子めくりかれんだー。

子のことを書いたり描いたり書かなかったり。

みそみそと

2004-12-29 | 
カルタの「み」の読み札がなくなっていたので、予備の札に私が「み」の字を書いてやったら、その後6歳児が勝手に、絵と文章を書き足していた。穴から顔を出すミミズの絵もいいが、文章も中々味がある。「みそみそとあるいてこんにちわ」。みそみそというのは、音符の♪ミソミソということらしい。ミソミソと歩くのか。
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ブルーベリーの目眩

2004-12-28 | 
ついこのあいだまで「ゆうくんとケッコンする」と決めていた6歳児だが、最近になって「やっぱりね、ヒデちゃんとケッコンすることにした」とのこと。さすがオンナは心変わりが早い。そのヒデちゃんと、園帰りに寄ったスーパーで会った。「きゃーヒデちゃーん!」と彼の腕に飛びつく6歳児。そんなに愛情表現ストレートでいいのか。しかもヒデちゃんたら、食べていたブルーベリーアイスクリームをスプーンでひとすくいして「食べる?」なんて。「うん!」と6歳児、ペロリ、だって。あーなによ、それ。ベリー系のアイスクリームを2人で食べるっていうそのシチュエーション、ハハ的にはかなりヤバイとこ突かれる。クラクラ…。と、ハハが勝手に甘い目眩を起こしている傍らで、ヒデちゃんはうちのしょーがないハナたらし3歳児にも「はい」とひと口くれていた。ありがとね。
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聖なる朝に肉まん届く

2004-12-25 | 
サンタさんは、ちゃんと3歳児と6歳児のお願いを耳にしていたようだ。朝起きると、枕元にはプレゼントの袋が2つ。それから、肉まん16個。内部情報によると、サンタは駅前の中村屋で、6個と6個と4個に詰めてもらったらしい。ご苦労なことでした。プレゼントのほうは、3歳児にトミカの立体マップと新幹線の本、6歳児にリカちゃんハウスとなぞなぞの本。「箱」モノはやはりうれしいらしく、3歳児は早速マップ上でミニカーを走らせ、6歳児はハウスのふかふかソファに手持ちの人形を座らせている。添付の説明によると、このリカちゃんハウスは、通称「L1型ハウス」と呼ばれる、1968年発売の初代と同じ型のもの。閉じるとバッグになるやつ。「あーこれ持ってたー。懐かし~。」というハハサンタのレトロスペクティブな指向によりプレゼントに決定したのだ。そして6歳児は自らに与うるる聖なる恵みをチチとハハと弟にも分け与えてくれ、朝から肉まんふかして食べる家族でした。
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サンタさんへのお願いは

2004-12-24 | 
クリスマスにサンタさんから欲しいものは何かと尋ねると、3歳児は「のぞみごひゃっけい。」とか「レーシングカー。」とか「さいがいたいさくしゃ。」とか、そのたび言うことが違うのだけれど、要するに車輪かタイヤがついているものであれば満足なようだ。そして6歳児はというと、「肉まん16個。」…ふだんは平均的6歳児より大人っぽい6歳児なのだが、ときどきヘンなことを言うのだよな。サンタさんが訪れるのは今夜の予定だけれど、サンタさんをひと目見たい誘惑と闘って、きみたちは早く寝られるかな。そしてサンタさんは、肉まん…持ってきてくれるかな。
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ハハと子、馬を走らす

2004-12-23 | 
祝日のハハと子、今日は「けいばじょうの公園」へ。馬の走る日ではないので、東門入ってすぐの公園だけ開放されている。久しぶりに足を踏み入れたら、この場所が大がかりな改修に入っていて、小さなクレーン車やトラックたちが、新たな遊具を設置しているところだった。しみじみ資金潤沢な中央競馬会。

3歳児が「オシッコー」と言うので、競馬博物館内へ。以前までは回転ドアだったのがいつのまにか左右開きの自動ドアになっている。トイレを終えた3歳児&6歳児が目新しい部屋の目新しいディスプレイ画面にクギづけになっていると、いつのまにかキレイなお姉さんが部屋の隅に立っていて「それでは、レーシングシミュレーションの時間です。」と高らかに宣言する。そこは、レース体験のできるアトラクションで、ちょうど何度目かの実施時刻だったのだ。成り行きでいつのまにかレースに参加することになってしまったハハと子。私たちが座っていたのは7番の席で、割り当てられた馬は、追い込みタイプの「ティータイム」。いかにも走る気のなさそうな名前の馬だ。目の前のテーブルの、「走る」と「ムチ」のパットを叩き分けて馬を走らすのだが、「走る」パットの叩き方が甘い子どもたちと、間違えて早くに「ムチ」を使い切ってしまったハハの組み合わせで、あえなく8頭中7着の惨敗。トホホ。まあ、所詮ティータイムだからな。「手が痛い…」と6歳児。それはすまないことをした。

帰り、「けいおーせんのマック!」と執拗に主張する3歳児を説き伏せて、モスでハンバーガーを買う。だって飽きちゃったんだもん、マック。そういう問題じゃないか。ないな。
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子の選択

2004-12-22 | 
先日はピンクのトレーナーを気に入って着ていた3歳児、今朝もまたお姉ちゃん用お下がりの段ボールを引っかき回して洋服を選んでいた。今日はグレーのジャンパースカート。「これ着ゆー。」「うーん、でもこれ女の子の着るものだよ。」「これ着ゆのーっ。」「うーん…じゃあ、あっちのセーターにしよっか」などと、何とか3歳児の気をジャンパースカートから逸らそうとするハハ。

親として、子どもが本気で決めたことなら、「おふくろに紹介するよ、オレのカレシ。」であろうと「新宿二丁目で働くことにするわ。」であろうと動じずに受け止めたいと常々思っているのだが、スカート程度でうろたえているようでは、全然修行が足りないな…。
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3歳児、ずぶぬれになる

2004-12-19 | 
林家ぺーばりのピンクのトレーナーを着て意気揚々と遊んでいた3歳児。すぐどっかに行っちゃって姿が見えなくなるのはいつものことだ。私はときどき、遠くの木立のあいだにちらりと見えるピンク色で、3歳児の存在を目視確認。遊んでいるうち、6歳児が勢いあまって川に片足突っ込んで濡らしてしまったので、「家に帰らなくちゃね」と3歳児を探すと、グッドタイミングで3歳児が戻ってきた。6歳児よりもっと切実に家に帰らなくちゃいけない状態で…。下半身ずぶぬれ&靴ナシ。靴はどうしたのと聞いても、3歳児は半ベソで「新しい靴買う~」と言うだけ。川に落ちかけて靴が流れてしまったのか、落ちた靴を拾おうとずぶぬれになったのかは定かでないのだけど、まあともかくおぼれないだけよかった。新しい靴は買えるけど新しい3歳児は売ってないからね。

「公園の帰りにいなげやに寄って帰ろうね」と約束していたのだけれど、靴ナシの子を連れて買い物するわけもいかず、当然直帰。3歳児はそれが不満だったらしく帰宅してから夜までずっと「いなげや行く~~~」と恨みがましそうに訴えていた。
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消防車×18台!

2004-12-19 | 
いつもの日曜。ハハと3歳児&6歳児は、いつものようにぽっぽ公園へ。ところがこの日、ぽっぽ公園はいつもと違っていた。なななんと3歳児の愛してやまない「消防車」が、広場にずらーっと一列に並んでいたのだ!その数18台!「ポンプしゃ、いっぱーい!」とコーフンぎみの3歳児。出初式のリハーサルのために、市内の第1から第18分団までの消防車が一同に集まっていたらしい。そのうち、「第○分団~、団長△△△△~」と一台ずつ拡声器で呼ばれながら、象の行列のように厳かに消防車が行進し始める。団員もみなパリッとした制服に白手袋だ。意外に見物客が少ないので(リハーサルだからね)、団員がこぞって車の中から3歳児に手を振ってくれる。が、車自体に心をとらわれている3歳児は無反応。コラきちんと挨拶しなさい。仕方がないので代わりに私が手を振り返す。

私の友だちにも消防団員をやっている人がいるけれど、夜の訓練や休日の催しや講習会や、もちろん深夜の出動もあって、プライベートの時間を大きく割かなければならず本当に大変そうだ。私自身はまともな職業からはほど遠い人生だけれど、消防とか警察とか教師とか、まっとうであるべきとされる仕事は、やはりいつまでもまっとうに子どもに憧れられる立場であってほしいなあ、と勝手に思う。

それはともかく3歳児、消防車にクギづけになるのはいいが、前日おねえちゃんのところに来たおさがりのピンクのトレーナーが気に入ってしまい、今朝はどうしてもこれを着るといってきかない。その姿はちょっと林家ペーのようであった。
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「おっぱい落ちてる。」

2004-12-18 | 
この不可解な3歳児の言葉は何か。彼の目の前に落ちてるのは何の変哲もないクッションだが。3歳児がまだ乳児だったころ、毎日私の母乳を飲んでいたわけだが、昼夜を問わず3時間おきに巡ってくるその授乳の際に私が必ずやることといったら、眠い目をこすりながら、あぐらをかいた足のどちらかに高さ調節のためのクッションをはさむことだった。上の娘のときは10カ月でパッタリ母乳を飲まなくなったにもかかわらず、3歳児のほうはいつまでも寝る前の授乳が断ち切れず、1歳半を過ぎても「ママ、おっぱい~」と、その儀式に欠かせない(と、彼が思っている)クッションを持って私のところに来たものだ。さすがに3歳の今は卒業したけれど、彼にとってはいまだに「クッション=おっぱい」らしい。オットが「これなあに?」とあらためてクッションの名称を問うと、「おっぱい。」と堂々と答えていた…。
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九段までのロング&ワインディングな道

2004-12-13 | 
行ってまいりました~、カーネーション@九段会館!あーほんと行ってよかった。感涙。その辺のコワレ具合はこの辺に記しておくとして。行く前は案の定大さわぎ。何せふだんめったに化粧もイイカッコもしない私が「23区内お出かけバージョン」に変身しなきゃいけないわけだから時間がかかる。かかる割には大して変身できないんだけど。まあともかくも、そのすぐボロが出る三流探偵並みの化粧を施したのち、着替え。ふふふ、一目惚れして買っちまったシルクのNewスカートだもんね~。って私の歳でソレは絶対マズイだろうっていうデザインなんだけど。一応テーマは「ロック」なんで。どこがだ。この変身のあいだにも3歳児&6歳児はハハの都合おかまいなし。「ママー麦茶飲むー。」「ねーボールハウスで遊びたい。出していい?」「ビデオ見ゆー。」「ママ、ウンチ出たー。ふいてー。」さらには6歳児が私のスカートを見るなり「キャーママかわいいー!」はいはいありがとね、でもそのウンチのあとの手でさわんないでねーッ。あたふたと3歳児と6歳児の手を取りバスに乗って一時預かりしてくれる保育所に向かう。みょーに気合の入ったカッコのハハといつもどおりみすぼらしいカッコの子どもたちの取り合わせは傍目に十分怪しかっただろう。

ああでも。ロックの神が住む九段会館で大好きな音を全身浴びて帰宅したハハは、もー動物、植物、地球、3歳児、6歳児、すべてに優しいぜ。聖母のようよ、…2時間ぐらいは。でもこれって大事なことなのだ、その後すぐにいつものハハに戻るとしてもね。
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カレシ決めた?

2004-12-09 | 
6歳児の語いはもうオトナをタジタジさせるに十分だ。最近はカレシという言葉をどこからか仕入れてきて「カレシ、誰にしようかなー。」…あのね。そして6歳児はハハに問う。「ねえ、ママはようちえんのときとかしょうがっこうのとき、カレシ決めた?」決めてねーよ。「じゃあ、だいがくのときは決めた?」あー大学生のときねぇ、ママの場合は片恋とか三角関係とか気持ちのすれ違いとかが多くて、カレシとひとことでくくるにはなかなか人間模様が複雑でね…と思わず6歳児に細かく説明しそうになったが、「うーん決めてたかな」と無難に返答しておく。なんで6歳児の質問に私が狼狽しなくちゃいけないんだ。その後彼女は「ママのカレシはパパだよね」と勝手に納得していた。
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インフルエンザと回転寿司

2004-12-08 | 
家族でインフルエンザの注射を打ちに行く。わが家の冬の行事、4人で1万2千円也。その帰りは注射をがんばったごほうびというのでもないけれど、回転寿司で夕食だ。安上がりなごほうびだが子どもたちが好きなのでしょうがない。特に3歳児は回転寿司が大好きで、車が店方面に向かうだけで「おしゅし食べゆー!かんぴょーまきとかっぱまきー!」と張り切っている。そして宣言どおり数皿を食べたあと「メロン食べゆー」ときた。もうデザートですか。まだ大人は食べてるまっ最中だったので、「じゃあ、メロンくるまで見張ってなよ」と言うとコンベアをしかと凝視。とうとう流れてきて「やったー!メロンメロンー!」とよろこんだのもつかのま、寿司に集中していた大人が取ってやらなかったので、メロンは目の前を通り過ぎてしまった。「ああメロンがー!」と取り乱す彼。また回ってくるから大丈夫だよ。3年の人生経験では、輪廻転生も回転寿司も実感できなくて当然か。
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カーキャリア、ゲット

2004-12-07 | 
その日はとうとうやってきた。そう、3歳児がオムツを手放す替わりに夢にまで見たカーキャリアを手に入れる日が。いずれ誰でもそうなるのが当たり前なのだけれど、「あ、オシッコオシッコ」と言いながら自分でパンツを脱いでトイレへ急ぐ3歳児を目の当たりにするのは、たいそう不思議な感覚。「犬以下」だったのが「犬同様」ぐらいにランクアップだ。というわけで、約束どおり、3歳児は週末にホームセンターでカーキャリアをゲット。よかったね。これが税込698円の割にはよくできたシロモノで、ミニカーは3台付いているし、荷台を本体から取り外すこともレールを傾斜させることもでき、「本体を前に押すとフリクション走行」(説明書より)までするのだ。おじーちゃんやサンタさんから降ってくる高価なプレゼントも良いけれど、自分の力で獲得した698円のカーキャリアは、また格別なのだろう。荷台の上から下へ“緑・赤・紫”という、買った当初のミニカーの配列を正確に整えてから、毎晩一緒に眠りについている。
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にがりダイエット

2004-12-06 | 
ダイエットというのは、人の目にも明らかなぐらいドラスティックに、かつお金をかけてやらなければ効果なんか現れないものだ。「別にダイエットしてるわけじゃないんだけどね」という言い訳に片足つっこんだまま、毎日飲むお茶にポトポトにがりを落としてる程度の逃げ腰ダイエッターには、永遠にアフロディーテは微笑まない。

そんなハハを毎日見ている3歳児には、「にがり」という三文字の入ったボトルが余程魅力的に映るらしく、喉がかわいて麦茶を飲む折「がり入れるー」(アクセントは「に」に付く)と要求。ポトリと一滴落としてやると、じっと水面を覗きこみそれはそれは大事そうに飲んでいる。

そして3歳児にもハハにも、にがりによる変化は現われていない。
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武道館には行けません

2004-12-06 | 
絵本の読み聞かせで覚えたらしいおはなしの一節を、6歳児がつぶやいていた。「シンデレラ、おまえはぶどうかんには行けませんよ。」…正しくは舞踏会だな。似てるけど。

武道にもメジャーなアーティストにも縁がないハハは、武道館にはたった2度しか行ったことがない。一回は去年のキリンジのライブ、もう一回は20年近くも前の、駿台予備校の入学式だ、トホホ。所詮予備校なのに武道館で入学式ってリッパすぎる。志望大学に落ちたくせに駿台の私文1に受かってよろこぶ受験生(私)もどうかと思うけど。ああマロニエ通り、青春の1ページ。
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