だいずが貰ったというグローブにはマジックで書いた「ゆうのすけ」の文字が。
それを見たあずきちゃんは勇之君から貰ったものだと確信し、抱き抱えてうっとり。
そのグローブを部屋に持ち込み、おもむろに磨き始めます。
グローブ磨きなんてなぜ持っているんだ…笑
…お父さんの靴磨きとみた!
そして、勇之助君の小さい頃を想像し、「勇之助君の匂いがする…ふふ。」とグローブを頬に当てる姿は…変態そのもの!
そんな姉の姿をこっそり覗くだいずの顔は傑作です!笑
だいずがグローブをくれたお兄さんに今度野球を教えてもらうというもんだから、あずきちゃんはそのお兄さんをお礼もかねて家に招待しなさいと命じます。
そう、あずきちゃんは勇之助君を家に連れ込む計画を企んでいるのです…笑
この頃はあずきちゃん、よくだいずを利用しますね笑
利用と言うと人聞きが悪いですが、
勇之助君と何とかしてでも接近したいが為の乙女ゴコロなのです。
そしてだいずが勇之助君であろうお兄さんを連れて来るという日の朝、
登校中ケンちゃんにスカートめくりをされそうになるも、ジダマが先に気づき注意を呼びかけた為なんとかめくられずにすみます。
怒るジダマとあずきちゃんに、なぜか謝るかおるちゃん。
かおるちゃんのこの行動はこの先何度もあるのですが、ケンちゃんがあずきちゃんやジダマに迷惑をかけるとなぜかかおるちゃんが謝ります。
そして、毎回ジダマになんでかおるちゃんが謝るのよと言われるお決まりパターン。
彼氏でもなく、ただ単に好きな子ってだけでそこまでしてしまうのはかおるちゃんならでは
かおるちゃんの脳内ではケンちゃんは「自分の男」と無意識に位置づけられてしまっているのかもしれません。
かおるちゃんの暴走壁はあずきちゃん以上ですからね…。
学校が終わり、急いで家に帰ってきてソワソワするあずきちゃん。
そしてついにチャイムが鳴ります。
ドキドキしながらドアを開けるとそこにはケンちゃんが。
このパターンもこの先何度もあります。
勇之助君だと思ったらケンちゃんだったパターン。
お決まりパターン。
その時のあずきちゃんの表情がまたいいのです
真相を聞くと、勇之助君はグローブをケンちゃんあげ、それをケンちゃんがだいずにあげた、という事だったのです。
ここからケンちゃんとだいずの熱い師弟関係が生まれるのですね。
だいずったらほんとにいい加減なんだから。ケンちゃんのどこが背が高くてカッコイイのよ。
と心の中で思うあずきちゃん。
ケンちゃんの気持ちを考えたら、あまりにも酷い言われよう…笑
お目当ての勇之助君が来なかったということでイライラし、ケンちゃんに八つ当たりするあずきちゃん。
じ…自分勝手すぎる!笑
お母さんはそんなあずきちゃんに対して叱るのですが、ケンちゃんは「あずきはいつもこうですから。」
と、怒る事なく冷静なのでした。
ケンちゃんはかおるちゃんやジダマ、ヨーコちゃんなど女の子に対して怒ることがよくあるのですが、あずきちゃんに対してはあまり怒りませんね。
逆に、ケンちゃんがあずきちゃんを怒らせる事は何度もあるのですが。
好きな子には弱いんですね
そんな時、今から遊びに行ってもいい?とかおるちゃんから電話があります。
ケンちゃんが来ているということで、変な誤解を招きたくないあずきちゃんは私が行くわ暇だから、と行って家を出てしまいます。
自分から誘っておいて勇之助君じゃなかったからと言うい理由でケンちゃんをほったらからしにするあずきちゃん。
本当になんというか…笑
私にはさすがにそこまで出来ません
まぁ、変に思わせぶりな行動を取るよか素直でいいですけどね。
そんなあずきちゃんに対してもケンちゃんはあまり気にしてる様子はなかったのですが。
そこはやっぱり男の子
だいずと、ゲームをして楽しんでました。
かおるちゃんの家から自宅に帰ってきてすっかり日が暮れたのにも関わらず、ケンちゃんはちゃっかり家族と夕飯を共にしているのでした。
バツを悪くするあずきちゃんに「お姉ちゃんが呼んで来いって言ったんだよー。」とだいず。
何も言えなくなるあずきちゃんに対して「照れるな、照れるな!くえよ!うまいぞこの豚カツ!」と超ノーテンキな発言
そんなケンちゃんも魅力的なのですが。
なかなか帰らないケンちゃんを鬱陶しく思い、部屋で悶々とするするあずきちゃん。
ケンちゃん帰るわよ、とお母さんに言われても「さよならって言っといてー。」の一言。
さよならって…せめてバイバイでも…。
あまりにも酷い対応です
本当に、ケンちゃんの事は眼中にもない、と言ったところですか。笑
かおるちゃんに誤解されたくないという気もちもありますしね。
まぁこんな対応出来るのも気を使わない仲だからというのがあるのかもしれません。
そして次の日、かおるちゃんとジダマが家に遊びに来る事になったのですが、帰るとまたもやケンちゃんが遊びにきていました。
誤解をされたくないが為に「悪いけど帰ってくれる?」
と怒鳴るあずきちゃん…
しかし運良く降っていた雨が止み、だいずとケンちゃんは外に遊びに行きます。
そのすぐ後にジダマがやってくるのですが、だいずとケンちゃんとすれ違ったようなのです。
それに対してあずきちゃんはかおるちゃんには言わないでと口止めします。
なんで?というジダマに
「かおるちゃん、ケンちゃんの事好きみたいだから…。」と。
「ええええ!あのスカートめくりが?!」という、ジダマの驚きようがウケる。笑
かおるちゃんも来て、三人揃ったところでおしゃべりタイム!
さっき勇之助君にばっあり会った、ネクタイ締めててカッコよかったよー!というかおるちゃん。
そのネタに食いつくものの、はっとしてすぐに恥ずかしそうに引くあずきちゃん。
小学生のくせにネクタイなんてキザったらしい!とジダマ。
こんな一見無邪気な小学5年生の女の子の会話。
意外とOLのランチの会話と同じなんですよねー。
「週末、人事部の⚪︎⚪︎さんにばったり会ったんだけど、私服超カッコよかったよー!30代に見えない!」
「え、ほんとう?!」
「30過ぎて若作りした服装してるなんてイタイだけだと思うんだけど。」
みたいな感じですかね?笑
女の子はませてるんだよね
そんな時ケンちゃんとだいずがいつのまにか帰ってきていました。
ジダマとかおるちゃんにバレないようにあずきちゃんはケンちゃんを追い出しにかかります。
すると「心配するな、ちゃんと気を利かせてやったから。」と指差す先には新聞紙の上に靴が。
「ここから出て行かないから…。」というケンちゃんには胸を打たれました。
あずきちゃんの為を思い、そして無邪気に自分を慕うだいずを思い、ここまで気を使える男の子なのです。
いい子だな…。
しかし、ジダマにバレてしまいます。
こういう事はかおるちゃんにハッキリ言った方がいい、私が言ってあげる!というジダマをなんとか引き止め、あずきちゃんは案を考えます。
かおるちゃんに、だいずとだいずの友達にお茶を出してあげてと言ってケンちゃんと会わせる作戦です。
よく考えた!!
誰も傷つかない、実にいい案!
そこでついにケンちゃんとかおるちゃんの初絡み
焦ったケンちゃんは「勘違いするなよ!今日はだいずに会いに来たんだからな!」
と、あずきちゃんとの約束を必死で守り抜く姿もいいですね。
かおるちゃんがあずきちゃんの部屋に戻ってきて、ケンちゃんが家に来ていた事について誤解を解こうとするのですが、かおるちゃんはそんな事は気にしていませんでした。
「ケンちゃんって優しいのよー、だいずちゃんを本当の弟の様に可愛がって。私も男の子に産まれてたらもっとケンちゃんと仲良くなれたのにねー。」と話します。
惜しみなく溢れるケンちゃんへの愛情をかおるちゃんから感じたあずきちゃんはちょっぴり羨ましくなるのです。
あずきちゃんの勇之助君への想いより、はるかに深かったと実感したのでしょう。
そして、まだ遊び途中のケンちゃんに対してかおるちゃんを送っていけと言うあずきちゃん。
仕方なくケンちゃんは送って行くことになります。
大好きなあずきちゃんの頼みは断れないのです。
「送っていってやるから、ちょっと離れて歩けよな!」と言うケンちゃん。
この台詞好き!
なんだか男らしくって!(^O^)/
参っちゃってますが…笑
そのあと「いいなぁ、かおるちゃん」と笑顔で見つめるあずきちゃん。
友達思いのいい子ですよね。
そんなキューピット役を果たしあずきちゃんにはご褒美が。
なんと勇之助君からのラブコール!
初めての電話に大喜び!
部屋を飛び回るあずきちゃんは超可愛いのです!
よかったね、あずきちゃん
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