子めくりかれんだー。

子のことを書いたり描いたり書かなかったり。

バイバイ

2005-03-31 | 
保育園とはありがたいもので卒園式の後も31日までは年長さんたちの保育を行ってくれる。だから今日31日が本当にほんとの最後の日だ。お迎えのハハたちは名残惜しくてなかなか園庭を去ることができず「早かったねー」だの「とうとう小学生かあ」だの言い合いながら子どもたちを眺めている。当の子どもたち同士は別れを惜しむでもなく、いつもどおりサッカーボールを蹴ったりブランコをこいだり。やっとハハたちが自転車を門のほうへ向けると、6歳児は大きな声で「ひでちゃんバイバーイ!まあちゃんバイバーイ!」と、昨日と同じようにそして明日も続くかように、朗らかに手を振っていた。うん、「バイバイ」という以上に重い意味の別れなんて、まだキミたちの中にはないんだものね。
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カブトやまっす

2005-03-30 | 
みなさんは(って誰に言ってるんだ)、「むしまるQ」をご存知だろうか?昔は「むしむしQ」だったり今は「ぴりっとQ」だったりしながら、長いことNHK教育テレビで放映している、動物や虫に関する子ども向けクイズ番組だ。これがまたなかなかブッ飛んだつくりの番組で、(だいたいが最近の教育テレビの子ども向けソフトは、ヘタな民放のプログラムよりよほどアグレッシブでブッ飛んでるのだが、)ヘタウマCGによる個性的なキャラもすごいし、それを演ずる声優さんの芸もまた見事なものだ。その「むしまるQ」の本がわが家に数冊あるので、ハハがいちど声優のように読み聞かせしてやった。「(※カン高い声で)こんにちは、うららで~す!クイズができるおまじない、ぱぴっちょぱぴぱぴ~!」「(※ドスのきいた声で)どすこいどすこい!カブトやまっす!クイズいっぱつ、ぶちかますっす!」…子どもたちに大ウケしたのはよいのだが、その後毎日「ママ、カブトやまやってー」とねだられ大変です。トホホ、親の仕事っていろいろあるなあ。
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先生はデッドヘッズ?

2005-03-29 | 
園に子どもたちを迎えに行く。ギリギリなのでこちらは慌てているというのに、4歳児はこの段になって「あ、うんちうんち!」とトイレへ。もっと前に済ませておいてくれー。でも担任の若くて美人のまなみ先生はイヤな顔ひとつせずに、戻ってきた4歳児と「うんちできたの、スゴーイ!」とハイタッチなんかしてくれている。いいねー、うんちしただけで美しい女性の惜しみない賞賛をもらえるなんて。…とこの微笑ましい光景を眺めていたハハの視線は、次の瞬間、先生に釘付けだ。先生、デデデデッドベアーのトレーナー着てるぅー…。まあたぶん、ただのデザインモノとして着ているんだろうとは思うけれど、実はすごいデッドヘッズだったりしたらどうしよう。「おかあさん、ボブ・ウィアー好きなんですか?あー、カッコイイですよねー。でも私はやっぱガルシアのギターかなー。」なんて。まなみ先生大好きな4歳児、恋敵がジェリー・ガルシアなんてことになると大変だ。トイレの次はギターを習得しないと。
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キケンな買い物

2005-03-28 | 
デジタルカメラが壊れたので、購入しに電器店へ行く。が、イマイチ決め手に欠けるところに、「そういえばドンキホーテの広告に安いデジカメ載ってたよ」ということになり、急きょドンキへ移動。ここへは、4歳児を連れてきた記憶がない。というのも、とにかくじっとしていることのない4歳児を連れてこの樹海のような店内で買い物をするのは、至難の技だから。でも今日は仕方がない。入る前に、「買い物は可能な限り短時間で」「非常時にはハハが4歳児、チチが6歳児を抱えて出口へ」の二点を確認し、いざ店内へ。しかし親の思惑とはウラハラに、4歳児は押し寄せんばかりの商品群に大コーフン、いきなり走り出そうとしている。「そっち行かなーい!」「お菓子は今日は買わなーい!」「おもちゃは元のところに戻すー!」…安いデジカメは手に入ったものの、いつにも増して疲れた買い物であった。
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添い寝の申し込み

2005-03-27 | 
最近4歳児はぬいぐるみといっしょに寝るのがお気に入りだ。特に一番ちっこいヤツにシンパシーを感じるのか、ぐーチョコランタンの中ではズズを、テレタビーズの中ではポーを選ぶ。そして律儀に、それぞれに向かって「きょういっしょにねよう」と申し込むのだ。仕方ないのでハハが声色を変えて「いいよ」と答えてやる。ぬいぐるみ(役のハハ)から応答がないと、4歳児は何度でも申し込みを繰り返す。そして無事に約束を取り付けると、夜、いそいそとふたりを連れてふとんにもぐりこみ、シアワセそうに眠りについている。
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さほんかい

2005-03-26 | 
卒園式の夜には、近くの会館で謝恩会が催された。壇上で言葉を述べたり先生方にビールをついだり歌を歌ったりと、何かと忙しい親と卒園児をよそに、4歳児はひたすら食う食う。さらに最後のほうでは普通に食べるのに飽きてしまったのか、テーブルの下に寝っころがってメロンを食していた。おいっ。

4歳児にとっては快適な体験だったらしく、次の日になってもまだ「さほんかい(謝恩会)行く~」とのたまっていた。そりゃー何度でも行きたいだろうけど、そんなに頻繁にあるものじゃないのだよ。だいたいキミに謝恩してるわけでもないし。
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卒園式

2005-03-25 | 
とうとうこの日が来た、6歳児の卒園式。ただでさえ歳をとって涙もろくなる一方のハハなので、もうこの日はかなりヤバいのが朝からわかっている。保育士の先生たちが揃いも揃って美人なだけでなく、とてもよくしてくれる園なので、ここを去る寂しさもひとしおだ。しかし、そんな親たちのココロをよそに、子どもたちは「きゃ~今日本番だねー」「どうしよーきんちょうしちゃう~」なんて、キャーキャーはしゃいでいる。

式では、卒園児が一人ひとり呼ばれて園長から卒業証書を授与されたあと、それぞれの親が進み出て子からそれを受け取る、という流れ。ニコニコと証書を向ける6歳児の姿に、ハハ、感極まる。

大学の「卒業式」そして新卒で入った会社の「入社式」以来、これといった区切り目のない時間を過ごしていた私に、この先またありとあらゆる「式」が巡ってくる。子どもが連れてくる「節目」が、大人の平らな時間に新鮮さを与えてくれるのも、子育ての恵みのひとつ、なのかも。卒園、おめでとう。
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6歳児のマンガ

2005-03-22 | 
6歳児は絵を描くのが好きで、ちょっとの間があると、お風呂上りのハダカのままでも、テーブルでペンを走らせていたりする。いいんだか悪いんだか。そんな6歳児が描いたマンガ。主人公は最近はやりのキャラ「シナモン」ですね。判読できない部分多々あるけれど。
①じゃーん
②「すごーい、しなもんがつくったの」「うん、みるくといっしょに(?)」
③「ばぶー」
④「おかわり」
⑤「おいしい」
⑥「よかったーみんなよろこ(んで?)」
マンガらしくコマ割までしてあるよ…。まあハハがいい歳していまだにコマ割イラスト描いてるような人間だからな。この親にしてこの子ありというべきか…。
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お墓参り

2005-03-21 | 
おじーちゃんとハハと子どもたちで、お墓参りに出かけた。電車に乗れるので4歳児は大コーフンだ。お寺に着くと今度は墓石のあいだを縫って楽しそうに走り回っている。こら静かにしなさい。たしかに迷路みたいでおもしろいけど。4歳児に「♪のの様に~♪ってするんだよ」と教えると、園の行事でするように(二人の通う園は仏教系なので)、神妙に手を合わせていた。そしてそのすぐあと「お菓子食べゆ~」。昨年の秋お参りに来たときに、本堂の前でお菓子がふるまわれていたことをしっかり覚えていたのだ。目的のアメやチョコレートをほおばって満足そうな4歳児。ご先祖さま、こんな子孫ですがどうぞ温かく見守ってください。
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家づくり

2005-03-20 | 
6歳児と4歳児がケンカしている。「こっちにする~」「ダメ!それ動かさないでよ!」大きなブロックで家を作るのに意見が衝突したらしい。どうしてそんなことでケンカになるかねえ…と思うけれど、6年と4年の人生を生きてきた中で、それぞれそれなりに思い描くマイホームというものがあるのだろう。きょうだい仲良く家づくりしないと狼に喰われちゃうよ。
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スネークマシーン

2005-03-18 | 
オットは私より重篤な花粉症患者だ。この季節は相当つらそうで気の毒なのだが、溺れる者はワラをもつかむというのか、なにやら量販店で怪しげな機械を購入してきた。その名も「鼻腔噴霧洗浄器」、要するにこれで機械的に鼻うがいができるらしい。さっそくオットがモーター音を鳴らしながらその機械を試していると、4歳児が寄ってきて怪訝そうな顔で見ている。「パパ、それはなあに?スネークマシーン?」…スネークマシーン、って…。どこからその名称が出てくるんだ…。オットが洗浄に集中していて答えを返さずにいると、4歳児はそれでよいと思ったようで、6歳児にも「スネークマシーンだって」と名称を教えていた。
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お風呂でなぞなぞ

2005-03-17 | 
お風呂にて。「ねーねーママ、なぞなぞやろう。」「いいよ。」「じゃあねー、あかくてー、あまくてー、いちごのー、クリームかけてたべるのは、なーんだ。」またそれですね…。6歳児が冷静に「それ答え言ってるじゃん」とツッコんでいた。
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おしゃれしたいハハ

2005-03-16 | 
3月も中旬になって、さすがに東京も暖かくなってきた。こうなるとハハもおしゃれしたくなる。うーん、例えばスポーツテイストのジャージをかわいく着こなすなんていいなあ。ザ・コレクターズの新譜の中ジャケで、ギタリストの古市コータローさん(40歳よ!)がジャージ着てて、すっげーキマッててカッコイイのだ。でもなあ。私がやると、体育会系女子に見えればまだいいほうで、まあママさんバレーという印象になるのが妥当だろう…。容姿・体型・年齢のトリプルバインドの中でおしゃれをするのは容易ではないのだ。あ、金銭も入れれば四重苦か、トホホ。
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最近の斬新×2

2005-03-15 | 
その1
私はモスバーガーに行くとほぼ100%「テリヤキチキンバーガー」を注文する女だ。がしかし、このあいだ子連れで買いに行ったとき、走り回る4歳児に気を取られてついふらふらと「菜摘テリヤキチキンください」と言ってしまったのだ。「菜摘っていうぐらいだから、普通のよりレタスが多めなのかなー」ぐらいに考えたのだが、モスバーガーのやることはそれを超えていた。帰宅して食べてみたら、「レタスが多め」どころか、「レタスしかない」!パンフレットの説明を見たら『パンの代わりにレタスを使用しました。』と明るく言い放たれている。パンの代わりに…。いや斬新だ。レタスの中に鶏肉がはさまった食べ物。

その2
よく北海道に行く知人が、いつもお土産にロイズの生チョコを買ってきてくれる。これ大好きー。がしかし、このあいだは目先を変えようと思ったのか、同じメーカーの別の商品を買ってきてくれたのだ。その名も「ポテトチップチョコレート」。ギザギザの厚めのポテトチップに、ミルクチョコレートがたっぷりかかっているのだ。うむむ…。しょっぱさと甘さの妙なハーモニー。いや斬新だ。頂きものですから文句は言いませんが。残りがまだ冷蔵庫に入ってる。

でも、常に新天地を開拓しようというその意気やよし。「現状維持」という後ろ向きな考えの中に維持はなく、トライアル&エラーを繰り返す勇気のある者だけがやっとこさ、永続という文字をつかめるのだ。たぶん、ね。
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八百屋でフリーフード

2005-03-14 | 
4歳児は八百屋に行くのが好きだ。なぜなら、うちのよく利用するその八百屋には、試食用の果物がいっぱい並べてあるから。4歳児は、そこにあるものは好きに食べていいと理解していて(間違っちゃいないんだけど)、行くのをとても楽しみにしている。昨日もそうだ。八百屋に着くやいなやまずリンゴ、次はいちご、さらにみかん、とどんどん口に入れている。まあここで買い物もするわけだし…と、いつもは大目に見ているのだが、昨日はちょうど向かいのスーパーの前で選挙演説をやっていて、しかも党首クラスの人が応援演説に来ていたらしく、一帯がものすごい人だかり。衆人環視の中、遠慮なく試食を続ける4歳児…。さすがに恥ずかしく、そのまま置いて帰ろうかと思ったハハだ。
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