ある夜のこと。“寝入りの儀式といえばおはなしだ”と、3歳児なりの経験で思いついたのか、ふとんでトツゼン昔話らしきものをつぶやき始める彼。「むかーしむかーし、あるところに…かぐやひめという、おじいさんとおばあさんがいました。」…うーん、近いんだけど、惜しい。
6歳児が「ねえママ見て、ゴキブリー」と呼ぶ。虫ギライのわりには切迫感のない言い方じゃんと思って見ると、やはり、リビングの壁の汚れを指さしてふざけているだけだった。…と思ったのだが、あとで近づいてよく見たら。おい6歳児ッ、壁にボールペンでゴキブリの絵を描くなーっ。しかもウィンクしてるよ…。