Absolute ZERO

オールウェイズ低空飛行(墜落寸前)な精神状態で綴る雑多オタク(主に舞台。あとラノベとアニメと漫画とゲーム)な雑記ブログ。

休日の過ごし方

2010-10-14 23:22:21 | 映画
うっかりし過ぎてて買い忘れてました。
大神伝。

いやー仕事忙しくってさー。
会社で鍵閉め担当に追い出されるまで残業しまくっても終わんなくて、
結局残業終わりの深夜か休みの日に家で仕事せざるを得ない訳ですよ。
月曜祝日だって、水戸黄門でお銀(今の本当の役名はおえん)の卒業を見送りつつパソコンのキー叩いてたんたぜ。(やる気があるのかないのか微妙)
ホラ、昼間は大奥見に行っちゃったからさ!

え?むしろそっちを本題にすべきですか?

えー、では仕切り直して…

大奥楽しかったっす。
話知ってるのに泣いた。

でも見る前から抱いてて見ても解決しなかった疑問がひとつ。
なんで水野はニノがやってるん?
(抑揚は「なんで蛍死んでしまうん?」的に)

一番の疑問はエンディングテーマが嵐であることなんですが。
ある意味SFとは言え時代物の主題歌じゃないだろ!
でもそれって明らかにニノが主演だからと推察されるので。
じゃあそもそもなんでニノ??って話になる訳ですよ。
歌の良し悪しと合う合わないは別物よー。

念のため言っておくと、決して嫌いでもないし、演技だって下手ではない。
現代口語ではない上滑りしそうな台詞を、割合ナチュラルに話してたあたり感心する。
でも作中で美男美男言われるたび若干、じゃっっっかんね!
「……?」と思ってしまった訳ですよ…!(私の主観では)
玉木宏が大奥トップの美男てのは納得はできるんだけどさー…
あの予告映像でも使ってた、扇子で首をすーっと掻き切る仕草とかムダに色気あるよね。
役だからムダじゃないけど。

ちなみに予想通り私のイチオシは阿部サダヲの杉下です。
あれだけの為にもう一度見に行ってもいいくらいに。

次点は柴崎コウの吉宗と和久井映見の加納久通。
加えるなら玉木宏の松島と中村蒼の垣添。
柴崎コウは潔さというか思いきりの良さが当たっているし、
和久井映見の飄々とした年増女ぶり(誉めてます)は素晴らしいの一言に尽きる。
玉木宏と中村蒼は、ともすればマイナスイメージになりかねない厄介な役所をそつなくこなした点で高評価。
特に玉木宏の、クランクイン早々藤波とのベッドシーンon200万円の布団だったらしい(苦笑)苦難と、
中村蒼の純粋に役柄を捉えて美しさを表現しようとした姿勢に拍手を送りたい。

関係ありませんが、
御目見得以下の少年たちが水野にキャーキャー言ってるのを見て、中学・高校生活を思い出しました。
なんかどっかで間近に見たなァ、あの光景…。(女子校育ち)

果敢にも本作品を家族と見に行った私ですが、
母は感動してました。
着想自体を大絶賛。
…父はノーコメントでした。
うん、悪かった、父よ。
事前に予備知識を与えた上で行くか行かないかを選ばせるべきだったかもしれないね。
空気を読んだ娘は何も聞かずに劇場を去りました。

でも一応釈明しておく。
それが目当てで来る客もいるだろうって監督はコメントしてたけど、
私は忘れていたんだよ!原作にそういうシーンがあることさえも!
水野の大奥初日の晩で思い出した。
「あ、そういやこんなんだったっけ」と。
原作、普通にミステリっぽかったり人間模様に厚みがあったりして面白いからつい忘れてて。

しかし、それ目当てって…わざわざそれだけのために行くもんですかね?ちょっと疑問。
ま、楽しみ方は人それぞれですから。好きに見ればいいよね!
アレルギー反応なみにそういうのダメってんじゃなければ見てみると良いと思います。
きらびやかな大奥のセットとか美術だけでも目に楽しいよー。
存在しないはずの華やかな裃、艶やかな男着物は一見の価値があると思います!

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