手をつないで

学童保育のキャンプを終えて帰ってきた7歳男児。さすがにクタクタで、リビングで遊んでいるうちに昼寝してしまい、そのまま3時間ほど熟睡。そのあと夕方からはキャンプの打ち上げがあるので参加しなければいけなかったのだけど（オット副会長だしね）、その前に、近所の公園でやっている夏祭りに7歳も行きたいと言うので、ちょっとだけ足を運んでみることにする。

いまだ甘えんぼうの7歳は、当然のようにハハの手をぎゅっと握って歩くのだけど、キャンプで日灼けしたその横顔には今までにない精悍さも漂っているような…。もはやコピックのE02で肌色を塗っている場合ではない。珍しく無口なのも手伝って（ただ寝起きでキゲンが悪いだけなんだけど）、7歳が見せる大人っぽさに、ハハ、ちょっとドキドキする。こうやって手をつないで歩いてくれるのも、いつまでなのかな。

お祭り会場では、特にめぼしい出店がなくて、7歳は50円を払って一回だけくじを引き、商品とされるパンダの小さなマスコットを納得いかない表情で受け取っていた。


パンダのマスコット。少々邪悪な目つきか。

羞恥心もしくはピカチュウ

7歳男児（小2）が通う学童保育の、父母会主催のキャンプというのが、毎年夏休み入りたての時期にある。今年父母会副会長であるオットは、自らお父さん有志を募って「羞恥心」を振り付きで踊るという企画を立てて、お父さんばかりでひそかに集まっては猛特訓。

で、盛り上げついでに髪の毛も染めるといって、染めてきた…。ま、いいですけど。自営業のメリットなんて、こんなこと自由にできるぐらいしかないしね…。知り合いの美容師さんに「今は一部だけのほうが流行りですよ」とすすめられたとおりに、横から後ろにかけてしゅっと。なんか、ピカチュウのしっぽみたいです。

7歳は、この髪を見たとき「パパ、どうしたの？」とヘンな顔をしていたけれど、あとはふつうに、いっしょにキャンプに出かけました。

ふあんとあんしん

ハハは、タイトルに「涙の」とか「感動の」とか入ってるテレビ番組は好きじゃないのでまず見ないのだが、昨日はふと見たときすでに、テレビ上でその涙で感動なやつをやっちゃってたのだ…。番組の中のいちコーナーだったので、不意打ちされ防ぎきれず。感動の実話本とかいう紹介をしてて、闘病の末亡くなってしまった子どもや親の話をしていた。

で、そのテレビを見ていた7歳、語られている話（不治の病とか死とか親子の別れとか）の重さに顔がどんどん曇ってきちゃって、途中で弱々しく「ねえチャンネル替えようよー…」と9歳姉にお願いするも受け入れられず。結局そのコーナーを全部見るはめになり、終わってから私に「ねえ、ママ…。人間は、死なないようにはできないの…？」と聞いてきた。不安になっちゃったんだね。うーん、死なないようにはできないけど、その時期もいろいろだけど、今は大丈夫だよ…と、7歳の手をぎゅっと握る。

ちなみに7歳は、ケンカとか争いとか、あらゆる緊迫感のあるシーンをテレビで見るのがすごく苦手（笑）。警察が犯人を追いかける実録映像とか、インパラがライオンから逃げまどうシーンとか、軒並みダメ。あと、暗くて人気のないところを探検するようなのもダメ。じつに弱っちい…とも言えるけど、親バカなハハとしては、とても平和的で心のやさしい子だなーと思うのだ。

O&G

O&G。みなさんは大丈夫でしょうか、O&G？　いや、何のことはない、嘔吐（O）と下痢（G）のことですが…。

先週末からこのかた、わが家の子どもたちがこのO&Gに見舞われて大変な思いしました…。はじまりは先週の土曜日。この日ハハは用事（というかライブだが…）があって、実家のおじいちゃん（ハハの父）に子どもたちの面倒見るためうちに来てもらってたのだけれど、帰宅すると、なんと「７歳が夕飯の前に吐いた」と。よりによってこんなときにぃ～…。（っていうか7歳は、0歳児のときから、ハハがライブに行くというと狙ったように熱を出したり風邪を引いたりするのだ…。いやがらせ？）　次の日曜日も朝からいきなり吐いて「きもちわるい～…（泣）」とげっそり。この日は毎年楽しみにしている友人の農家宅での「枝豆の会」があったのだけど、7歳とハハはやむなく家でお留守番。しょぼーん。

驚異的な快復力で、7歳は月曜の朝にはけろっと治ったものの、入れ替わるようにこんどは9歳姉が「お腹が痛ーい（泣）」。しかたなく学校は休ませる。ヨーグルトなら食べられるかもと聞いてはヨーグルトを買いに行き、春雨スープはどうかと思いついてはスーパーに行き、ちゃおの8月号を読みたいとせがまれては本屋に走り、医者に行くのはいやだと言い張ったけどやっぱ行くと診察受付時間ギリギリに言われては夕闇の中を二人連れてバスに乗り…、ハハ、またしても下僕のような日々。トホホ…。

ほぼ軟禁状態で（←ハハが）4日間ほど過ごしましたが、なんとか、明日には9歳も学校行けそうかな～。がしかーし、学校の給食は今日で最後だったので（9歳は「最終日のお楽しみ給食の“セレクトドリンク”が飲めなかった」と悔しがっていた…）、明日からは7歳のお弁当（学童保育用）と9歳のお昼を用意しなくては…。考えてみりゃ母という職業自体が軟禁状態みたいなもんだな…。

とりあえず明日作る夏休み前一発めのお弁当は、7歳のリクエストでミートボールとうずらの卵に決定～。

しくしく

このあいだの日曜日、ハハは用事（というかライブだが…）があって家を空けたのだ。そのときのこと。夕飯時に7歳男児が「ママは何時ごろ帰ってくるの？」と聞いてきたのに対し、オットが「ママは帰ってこないよ。＊＊が悪い子だからもう帰ってこないんだって」とふざけて言ったら、それを聞いた7歳はすごく悲しくなって、カレー食べながらしくしく泣き出しちゃったらしい。「ね、カワイイでしょ？」と報告するオットであったが、カワイイとかいう以前に、子ども、泣かすなー！（￣▽￣;）　しかも超印象わりぃー嘘…。 (￣ェ￣;)

落とし物王

今週は、小学校の保護者会週間で学校にたびたび行かなくてはならない。昨日、まず2年男児のほうに出席。夏休みの諸注意などを聞いたりして保護者会はつつがなく進行。そして最後に担任の先生から、「落とし物が大変増えてます！職員室前の落とし物コーナーにお子さんのものがないかどうか、見ていってください！」との呼びかけがある。落とし物王（うちの7歳）の親となれば、見ないで帰るわけに行くまい…。で、落とし物コーナーに赴いたら、そこには果たして、明らかにうちの7歳の持ち物であるTシャツが。しかも2枚も…。全校生徒の落とし物が集まるこの場所に洋服なんて大物何枚かしかないのに、どうしてそのうち2枚がうちのなんだ…。しかも、Tシャツ、気付けよ！　と思いながら、洋服着て帰らなかった日が2日もあったのか…？そのことに気付かなかったハハの自分にも、かなりあきれる…。