背伸び願望
2004-11-29 | 子
子どもって、背伸びしたがるものだ。いや比喩的な意味でなく、まさに背伸びそのものという意味で。わけても、スイッチを入れたり消したりするために背伸びをするのはどんな子どもも大好きだ。夜、消灯の権利を争ってきょうだいゲンカしてたりするものな。何もスイッチぐらいで泣いたり泣かしたりしなくてもいいと思うのだけど。昨日も、玄関の灯りを消そうと伸び上がっている3歳児の懸命な姿に「かわいいー」と親バカぶりを発揮させつつ、ふと下方を見ると。なんと3歳児はその努力の踏み台として、私の大事なブーツを利用しているではないか!ぎゃーーー。ハハのこの冬一番高い買い物だというのに…。ええそんな大事なものをしまっておかなかった私が悪いのです。作りつけの収納棚に、5ミリぐらい入らないんだよな。
でも、思うのだけれど、ブーツを踏んででも「あそこに届きたい!」と思う、そのストレートな背伸び願望って貴重だよね。それがなければ、人間、どこにも旅立てないのだろうし。私もいまだにあるさ、届きたい場所。金や名誉じゃなくね。
でも、思うのだけれど、ブーツを踏んででも「あそこに届きたい!」と思う、そのストレートな背伸び願望って貴重だよね。それがなければ、人間、どこにも旅立てないのだろうし。私もいまだにあるさ、届きたい場所。金や名誉じゃなくね。