと、コーヒーを美雪に頼む小笠原(小松政夫)
一旦引き受ける美雪だが、春子に睨まれ、勇気を出して断るのだった。
いよいよ雲行きが怪しくなる。
そこに桐島が書類の山を持ってやって来る。
今日中に全社員に配らなければならない書類をホッチキスで留めて欲しいと
春子に頼む。
すると東海林が対決を挑んで来た。

「俺が勝ったら謝罪しろ!」
「私が勝ったら?」
「頭丸めて謝ってやるよ!」
「わかりました。お受けいたします」
社員vs派遣の戦いが始まった。
しかし、春子は東海林の進み具合を見ながら調節しているよう・・・。
結果は同時にフィニッシュ。
しかし、春子の打ちが甘く、最後の書類がきちんと留まっていない。
勝ち誇る東海林=社員たち
「申し訳ありませんでした。私が悪うございました。」頭を下げる春子
しかし里中は春子がわざとホッチキスの打ちを甘くしていたことを見ていた。

美雪は勇気を出してお使いを断ったのに春子の負けが許せない。
里中は春子に真相を尋ねてみる、わざと負けたのはどうしてか?と
「それは私が派遣だからです。大勢の前で社員を傷付けても、嬉しくない」と
誤解されたままでいいのか?と里中。
自分にはプライドよりも大切な物がある。
それは派遣として生きていく事だという。
その為には面子やプライドを重んじる社員とも上手く付き合って行かなければ
ならないのだと・・・
「これからは質問は勤務時間内にして下さい。」
と言い残してバスに乗り込み去って行く。

会社に戻った里中が春子のことを言おうとすると、ホッチキスが打たれた
書類をぱらぱら見ていた東海林が
「あの女ただもんじゃないぞ!」と言い出した。
一ミリの狂いもなく打たれたホッチキスにため息交じりの東海林。

翌日出勤した春子はエレベーターで東海林と一緒になる。
「挨拶ぐらいしたらどうなんだ?”大前さん”。」
「おはようございます。東海林主任。」振り向いて頭を下げる春子。
前を向くと、軽く笑顔になる春子。
営業ではマネージャーの一ツ木が手土産を持って謝罪に来ていた。
美雪がコーヒーサーバーを壊した謝罪らしい。
ところが桐島はあれは自分が壊したと言い出した。
先に壊したのは桐島で今日、修理を呼んでいるという。
美雪が壊したのは誤解だったのだ、喜ぶ美雪。



<キャスト>
大前春子  ◇ 篠原涼子
森 美雪  ◇ 加藤あい
里中賢介  ◇ 小泉孝太郎
東海林武  ◇ 大泉 洋

浅野 務  ◇ 勝地 涼
黒岩匡子  ◇ 板谷由夏
一ツ木慎也 ◇ 安田 顕
近 耕作  ◇ 上地雄輔
天谷リュート◇ 城田 優

小笠原繁  ◇ 小松政夫

天谷眉子  ◇ 白川由美

桐島敏郎  ◇ 松方弘樹