毒を放出!

日々生活のストレスを放出し、スッキリノビノビやっていこう!

雪上テン泊をしに 中編

2010-05-07 22:36:50 | お山歩き
私一人先行し、テント張る場所を探す。
張る場所は出来るだけフラットなところで、山頂が見え空が開けて見晴らしが良く、風除けがあって尚且つ風が吹き込まないそんな贅沢な場所(笑)
そんな場所を目で見て、風を感じて読んで選ぶ。
そして歩いていると風がピタリと止んだように感じた場所があった。
元々穏やかな日で風もさほどなかったのだけど、その周辺は無風状態に感じた。
立ち止まり、周囲を確認。
少し道から逸れたところに入ると雪面の比較的フラットなところもある、風を遮ってくれそうな木々もある、山頂も見える、そこより上を見ると山頂までフラットな場所は無さそうに見える。
「ここはイイ場所かもしれん」
そこで友人を待ち、相談の上そこを野営ポイントとした。
雪があることで石や草木も出ておらず地面よりもかえってフラットになっている感じ。
雪上でのテント張りは意外に快適かもしれない、そう思った。

そしてザックを下ろし、まずはテントを広げるとする。
今回は私の2人用テント“タイタン2”一張り。
フットプリント(ただのビニールシートです)を敷き手早く設営。
次は、気温が既に10度を割っているので冷えが来る前に自身の防寒対策。
上はマウンテンハードウェアのモンキーマンジャケットを着て、下はアンダーにユニクロのヒートテックタイツを着込む。


(写真左)木にオービット吊るして完了♪
(写真右)じゃ~ん!今回は家庭用コンロを担いできた!
晩飯は私のリクエストで鍋物、寒い中外で食う鍋はサイッコーの筈!!


山の向こうに日が沈む。。。
山頂から日没を見たい気もしたが、まあよい。
写真中央の稜線に見えるポッチはお馴染みの祠。


夕方からは雲もなくなり快晴となった。
風もなくコンディションはサイコー!
願ったり叶ったりである。
そして相変わらず飯の段取りは友人任せである。


(写真左)寒くてビールなんか呑んでられないんじゃないかという予想から、ご覧の通りのサイズ控えめ(笑)
天然雪で冷やす。
(写真右)鍋が煮立つのを待つ間男二人呆けてみる。


(写真左)辛ウマチゲ鍋のカンセーです!
本来ならばホルモンを入れたいところであったが、生ホルモンを持ってくるのは食中毒の危険があるということで肉団子に変更。
でも美味い!
辛い!
(写真右)祠、そして沈んでしまったけど夕陽にカンパイ!
ビイルうまーい!
サイッコー!
すぐ飲みきってしまったー!
せめて350缶持って来たらよかったー 


(写真左)気温は早3度ぐらいに。
(写真右)そんな訳でインサレーションのバリアージャケットも着込んでます。 寒いです。

鍋は結構な量があるので、食べては周辺をウロウロ歩いて腹具合を調整する。


(写真左)鍋の〆は棒ラーメンを4人前ぶち込む。
ちょっと多すぎた(笑)
食い切れず残してしまう→次の日の朝飯に。
(写真右)腹ポンポンなので真っ暗闇の周囲をヘッドランプの灯りを頼りにウロウロしてまた腹具合の調整。
あと、寒いのでじっと座っているだけというのは我慢できないのでウロウロする。
友人はバラクラバまで持ってきている。やりすぎだ。

ウロウロしている最中に驚いたのが遠くに町灯りが見えたこと。
登っている最中に見える範囲には光源になるようなところはほぼ無いように感じたのに、かなり遠くではあるが広くまとまった灯りが見える。
バラバラと散った灯りではないのでそこそこの町だと思われる。
どこの町灯りだろうか?

そして空には星が!
北斗七星が真上に見える。
標高は1500M弱の決して高いところではないが、星が近い!
死兆星が見えてしまいそうな明るさで見える!(笑)
「うわー」と空を見上げる。
しかし、直に薄雲が出てきて見えにくくなった。
そしてすることなくなった。
寒くなった。
20時半過ぎにはテントに入る。
寝る 
コメント
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