育児日記

主に聞きつつ、主にあってこの子たちを育てて行くのは、私の使命です。

主の時 2

2004-12-12 19:30:09 | Weblog
私には、3歳年上の姉がいる
彼女は、私より約5ヶ月前に女の子を産んでいた
彼女が社会人になり、一人暮らしするようになり私たちは1年に1回会うか会わないかになった
両親が、田舎に戻り、彼女も結婚することになったがその時も私はなかなか彼女に会う機会がなかった
せっかく久しぶりに実家に帰っても、彼女が帰宅した後だったりした
私の結婚式さえ、姉が住む九州からの飛行機が飛ばずということがあった

そんな、彼女と2日だけ共にした時があった
それは、私が無事出産して退院してからの2日間

私が入院する1日前、姉が風邪をひいた
子供をだっこし過ぎて腱鞘炎になり手術をした後だった
乳飲み子をかかえて風邪をひいた姉は、珍しく弱り果てて母をわざわざ九州に呼んだ
私は大反対だった
もう、いつ産まれてもおかしくないこの状況で母がいなくなるのは不安だった
「産まれるまでは、大丈夫 産まれた後が大変なのよ」
と母は、さっさと九州に向ってしまった

結果として母がいない時に出産をすることになったが、
そののち、姉は子供を連れて実家にやって来た
退院して、本当に何年ぶりかで家族で過ごすことになった

私は、姉との二日間で、とりあえず必要な知識をすべて姉から教えてもらった
ちょうど姉も育児真っ最中で最新情報をそこで受けることとなった
母は、あまりにも育児は昔の事で記憶も不確かで、姉のアドバイスは
本当に貴重なものとなった

それまでどうやっても、スケジュールが合わず姉と会うことが出来なかったが
こうして、主の時に私は姉と再会したのだった