このテーマで
静岡大学でお話をすることになりました。
未来の子供たちの笑顔につながるように
本氣で伝えて参ります。
30分 風呂敷の使い方実演
30分 お話
30分 質疑応答
どんな内容の話をするかというと
今世の中に溢れている
エコやエコロジーと呼ばれるものは
ほとんどが
エコロジー製品という「物」である。
それは省エネだったり低排出ガスだったり
よく考えると
地球環境に優しいというイメージを持たせた
低公害製品であり
環境を汚染することには変わらないし
まして今まで汚してきた環境を修復することが
できるものなどほとんどない。
そういうエコマーケティング戦略に乗って
低公害エコ製品の大量生産大量消費を
続けるのではなく
まずはこの50年でぶれてしまった意識の修復から。
そのためには
「技」を身に付けること。
自分で作って使って直す技術があれば
たとえば
・家具が壊れても自分で直して長年愛用できる。
・むしろ自分で作ってしまう。
・安物よりも安く、そしてよいものができ
愛着もあるから大切に使う。
・買うなら本当によいものを
自分では及ばない職人技の本物を買うようになるので
それもずっと長持ちする。
・そのように使い捨てではなく愛用していく
意識を持てるように、子供のうちから技を身に付ける。
・パソコンも、使うならある程度修理ができる勉強を
するべきである。
・料理も、基本的には自分で作れる
知識と技を持った上で外食する。
それが自分や子供の命に対しての責任と尊厳につながる。
・野菜も、自分でも作ってみて(ベランダでもよいから)
新鮮で心のこもった本物の味を知っていれば
八百屋やスーパーでもよいものを区別できる。
・服も自分で作れなければ直すことも難しい。
直せないと使い捨てにつながる。
技がないと出来合いのものを買って
ちょっと壊れたら捨てて
新しいものを買うしかないという
とてももったいない(お金も資源も)
ことになり
それはエコ製品でも同じこと。
これからは技を買い
技を売る時代と考えます。
技を買うとは
1.技そのものを買う
…服の縫い方を教わるなど
2.技のこめられた物を買う
…技術と心の込もった服を買う
そして技を売るのも
1.技そのものを売る
…味噌の作り方を教えるなど
2.技のこめられた物を売る
…技術と思いの入った本物の味噌を売る
これらを同時に進めていくのが
これからの循環型の商売と思う。
今まで、大手の総合商社から
仕入れて売っていただけなら
それでは安売り競争やネット直売で
潰されていく。
現に商店街はさびれ。
これからの売り手は
作り手と買い手をよくつなげる。
作り方も伝え
どのように作られたかも伝える。
技を売るんだ。
物だけで、見た目で分かりづらいものは
そこにこめられた技をきちんと伝えたり
体験してもらう。
この野菜がどのように作られて
そしてこういう味です(試食)。
プロなら学校の先生のように教えるんだ。
生徒に氣を遣って媚びを売るのではない。
よいものならきちんと分かりやすく
親心で伝える。
なぜ風呂敷からこういう話になるかというと
風呂敷を使うことがまさに物ではなく技だから。
物だったらただのひらひらした布で
カバーにしか使えない。
レジ袋代わりのエコバッグというのは
バッグとしての用途に限定されているので
技とは関係ありませんが
風呂敷は技を身に付けて始めて役立ちます。
・買い物袋の結び方
・ショルダーバッグ
・背負う
・帽子
・ウエストポーチ
・きんちゃく
・手袋
・ブックカバー
・手提げ袋
・びん包み
・水着
このように技を身に付けると
その分頼る物が減るので
物の過剰消費や使い捨てが減る。
エコロジー製品を作って売るのではなく
技を身に付けることで
今既にあるものを
大切に使い続けること。
省エネ冷蔵庫を買わなくたって
技術があれば今の冷蔵庫を
自分で省エネ加工しちゃえ。
ここまでくると難しいかもしれませんが。
冷やすのが目的なら
冷やす技術は他にないのか。
そもそも保存するのが目的なら
本当に保存すべきものは何なのか。
目的の目的の目的まで追求して
本当に必要な技術を身に付ける。
エコというマーケティングに乗せられた
強迫的な倫理意識で
無理するのはやめて
技を身に付けて
自分の道を進むんだ。
暑い夏。
「エアコンを買おう」と思うのが普通。
でも
目的の目的は?
エアコンを買う目的は
涼しく過ごすこと
そのための技術はエアコンだけではない。
ただ省エネエアコンを買えばいいと考えるのは
エコ幻想の人間。
たとえ電氣が止まった夏でも
涼しく過ごす技術を覚えて
子供たちに伝えよう。
涼しく過ごす技は
日よけと風通し
湿度調整にある。
日よけはすだれや植物(瓜科や豆科)のカーテン
風通しは窓全開(間取りにも関係)
湿度調整は壁材
(昔はしっくいや土壁。
今の家はコンクリートとビニルクロスが多いので
ちょっと絶望的だけど、コンクリートに木材を貼る方法もあります)
あと自分自身のからだ。
暑い夏にたくさん食べるとカロリーの熱で暑い。
食べなきゃ夏バテするというなら
汗で失われたミネラル不足なので
水分と塩分、塩水(にがりの少ないもの)や梅干しを
きちんと補給する。
夏は肉や油よりも夏野菜や香辛料を上手にとって
麻素材の服を着て、帽子をかぶって
汗をかきやすいようにクーラーやアイスで体を
冷やしすぎないようにすればだいぶ違うでしょう。
欧米型=寒い國の高カロリーの食事と
乾いた石の國のコンクリート建築の
どちらも、高温多湿の日本の夏には
向いてないので
すぐにエアコンという対処療法の前に
涼しく過ごす技術を身に付けないと
部屋から出たらやられちゃいます。
とにかくいきなり物に頼らず
エコ製品って信奉せずに
まずは自分で、目的の目的と
そのための技術を探り
かしこく生きていけるように
楽しく学んでいこう!
静岡大学でお話をすることになりました。
未来の子供たちの笑顔につながるように
本氣で伝えて参ります。
30分 風呂敷の使い方実演
30分 お話
30分 質疑応答
どんな内容の話をするかというと
今世の中に溢れている
エコやエコロジーと呼ばれるものは
ほとんどが
エコロジー製品という「物」である。
それは省エネだったり低排出ガスだったり
よく考えると
地球環境に優しいというイメージを持たせた
低公害製品であり
環境を汚染することには変わらないし
まして今まで汚してきた環境を修復することが
できるものなどほとんどない。
そういうエコマーケティング戦略に乗って
低公害エコ製品の大量生産大量消費を
続けるのではなく
まずはこの50年でぶれてしまった意識の修復から。
そのためには
「技」を身に付けること。
自分で作って使って直す技術があれば
たとえば
・家具が壊れても自分で直して長年愛用できる。
・むしろ自分で作ってしまう。
・安物よりも安く、そしてよいものができ
愛着もあるから大切に使う。
・買うなら本当によいものを
自分では及ばない職人技の本物を買うようになるので
それもずっと長持ちする。
・そのように使い捨てではなく愛用していく
意識を持てるように、子供のうちから技を身に付ける。
・パソコンも、使うならある程度修理ができる勉強を
するべきである。
・料理も、基本的には自分で作れる
知識と技を持った上で外食する。
それが自分や子供の命に対しての責任と尊厳につながる。
・野菜も、自分でも作ってみて(ベランダでもよいから)
新鮮で心のこもった本物の味を知っていれば
八百屋やスーパーでもよいものを区別できる。
・服も自分で作れなければ直すことも難しい。
直せないと使い捨てにつながる。
技がないと出来合いのものを買って
ちょっと壊れたら捨てて
新しいものを買うしかないという
とてももったいない(お金も資源も)
ことになり
それはエコ製品でも同じこと。
これからは技を買い
技を売る時代と考えます。
技を買うとは
1.技そのものを買う
…服の縫い方を教わるなど
2.技のこめられた物を買う
…技術と心の込もった服を買う
そして技を売るのも
1.技そのものを売る
…味噌の作り方を教えるなど
2.技のこめられた物を売る
…技術と思いの入った本物の味噌を売る
これらを同時に進めていくのが
これからの循環型の商売と思う。
今まで、大手の総合商社から
仕入れて売っていただけなら
それでは安売り競争やネット直売で
潰されていく。
現に商店街はさびれ。
これからの売り手は
作り手と買い手をよくつなげる。
作り方も伝え
どのように作られたかも伝える。
技を売るんだ。
物だけで、見た目で分かりづらいものは
そこにこめられた技をきちんと伝えたり
体験してもらう。
この野菜がどのように作られて
そしてこういう味です(試食)。
プロなら学校の先生のように教えるんだ。
生徒に氣を遣って媚びを売るのではない。
よいものならきちんと分かりやすく
親心で伝える。
なぜ風呂敷からこういう話になるかというと
風呂敷を使うことがまさに物ではなく技だから。
物だったらただのひらひらした布で
カバーにしか使えない。
レジ袋代わりのエコバッグというのは
バッグとしての用途に限定されているので
技とは関係ありませんが
風呂敷は技を身に付けて始めて役立ちます。
・買い物袋の結び方
・ショルダーバッグ
・背負う
・帽子
・ウエストポーチ
・きんちゃく
・手袋
・ブックカバー
・手提げ袋
・びん包み
・水着
このように技を身に付けると
その分頼る物が減るので
物の過剰消費や使い捨てが減る。
エコロジー製品を作って売るのではなく
技を身に付けることで
今既にあるものを
大切に使い続けること。
省エネ冷蔵庫を買わなくたって
技術があれば今の冷蔵庫を
自分で省エネ加工しちゃえ。
ここまでくると難しいかもしれませんが。
冷やすのが目的なら
冷やす技術は他にないのか。
そもそも保存するのが目的なら
本当に保存すべきものは何なのか。
目的の目的の目的まで追求して
本当に必要な技術を身に付ける。
エコというマーケティングに乗せられた
強迫的な倫理意識で
無理するのはやめて
技を身に付けて
自分の道を進むんだ。
暑い夏。
「エアコンを買おう」と思うのが普通。
でも
目的の目的は?
エアコンを買う目的は
涼しく過ごすこと
そのための技術はエアコンだけではない。
ただ省エネエアコンを買えばいいと考えるのは
エコ幻想の人間。
たとえ電氣が止まった夏でも
涼しく過ごす技術を覚えて
子供たちに伝えよう。
涼しく過ごす技は
日よけと風通し
湿度調整にある。
日よけはすだれや植物(瓜科や豆科)のカーテン
風通しは窓全開(間取りにも関係)
湿度調整は壁材
(昔はしっくいや土壁。
今の家はコンクリートとビニルクロスが多いので
ちょっと絶望的だけど、コンクリートに木材を貼る方法もあります)
あと自分自身のからだ。
暑い夏にたくさん食べるとカロリーの熱で暑い。
食べなきゃ夏バテするというなら
汗で失われたミネラル不足なので
水分と塩分、塩水(にがりの少ないもの)や梅干しを
きちんと補給する。
夏は肉や油よりも夏野菜や香辛料を上手にとって
麻素材の服を着て、帽子をかぶって
汗をかきやすいようにクーラーやアイスで体を
冷やしすぎないようにすればだいぶ違うでしょう。
欧米型=寒い國の高カロリーの食事と
乾いた石の國のコンクリート建築の
どちらも、高温多湿の日本の夏には
向いてないので
すぐにエアコンという対処療法の前に
涼しく過ごす技術を身に付けないと
部屋から出たらやられちゃいます。
とにかくいきなり物に頼らず
エコ製品って信奉せずに
まずは自分で、目的の目的と
そのための技術を探り
かしこく生きていけるように
楽しく学んでいこう!