Absolute ZERO

オールウェイズ低空飛行(墜落寸前)な精神状態で綴る雑多オタク(主に舞台。あとラノベとアニメと漫画とゲーム)な雑記ブログ。

「DEATH NOTE 前編」

2006-07-18 14:21:48 | 映画
研修中で社員寮にいた頃からずっと行きたいと思っていて、辞めた今ようやく行けました。
以下ネタバレを考慮しておりませんので、映画の内容に触れたくない方は記事を読まないようにお願いします。


夜神月役・主演の藤原竜也は予想通りの演技って感じです。
つくづく彼は、狂気と紙一重の純粋さを持つ役所が多い。今回は紙一重を突き破った役ですけれど。
対するL/竜崎役の松山ケンイチは、名前は聞いたことがあるんですが、具体的な代表作が思い浮かばなかったので演技を楽しみにしていました。
結果として評価は…微妙な所ですね。可もなく不可もなく。
期待が大きかったが故に、取り立てて何処が駄目ということは無いのですが今ひとつ物足りなさを感じてしまいます。
この評価は作品全体に対しても同じです。
原作を知っていても楽しめるようにか、原作に忠実ではなく、月の幼馴染の秋野詩織というオリジナルキャラを出したり、それに絡めてオリジナルストーリーを展開させたりしていますが、…何でしょう。盛り上がりに欠ける気がしてしまいます。
月とLの直接対決が実現したのが前編のラストだからでしょうか。
直接対決が一番緊張感がありますからね。
台詞のやり取りや思惑の探り合いも楽しいですし。
それらは後編に期待、というところでしょう。
あえて言うなら鹿賀丈史演じる夜神総一郎と、藤村俊二演じるワタリが良かったです。
鹿賀丈史はイメージが違うかと思っていたんですが、役所を自分のものにしている感じがあったので流石の役者ぶりだと思います。
おひょいさんは言わずもがな。(笑)
つかみ所の無さは文句なしです。

余談ですが、藤原竜也の直筆だというデスノートに書かれる文字は…本人が「自信が無い」というだけあって結構な悪筆だなぁと。
映画見てる間も「なんか字汚いなー」と思っていたんですが、やっぱり本人の筆だという事をパンフレットを読んで知りました。月は達筆なイメージなんですけど。計算づくじゃなければマイナスと言えそうな所見せなさそうじゃないですか。
そして同じくパンフで知ったことがもうひとつ。
戯言シリーズで有名な西尾維新氏がコメントを寄せているのですが、ノベル版のオリジナルストーリー「DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件」を西尾氏が書くそうです。
きっと買う。8月1日刊行予定だそうなのでもうすぐですね。

何だかんだで総合的に微妙な「DEATH NOTE 前編」でしたが、後編も見に行くと思います。
乗りかかった船の勢いで!
あ、リュークのCGは結構いいと思いますよ。



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