サンタさんは、ちゃんと3歳児と6歳児のお願いを耳にしていたようだ。朝起きると、枕元にはプレゼントの袋が2つ。それから、肉まん16個。内部情報によると、サンタは駅前の中村屋で、6個と6個と4個に詰めてもらったらしい。ご苦労なことでした。プレゼントのほうは、3歳児にトミカの立体マップと新幹線の本、6歳児にリカちゃんハウスとなぞなぞの本。「箱」モノはやはりうれしいらしく、3歳児は早速マップ上でミニカーを走らせ、6歳児はハウスのふかふかソファに手持ちの人形を座らせている。添付の説明によると、このリカちゃんハウスは、通称「L1型ハウス」と呼ばれる、1968年発売の初代と同じ型のもの。閉じるとバッグになるやつ。「あーこれ持ってたー。懐かし~。」というハハサンタのレトロスペクティブな指向によりプレゼントに決定したのだ。そして6歳児は自らに与うるる聖なる恵みをチチとハハと弟にも分け与えてくれ、朝から肉まんふかして食べる家族でした。