子めくりかれんだー。

子のことを書いたり描いたり書かなかったり。

泡のごとき夢

2005-01-31 | 
夢を見た。私は誰かに追われて逃げている。シャンプーしながら。それがよく泡立つタイプのシャンプーで、ものすごく大きくてもったりとした泡ができるのだ。で、私は追い手を阻むために、その泡で道路をふさぎながら逃げていた。どんなワザなんだそれ…。
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市営プール

2005-01-30 | 
目先を変えて、今日は近所の室内プールに行ってみた。私の住んでいる自治体は貧乏だが、隣の市は金持ちで、プールや体育館を方々にたくさん持っている、そのひとつ。子ども用の浅いプールがあるのでそこで適当に泳がすことができる。中に入ると、さすが真冬だけあって遊びで来ている人は少ない。子連れのパパでも「バリバリ泳いでるッス!」と言わんばかりのピチピチパンツ+上半身ガッチリタイプが多い。私も子どもが産まれる前ちょっぴりスイミングスクールに通ってたので、一応FILAの競泳用水着なんかを着ているものの、することといえばただ水につかって子どもたちがおぼれないよう見張るだけ。ビート板につかまって果敢に泳ぐ6歳児と、あざらしのように水の中をのっそり進み続ける3歳児、そしてプールの壁にじっとへばりつくナマコのようなハハ。まあこんな日曜日もあっていいか…。
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「ま」のつくものはなんだろう

2005-01-28 | 
3歳児がいつも見ているクリスマスのお話ビデオ。その中で主人公がサンタさんへのお願いを♪「く」のつくものは、なんだろう~、「くま」、「クルマ」、「くつ下」だってあるけれど~、「クレヨン」だったらいいのにな!♪と歌う場面がある。つまりはひらがなを学ぶという教育的効果を期待した歌なんだけど。先日3歳児がそれのマネをして♪「ま」のつくものはなんだろう~♪と歌い出したので、わが子に教育的効果は身についてるのだろうか?と耳をすました。すると続きは♪「マグロ」、「マカロニグラタン」、だってあるけれど~。「カメラ」だったらいいのにな!♪…最初の2つは合ってるけど、最後のそれ、全然「ま」がついてないよ…。それに、「マグロ」ってどこから出てくるんだ…。
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続・クイズというフォーマット

2005-01-27 | 
目には見えないほどであるが、時には後退しているのではないかとも思えるほどであるが、いや、しかしそれでも3歳児は、3歳児なりに日々成長している。たぶん。クイズというフォーマットを獲得の途上であることは以前書いたが、それも、少しは進歩している。湯船にいっしょに沈みながら、3歳児が言う。「ではクイズです。ウンチは、どうして出るんでしょう?」おお、これは3歳児が今お気に入りのからだ探検クイズだな。彼ははりきって選択肢を挙げる。「1ばん、ひげがわるいから。2ばん、あたまがわるいから。3ばん、めがわるいから。」…………。うーん。ハハの9年間の義務教育と7年間の高等教育の総力をもってしてもわからないぜ…。仕方なく「じゃあ…1番、ひげが悪いから、かな…」「ピンポンピンポーン!しぇいかいです!」そうか。そうなんだ。そうなの?
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アニマル柄

2005-01-26 | 
6歳児が3歳ぐらいの頃、ゼブラ柄のトレーナーとスパッツの上下をお下がりでもらった。コシノなんたらというブランドで、買ったらまあまあ高いものだと思うのだけれど、娘が着たがらなかった以上にハハがアニマル柄一般を好まないので、見て見ぬふりをして段ボールに突っ込んでおいた。このあいだ押入れ整理のついでにソレが出てきたので、パジャマ代わりにするならまあいいかと思って3歳児に着せてみたら、ゼブラという「柄」を超え、なんだかシマウマそのものみたいになってしまった。アニマル柄って、いったい何歳までなら学芸会ふうに見えて、何歳からなら「意匠」に見えるんだろうか。女性だったら、その辺が「オンナのコ」と「オンナ」の分かれめかもしれない。…いや待てよ、私など今着ても学芸会にしか見えなそうだな…。
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場末チケット

2005-01-25 | 
チケぴに予約していたライブチケットの引き取り期限が迫っていたので、取りに行く。チケットの端に印字されるのが近所のコンビニの名前だとなんとなくガッカリするので(田舎者だ)、いつもなら繁華街のぴあステーションで引き換えるのだけれど、時間がないので仕方なく近くのコンビニへ。いや別に、どこで引き取るかでチケットの価値が変わるわけじゃないんだけど。今日レジにいたのはやけに化粧の濃い、茶金髪の、場末のスナックのママのような店員さん。「はい」と、場末ママに素のチケットを渡される。いや別に、どんな人に渡してもらうかでチケットの価値が変わるわけじゃないんだけど…。
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体操着とリベラリズム

2005-01-24 | 
午後から、今春6歳児が入学する小学校の説明会があるという。「新1年生ってきっといろいろ買わされるんだろうなー、学校指定体操着だとか上ばき袋だとか」と、予想しつつ学校に出向いた。がしかし、説明聞いてびっくり。ほんとに学校指定のものってないのだ。上ばきも指定がないし、体操着は「上は白の襟なし半袖シャツ、下は紺の短パン」ならよく、カバンに至っては「肩に背負えるもの(例えばランドセル)」だって。ランドセルがただの例えになってるよ。これが最近の趨勢なのか、わが自治体だけのことなのかはよくわからないのだけれど。平民階級の矜持として、「既得権益」とか「談合体質」とかいう四字熟語を激しく嫌う私なので(ただ単にその恩恵に浴せない者のひがみとも言えるが…)、これにはひどく感心した。学校って、最近なんだか非難されてばかりで元気がないけれど、ほめポイントもあるじゃん。体操着の指定がないなんてすげー開放感!ハハはうれしいぜ。ハハが着るわけじゃないが。
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3歳児、食い進む

2005-01-21 | 
また行ってしまった。回転寿司だ。わが家の外食における回転寿司率は9割以上と先日書いたが、訂正しよう、120%に。まあともかくこの日は寿司も順調にコンベアを満たしており、「既にそこにあるものを食う」以上の価値を求めない家族4人は、おおむね満足であった。3歳児が最後のデザートに選んだのはメロン。そもそもメロンが大好物なのだけれど、その食いっぷりは見ていてあっぱれだ。果肉をどんどん食い進み、カブトムシでも残すであろう、皮と呼ぶべき部分までガジガジと歯で削り取り、ペラペラになるまで食べている。まあ、地面に落ちて自分で踏んで粉々になった、ハトでも食べないようなスナック菓子でも拾い集めて食べようとする3歳児だ。こんな飽食の時代に、ある意味貴重な姿とも思える。
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おおブレネリ作戦

2005-01-20 | 
とにかくお風呂ギライな3歳児。バスタイムを何とか楽しくせねばと、ハハは毎日知恵を絞るのに忙しい。最近3歳児にウケているのが名付けて「おおブレネリ作戦」だ。いや名付けてというよりそのままなんだけど。「おおブレネリ」の歌にあわせて♪おっぶれぇねり、あっなぁたの、おっうちはどっこぉー♪とリズミカルに背中をゴシゴシこするのだけれど、サビのところで♪やーーーーっ……、ほーーーーっ……、♪と思い切り速度を落とす(いわゆるフェルマータか)と、まずそれで大ウケ。そのあと、ものすごく大げさに「ハアアアーーーッ」と息継ぎをしてから♪ほーとらんらんらん…と倍速でゴシゴシしてやると、んもー3歳児は激しく大よろこび。作戦は成功だ。

このブレネリ方式の入浴がすっかり気に入った3歳児は、ここのところお風呂に入るたび「ヤホして。」とせがみ、サビの部分にくると「ハーして。」と息継ぎまで要求する。仕方ないので毎回やってあげるわけだけど、毎日ハダカで「やーっ、ほーっ」とか歌ってる女ってどうなんだろう。とほほ…。
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キッス・オブ・ファイア

2005-01-19 | 
3歳児はハハのことをとても愛してくれている。ときどき、愛の表現としてキスをしてくれるのだけれど、その一連の仕草はとても情熱的だ。私の頬を両手で包み、真剣な目でまっすぐにコチラの顔を覗きこんで「ちゅー」と言いながら唇を押しつけてくる。ついでに鼻水もつけてくる。ハハはもーいろんな意味でお手上げだ。子育ては99%、3K(きたない、くさい、くだらない)に満ちた日々だが、こんなキスひとつでその苦労がすべて消え去るような気がしてしまうから私も馬鹿だ。3歳児、既に女ゴコロを手玉に取ってるな。
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大腸往来

2005-01-18 | 
いつも無敵の健康体を誇る私が、珍しく便秘ぎみに。子どもたちの言いなりになって、グラタン、シューマイ、カレーと、絵に描いたようなお子さま食を続けていたのがいけなかったらしい。まあベンピなんて病気の末席にも加われない症状だけれど、何せふだん健康なので主観的に大騒ぎする。夜、まず便秘薬を1包飲みプルーンを3つぐらい食べる。朝、変動がないので便秘薬2包とプルーン5つぐらいを、いつもより多めのにがり水で流し込む。昼は、繊維質たっぷりのシリアルを牛乳で食す。すると。おお、わが大腸にぜん動運動戻りたり!がしかし、いかんせん手当ての度が過ぎたらしく、体調はミドル・オブ・ザ・ロードをさっさと通り過ぎ、こんどは下痢ぎみに。トホホ…。結局夜には正露丸の世話になる私であった。何やってんでしょう。でも朝にはいつもの私に戻っていたぜ。ビバ、大腸の平和!いやマジで。
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ドラえもん

2005-01-17 | 
アニメシリーズ3部作。って私はロックアーティストでしょうか。すみませんもう終わりにしますので。好きなアニメといえば、ハハの場合世代的にもドラえもん抜きには語れない。四次元ポケットという発想のスケール感や、耳のない青色のネコ型ロボットという造形の妙も凄いが、ここ最近しみじみぶっ倒れるのは作者の絵の上手さ、線のキレイさだ。コミックスの時点で既に完璧だものね。背景のブロックべいの描き方や道路のパースペクティブに、いちいち唸ってしまう。やっぱり技術者としての地道な研鑽と技量あっての、世界的な名作の開花なのだよなあなどと、プロジェクトXを見ても滅多に思わないことをこんなところで感じるハハ。そういえば、6歳児が2歳ぐらいのころ、オットがよくドラえもんのふりをして家に電話をかけてきたっけ。娘に「ドラえもんから電話だよ」と取り次ぐと、ものすごく緊張した面持ちで出ていたものだ。なんてこと思い出しながら藤子不二雄風3歳児&6歳児を描いてみる。こりゃただのジャイアン&しずかちゃんだな。
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パワー・パフ・ガールズ

2005-01-16 | 
アニメシリーズ続けます。別にシリーズにすることもないんだけど。ハハが今とても愛しているアニメがパワー・パフ・ガールズだ。いつもは「テレビばっかり見ちゃ駄目―ッ!」とか「早く寝なさーいッ!」とか感嘆符付きで怒鳴ってばかりいるハハが、10時半にテレビをつけてやっていた番組がコイツである場合、「うーん、じゃあこれだけね」と許してしまうのだから、親の態度として相当矛盾している。このアニメはもーとにかく、デザインが強く無駄がなく美しくて好き。コップの線ひとつ背景の色ひとつがいちいち優美で、見ていてシアワセを感じてしまう。ポケモン以降何だかどれも柳の下の二匹めのピカチュウのように描かれている気がするアニメを見るよりは、こういうオリジナルな表現から美意識を養ってほしいなー、というのが子の未来に対するハハのささやかな願いなのだ。ってそんなこと願う前にもっと基本的なこと願うべきか。テレビ見ないで早く寝るとか。今日はパワー・パフ・ガールズ風3歳児&6歳児であります。
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シンプソンズ

2005-01-15 | 
あまりテレビに理解を示さないハハが、子どもたちに積極的に見てもいいよーと許可する番組がいくつかある。そのひとつが米国のアニメ「シンプソンズ」。わざわざ放映時間をチェックしてまでは見ないけれど、CATVをつけてコレをやっていると、ハハがそのブラックジョークにゲラゲラ笑い始めるので、3歳児と6歳児はいぶかしく思いながらもうれしいらしい。このアニメ、実在の大物スターがドカスカ登場することで知られているけれど、こんなサイトを発見。公式なものではないと思うのだけれど(英語じゃないし)、これまでどんな有名人が出てきたか見られます。あー、コレおっかしー。ジェームズ・テイラーとかエアロスミスとかNRBQとか、どれ見ても抱腹、かつスバラシイー。いや、わざわざこれを探したわけでなくデヴィッド・クロスビーを検索してて(地味な検索だ)たまたま見つけちゃったんですけどね(David Crosbyも出ている!)。というわけでこの偉大なアニメに敬意を表して…ることになるのかどうかわからないが、シンプソンズ風3歳児&6歳児を描いてみました。
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食べ物の恨み

2005-01-13 | 
朝、3歳児が着替えながら「きのう、おしゅしたべたよねー」とシアワセそうに言う。「何食べたんだっけ?」と聞くと、「てっかまきとー、かっぱまきとー、かんぴょうまきとー。」と、キッチリ食べた順番に挙げていた。がそのうち、最後に注文した納豆巻が来なかったことまで思い出してしまったらしく、「なっとうまきたべゆーっ!」と怒って泣いていた。おそるべし、3歳児の記憶力。主に食べ物に限るが。
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