アイ!サラマッポ in バギオ

フィリピン人介護者のケアを受けながらの、フィリピンでのインディペンデント・リヴィング…、心の赴くまま、ここに記します。

沖縄慰霊の日に…。

2009-06-23 20:35:55 | フィリピン-バギオ

 今日6月23日は「沖縄慰霊の日」、地域住民を巻き込み、約20万人が命を落としたという、旧日本軍による3か月間に渡る沖縄地上戦が終結した日です。
 
糸満市の「沖縄平和祈念公園」で行われた、沖縄全戦没者追悼式の様子は、テレビでも中継されていました。子供代表、比屋根くん(小6)自作の「平和の詩」の朗読には胸を打たれました…。
 
人々が追い詰められた場所に設置された「平和の礎(いしじ)」には、国籍問わず24万856人もの犠牲者の名前が刻まれていると言います。実に、沖縄県民の4分の1が、この地上戦で命を落としたそうです。それから64年…、沖縄が祈りに包まれた一日でした。

 1904年には、その沖縄からも、ここフィリピンのバギオのケノン道路(ベンゲット道路)建設のために、多くの人たち(約360名)が渡ってきたという歴史もあります。
 
~バギオにおける中国人の歴史展(SMバギオ)写真パネルから~
-6月14日・許可を得て撮影-

 さて、私の電動車いすですが、少しずつ回復しているように思えたりもします。昨日の午前中は、久しぶりに青空が少しのぞいていて、(電動車いすの)リハビリを兼ねて、しばらく外を散歩してきました。すがすがしい一日でした。

 しかし、今日は一転して、お昼にはもう周囲が真っ白くなり、家の中の湿度も90%を超え、また止まってしまいました。
 
(6月23日正午頃-家の窓から)
 
以前は、雲がふわーっと迫って来るのが幻想的でロマンティックにさえ思えたものですが、今は、トラウマになりつつあります。私の体も気候には敏感に反応しますが、今の電動車いすの状態もそのようで、特に湿度には非常に敏感なようです。謎???だらけで不安な日々、もう少し様子を見たいとは思いますが…。