子めくりかれんだー。

子のことを書いたり描いたり書かなかったり。

おやじギャグカルタ

2005-10-30 | 
7歳の娘が今、小学生のご多分にもれず「かいけつゾロリ」ブームだ。毎日、学校の図書室からボロボロのかいけつゾロリシリーズを借りてきては、ダイニングのテーブルでじっと読んでいる。そんなある日、7歳と本屋に行ったとき、目についてしまったのが「かいけつゾロリのおやじギャグカルタ」だ。娘というよりむしろハハの私が欲しくなってしまい、購入。これが、実にくだらなくバカバカしく、最高。4歳児もすっかり気に入ってしまい、自ら読み手を買って出る。今では絵札を見ただけで、おやじギャグを全部そらで言えるほど…。ちなみにハハの好きな読み札は『和食こぼしてわーショック』っていうのと、『歩道でひらめきなるほどう』っての。あーバカバカしくていい!
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オシゴトは敵

2005-10-24 | 
一般的な現代人の100倍ぐらいは「ヒマ」とか「ムダ」とか「無為」とか「無益」という言葉が好きなハハなので、もちろん実生活もダラダラしているのだが、たま~に、時空の歪みか何かのせいで(たぶんそう)、忙しくなっちゃうことがある。そうすると、仕方なく夜寝ないで仕事したりするわけなんだけど、ここに、立ちはだかる壁が。そう、4歳児。この世界の誰よりもハハを愛している4歳児は(まだまだ世界が狭いねぃ…)、夜、ハハといっしょのふとんにもぐりこんで寝るのを何よりの楽しみとしていて、それがかなわないと知ったときの落胆ぶりったらない。「ゴメンネー、ママ今日仕事だからさ、いっしょに寝られないや。」「えーやだよー。」「パパと先に寝てて。」「やだ。ここで待ってる。」「いや、待ってても終わんないよ…。」あげくの果てには「ねー今日オシゴトしないでー」と懇願だ。しないでって言われても…。しないと終わらないんですってば…。食い下がっても無理と悟ると、がっくりうなだれてパパのふとんに向かう4歳児。あの~、一応パパもあんたの親なんだからそんなにしょんぼりしないように!でも、今晩はいっしょに寝ようね。
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初めてのおつかい

2005-10-06 | 
少し前のことだけれど、夕飯のグラタンのためのホワイトソースを作ろうと冷蔵庫を開けたら、なんと、牛乳が無い。私の作るホワイトソースは、電子レンジ使用の短時間超やっつけ製法なので、作り始めるのもギリギリで、その日も「すぐ」作り始めないと間に合わないぐらい。もうマカロニゆでるお湯も火にかけちゃってるしなあ…。と、そこで、7歳の娘に初めて、ひとりで買い物を頼んでみることに。「ねえ、コンビニで牛乳買ってきてくれない?」ごろんと寝っころがってた7歳はとたんに目を輝かせて、「うん、いいよ!」 この年ごろの子どもにとって「親に頼まれる」とか「ひとりで行く」っていうのは、キラキラ輝く、オトナへの階段に思えるんだろうなあ。ハハとしては心配も尽きないのだが、コンビニまでは歩道だけで行けるし、牛乳なら迷うこともないだろうし、ということで、ビニール袋に入れた300円を持たせて送り出す。…5分ほどして、7歳、無事帰還。ビニール袋にお釣りを入れて、高いほうの牛乳ぶら下げて。たったそれだけなんだけど、なんだか娘以上にハハの私が、階段をひとつ昇ったような気がしたデキゴトだった。
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もーずくぜっとう

2005-10-06 | 
その、運動会で年中組がやったおゆうぎはポケモンの主題歌にのせて演じられたのだけれど、1カ月近くさんざん練習していただけあって、4歳児もそらでその歌を歌える。ただ、耳で聞いたそのままで覚えてるから、歌詞がメチャクチャ。


ゆうきりんりん げんきはつらつ きょうみしんしん いーきよーよー

せーんぷひっしょう ゆーだいたいぺき やるきまんまん てーきごーごー

ここんとーざい きーそうてんかい もーずくぜっとう わーきあいあい

よゆうしゃっしゃっ さーきばんせー げんきおーへー しょーしかんせー


四文字熟語を連呼する歌詞なので、だいたいは想像がつくのだけれど…「ゆーだいたいぺき」って何?「もーずくぜっとう」って?「てーきごうごう」って?…正解は、以下。

『勇気凛々 元気はつらつ 興味津々 意気揚々
先手必勝 油断大敵 やる気満々 意気投合
古今東西 奇想天外 抱腹絶倒 和気あいあい
余裕綽々 大器晩成 臨機応変 初志貫徹』


「ゆーだいたいぺき」=「油断大敵」、「もーずくぜっとう」=「抱腹絶倒」、「てーきごうごう」=「意気投合」、であったか…。まあ、そう聞こえないこともないが…。この、四文字熟語にはさまれた部分の歌もまたすごい。


なんたかなーなー うみのみごおんごー みなもしじゅんに しずむゆうひの

だぶるばんとーって おえるあした まいはちでんしゃー とばしてすすもう

わくわくしたいな ぼくらのゆめは けしててむだない

あたらしいまちで ときなくなかま さがしているんだぞー


…いきなり「なんたかなーなー」って、ワカラナイ単語が出てくる…。「まいはちでんしゃ」ってどんな電車?「けしててむだない」って、「決して無駄ない」?正解は以下。

『はるか彼方 海の向こうの ミナモシティに 沈む夕日よ
ダブルバトルで 燃える明日 マッハ自転車 飛ばして進もう
ワクワクしたいな 僕らの夢は 決して眠らない
新しい町で ときめく仲間 探していくんだよ』


…「なんたかなーなー」って、「はるか彼方」かよ!「まいはちでんしゃ」は「マッハ自転車」か…。いやこれだけデタラメな歌詞を、疑問ひとつ感じずに堂々と歌う4歳児、むしろ尊敬します…。
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終わりのことば

2005-10-01 | 
4歳児が運動会の「終わりのことば」を、前に出て言うということを知ったのは、つい3日ぐらい前だった。本人からじゃなく先生から。そういう大事なことは全然報告しないんだよな、4歳児…。大事だと思ってないんだろうけど…。しかし大丈夫なのか? 誰が選んだのか、よりによって4歳児を?でも親の心配をよそに、お友だち3人と並んで、たどたどしくもセリフを引っ張り出し、最後に早口で自分の名前をまくし立てて、事なきを得ていた…。じーん。親の考える「できないんじゃないか?」を少しずつ蹴飛ばしながら、子どもは成長していくのだな。
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フォークダンス

2005-10-01 | 
運動会の最後には、毎年恒例、子どもと親のフォークダンスがある。これがなんだか、すっごくいいのだ。いや別に、理由も理屈もない。子どもと手を取り合って、フォークダンスを踊る、実にささやかだけれどこれ以上のシアワセって見当たらないんじゃないかって思うぐらい。なんでだろうね。人生と同じで、楽しい時間は過ぎるのが早く、フォークダンスの音楽もすぐに終わっちゃうのがなんともせつないんだけど、そこがまたいい。
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たまごっち社交界

2005-10-01 | 
園の運動会には、「OB・OG」であるところの小学生、つまりうちの7歳の娘も、集まった。小学生種目の綱引きに参加する目的もあるのだけれど、小学校が別々になってしまった友だちと久しぶりに会うその様子は、まさに同窓会。そして1年生の女の子たちは何をするかといえば、首にぶら下げたたまごっちを近付け合って「つうしん」に明け暮れる。あちこちにたまごっち社交の輪。なかなかに現代小学生女子な風景ではある。
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運動会のおゆうぎ

2005-10-01 | 
4歳児の園の運動会。この日を目指して、夏休み明けぐらいからずっと子どもたちはおゆうぎの練習を重ねてきたわけだけれど、なにせ4歳児のクラスは、そもそもメンバーが例年より幼いうえに、とどめにうちの4歳児がいるときたもんだ…。そうそう練習がシャキっといくはずもなく、2週間ぐらい前も、「どうしよー、ママ、きく組さん間に合わないかもしれない~!」と担任の先生が冗談まじりに言ってたぐらい。だから今日だって別にどんな出来でも驚かないつもりだったのだけれど。えっ、4歳児も含めて、それなりに形になってる…!それだけで感動。ま、ふだんのきく組さんを知らない人が見たら首をかしげるような出来ばえではあっても、相対評価なんてしないのが親バカのイイとこだ。そして、子以上に、忍耐強く子どもたちをここまで導いた担任の先生、グレイト。
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