「創聖のアクエリオン」最終回 『世界の始まりの日』

てっきりラストの合体はアポロとシルヴィアとシリウスだと思っていたのですが、予想を思いきり裏切ってくれました。
そもそも以前、太陽の翼はアポロとシルヴィアとシリウスで完成形なのかと思っていた時期もあったので、セリアン→シリウス＋シルヴィアだとわかった時点で「そう来たか！」とかなりの驚愕でしたから。
私の予想はまったくもって当たりませんね。
転生ネタ繋がりでファンタジックチルドレンの予想の外れっぷりを思い出します。（そもそもあれは予測できた人がいたかどうかも怪しい仰天展開でしたが。）

最後のアクエリオン搭乗者は、アポロ、シリウス、そして頭翅（トーマ）。
シルヴィアに導かれた創聖合体。
人と堕天翅が世界を通じて切り離せない存在である以上、考えてみたらその中間であるシリウス、シルヴィアを巻き込んでアポロと頭翅がアクエリオンに乗らない訳がなかったんですよね。
最終回の今回はピエール男前、リーナ久しぶりに大活躍、で楽しかったです。
一度は兄貴の呪い（苦笑）によって邪魔されたアポロとシルヴィアのキスシーンがようやく実現したか…と思ったんですが、最後はアポロはシリウス、頭翅とともにアクエリオンに乗ったまま地殻の狭間に消えてしまう結末。
そうでなければ星は甦らないってことでしょうが…離別エンディングなんですね…。
でも、あの二人の、あの結末だと、アポロが最後に言ったとおりに、またきっと出会えそうな気がします。
たとえ1万2千年後だとしても。
最後の最後に、あの日もまた『世界の始まりの日』なのだとわかる終わり方は好きでした。

放送途中何度もあれは頭翅の歌なのかと疑いかけた「創聖のアクエリオン」も、ようやく確かに主題歌だったと納得できました。
あれはアポロニアスもしくはアポロの歌なのだと思うんですが、トーマやシリウスを感じないこともない（フレーズとかで）歌詞がいいです。
シリーズ通じて音楽が秀逸でした、アクエリオン。

しかし…途中といい最後といい、物凄く不動司令のインパクトが強すぎたんですが…。
ソフィアが言っていたように、多分アポロニアスとセリアンと共にアクエリオンに乗った3人目…の転生（流石に本人ではないんじゃないかなー）、と思うんですが、結局不動司令の正体は言明はされませんでしたね。
連載中の天翅編の方で明らかになるんでしょうか。
読んでないのでただの憶測ですが、天翅編の最後でアポロ達の時代に繋がったりして。
気になるので単行本になったら買おうかなぁと思っています。
買ったらまたここに何らかの記事を書くでしょう。気長にお待ちください。