子めくりかれんだー。

子のことを書いたり描いたり書かなかったり。

怪しいハハ

2005-02-27 | 
いよいよスギ花粉の飛散が本番だ。本来ならばもう一歩も外に出たくないところだが、天気のいい日曜に子どもたちを家に閉じこめておくわけにもいかないので、マスクに帽子にサングラス、とできる限りの対策を講じたうえで出かけることにした。「じゃあ、行こっか」そう言ってハハが玄関に出てくると、6歳児と4歳児が「うわはははは」と大笑い。そんなにおかしいか…。でも花粉症の両親を持つキミたちだっていずれ間違いなく発症するからね、笑ってる場合じゃないぜ。
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「これなに?」

2005-02-26 | 
子どもの成長の一過程には必ず「これなに?」の多発期がある。幼児の発達を専門とするセンセイによると、子どもはそうやって未知のものを名付ける(ラベリングする)ことで初めて、対象を自分の知識の中に整理することができるのだそう。ママチャリの前部に乗っかった4歳児がハハに聞く。「これなに?」「ハンドル。」「じゃあこれは?」「ギアのダイヤル、かなあ。」「じゃあこれは?」「えーと…ブレーキのひも…?ブレーキの線…?」「じゃあこれは?」えーと…。

これもこのあいだセンセイに聞いた話なんだけど、例えば「イス」を指して「これなに?」と聞かれたら普通は「家具」でもなく「木」でもなく「イス」って答えるでしょう。人間の言葉には、そういう一番よく使う「基礎レベルのカテゴリー」というものがあるのだそう。確かに。その基本を無視するな4歳児よ。ハンドルはハンドル、それでよしとしてくれ。
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工事現場感

2005-02-25 | 
誕生日プレゼントだったトミカの「工事現場マップ」に、4歳児は相変わらず夢中だ。少しでも時間があると、マップのそばにぺっとり腹ばいになって、ダンプトラックやショベルカーを走らせている。荷物に見立てた小さな球がいくつか付属品としてついていて、それを運んで遊ぶのだが、4歳児はそれでは飽き足らなくなったようだ。ある日、園から帰ってくるとおもむろに通園かばんをひっくり返す。中からは小石がゴロゴロと。そう、球の替わりに小石を積載しようということらしい。確かにオレンジ色の球よりは、小石のほうがずっとリアルで工事現場感がアップする。4歳児はとても満足したようで、このところ毎日、園で拾った小石をかばんに忍ばせてはせっせと持ち帰っている。
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貧しいけれど力を合わせて

2005-02-24 | 
いつもはダイニングテーブルで夕食を食べているが、トツゼン6歳児がちゃぶ台を出してきて、「ここで食べたい」と主張。目先の変わった食事スタイルに4歳児もすっかり盛り上がってるので、そこに配膳してやる。見た目はなんとなく、きょうだい2人、貧しいけれど力を合わせて生き抜いてる感じ。「両親が急死したりして、意地の悪い親戚にもらわれていったりするとこんな感じかね」「うん、『あんたたちは2人でここで食べなさい』とか冷たく言われてね」などとチチとハハは話したが、どう考えてもそんな意地の悪い人間は両方の親戚にいないどころか、どこにもらわれていっても、うちよりは豊かでシアワセな生活が送れるんじゃないかという気がするのが実際のところだ。
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障子貼りをする

2005-02-23 | 
東京に春一番が吹いた。暖かくて気分のよくなったハハは、かねてからの懸案であった「障子貼り」をすることに。普通の家庭ではこんなことは年末の大掃除でやり終えているものだけれど、昨年の大みそかあたり、私はムーンライダーズのDVD(「月面讃画」)のカッコよさに倒れ伏していて、掃除どころではなかったのだ。現4歳児が1~2歳のころばすばすと穴を開けてくれた状態のまま、幽霊屋敷のようになっていた障子を、さんからはがす。障子紙は家にあったので、のりだけ近所のスーパーで調達。おお、今ののりは進化している。塗りやすいようにさんの幅のガイドがついてたりするのだな。おごそかにさんにのりを塗っていくハハ。BGMはグレイトフル・デッド。これこそ洋の美と和の美の融合か。全然ちがうか。「St.Stephen」、あーこの曲大好きだー。かっちょえー。進化したのりのおかげかグレイトフル・デッドのおかげかわからないけれど、思った以上にカンタンに作業は終了。こんなことならもっと早くやればよかった。
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ふとんの下で

2005-02-22 | 
ときどきズズにその座を譲ることもあるが、基本的に4歳児の添い寝はハハの役割だ。私の隣で寝るのみならず、「ママ、手ってー」と彼はハハの右手を要求し、ふとんの下で手をつないだまま寝る。なんだこのハハに向けられた無上の愛は~~~。実のところ1日24時間のうち4歳児をカワイイと思うのなんてこの一瞬ぐらいで、あとはひたすら目をつり上げて怒鳴りっぱなしのハハ、ほんと子育て向いてないんじゃないか…と日々ブルーになるのだけれど、こんな一瞬があるうちは向いてなくても続けられそうだ。いや続けるしかないのか。
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わっと

2005-02-21 | 
6歳児かるたシリーズ。別にシリーズにすることもないんですが。今回彼女が書いたのは「わ」の札。「わっとおいもがつれた」。「釣れた」ってとこが中々実感こもってますね。釣れてる感じの絵も。ちなみに前のはコレ
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サンドイッチの食べ方

2005-02-20 | 
今日の昼食は、いなげやで買ってきたパンで済ますことにした。惣菜パンのほかに、10枚切りのパンにサンドイッチスプレッドを塗りハムとキュウリをはさんで即席サンドイッチも作る。ところが問題はこの4歳児だ。食べやすさを考え、パン1枚をぱたっと二つ折りにして食べなさいとハハが命じるにもかかわらず、パンを2枚重ねにする!と主張。そして、そのただでさえ食べにくそうなサンドイッチを、あろうことか四方三方から食い進んでいく。なんでそういう食べ方になるかねえ…。ちなみに4歳児は、おにぎりもホットドッグも、いつも周りをランダムに食べるのだ。当然中味はぼろぼろこぼれてとても食べにくそうなのだが、何か彼なりの信念があるのだろう。4歳児の食事風景はつくづくオモシロイ。片付ける立場でなければ、なのだけれど…。
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仕事はなに?

2005-02-18 | 
6歳児に「仕事は何?」と聞くと「遊ぶこと。」と答える。そうだよな。4歳児に同じことを聞いてみると「かいしゃいん。」と答える。ちょっと違うような気がするけど…。会社員って何するの?「でんしゃにのる。」それから?「…でんわ。もしもし。」あとは?「…パソコン。」あとは?「あとは、かえる。」うーん、かなりお気楽な会社員だ。ちなみに「ママの仕事は何?」と聞いたら、「おそと。おでかけ。でんしゃにのって。」と答えてくれた。申し訳ないけどそれは、ライブに行ってるんだなきっと…。
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ズズと寝る

2005-02-17 | 
就寝前、4歳児がトツゼン「きょうはズズとねる。」と宣言。うちにはアネムもスプーもジャコビもガタラットもいるのだが、ちゃんと女の子を、しかも口うるさくておきゃんなアネムではなくおとなしいズズのほうを選ぶというのは、4歳児の女性の好みを既に表しているのだろうか。いつもはハハのふとんに入ってくる4歳児が、その夜はしっかりズズを自分のふとんに入れて、しかも「チュ」とおやすみのキスまでしてあげて、朝までいっしょに寝ていた。朝目覚めてズズの姿を確認して、「ズズといっしょにねた。」と満足そうに私に報告。ハハはちょっと嫉妬したぜ。
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基本は手づかみ

2005-02-16 | 
4歳児の食事風景は、見ていてかなりオモシロイ。基本はあくまでも手づかみ。カレーやミートソーススパゲティでも平気で手でつかんで食べる。常識ある大人はなかなかそんな蛮勇をふるえないものだ。ここ最近やっと「おはしで食べゆ!」といって箸も使うようになったのだけれど、意欲に技術が追いついていないので、右手で持った箸に、左手でつかんだ食べ物を刺すようにして、ボロボロこぼしながら口に持っていっている。結局のところ手づかみなわけだけど、本人は箸で食べたという満足感があるようだ。片付けるハハは大変だが、そんなこと彼はちっとも気にしていない。
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パンダに負けた

2005-02-15 | 
子持ち家庭の午前8時は戦争だ。爽やかな朝とかゆったりした目覚めとかいう言葉とは、いっさい無縁。「早く!」「いそいで!」「何度言ったらわかるの!」のエンドレスリピートだ。何度言ってもわからない、ってこともわかってるんだけどね。そういうわけで今朝は手を替えて、ハハからではなく生茶パンダ(以前友人から貰った)から4歳児に話しかけてみる。「ねえ、まだパジャマ着てるの?」「うん。」いつもハハの言うことなど聞き流す4歳児が、パンダには返事してるよ…。「そろそろ着替えた方がいいんじゃない?保育園に遅刻しちゃうし。」「うん、着替える。」真剣にパンダと会話している4歳児の幼さも相当だが、子どものしつけ面でパンダに負けてしまったハハはもっと胸中複雑だ…。まあ、怒鳴らずに済んだからいいんだけど。
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ハイエナきょうだい

2005-02-14 | 
昨日、オットが仕事先で一日早くバレンタインのチョコをもらって帰ってきた。ナントお客の小学生と女子高生からの手作りチョコだ。がしかしせっかくのプレゼントも、すぐに4歳児と6歳児に嗅ぎつけられ、許可も出していないのに包みをバリバリ…。工夫を凝らしたラッピングも無残に、またたくまに二匹のハイエナの餌食になっていた。くださった方に申し訳ないことこの上なしだ…。
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ヒーローもの

2005-02-13 | 
自分より先に子どもを持った友だちから仕入れていた情報のひとつに、「男の子はたいがい“ヒーロー系”か“乗りもの系”にわかれるよ」というのがあった。そのときはそんなものかなと思って聞いていたけれど、いざ自分に男の子が産まれてみると、果たして見事に「乗りもの系」で、ヒーローものにはまったく興味がないらしいのがおかしかった。いきおい読む本も「のりものがいっぱい・バスとトラック」とか「JRのとっきゅう100」とか、毎日そんなのばかりなのだけれど、先日どうしたことか、4歳児が園のヒーローものの本を借りてきた。「よんでー」と言うので、読んでやる。なになに。「5にんのガオ・パワーをきょだいけんにあつめて、オルグをきれ!せいなるエネルギーが、オルグたちをしょうめつさせるんだ。」「ガオキングのむてきのパワーが、きょだいオルグについにさくれつ!ちょうエネルギーで、あくはくだけちるんだ。」……。平仮名でよくこれだけの単語を並べるなあ…。前述のヒーロー好きの男の子のお母さんが「本読んでも武器とか技の名前ばっかりでつまらない」とこぼしていたが、その気持ちがよくわかった。まあ特急や工事車両の名前ばっかりというのも似たようなもんだけど。
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優等生気質

2005-02-12 | 
3時ごろ園から電話があって、6歳児に38.5度の熱があるので迎えに来てほしいとのこと。朝は元気いっぱいで出かけたのだけれど、ちょっと予感はしていた。というのも6歳児は、大きな行事が終わった後、よく熱を出すからだ。基本がマジメなのか、行事をこなすまでは気を張っていて、その緊張が一気に解けるのかもしれない。実は私も子どもの頃、そうだった。学期の終わり、終業式の日に熱を出すことが多くて、母に通信簿や持ち帰りの道具箱を取りに行ってもらったことが何度もある。あまり似ている部分のない私と6歳児だけれど、そんな優等生気質は譲ってしまったかも。
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