Absolute ZERO

オールウェイズ低空飛行(墜落寸前)な精神状態で綴る雑多オタク(主に舞台。あとラノベとアニメと漫画とゲーム)な雑記ブログ。

「THE有頂天ホテル」

2006-01-15 21:57:49 | 映画
15日当日に急に思い立って(毎度の事ですが)、行って来ました。
実に三谷さんぽかったですね!
というか舞台っぽい?
公開直前の特番で長回し(長時間に渡ってカットを入れずに同じカメラで撮り続ける)の手法をピックアップしてましたが、やっぱりその撮り方のせいでしょうか。
映画が終わった時、拍手のためにカバンから手を離そうとして気づきました。
これ映画だから拍手いらないんじゃん、と。
舞台だと拍手するのが普通になっていたので、舞台っぽいと思ってたせいで無意識に拍手しそうになっていたみたいです。
面白かったですよ~。笑いました。
一緒に見に行った母も笑っていたのですが、感動で泣かせるような映画が好みなのでイマイチの評価だったようです。「明確なメッセージ性がないと嫌」だそうで…。
確かに“感動の大作”という評価を受ける諸作品よりも、この映画はテーマ性は少ないのかもしれません。
1人の主人公を中心に話が進むのではなく、多数の登場人物達の話が絡み合ってテンポよく進みますしね。私はそういう話も結構好きなんですが。
敢えて挙げるとするなら、“人生において誰にでも輝く瞬間があり、その瞬間を誰かは見てくれているかもしれない”と語った三谷氏のコメントがテーマと言えばテーマなのかも。この映画のテーマソングとも言えるとある曲も、そんな感じですしね。

この映画の魅力はもちろん、豪華な役者達が個性溢れるキャラクターを演じている事がひとつ。テンポの良い会話やセリフの軽妙さ、三谷氏の脚本の魅力と役者の演技力が見事に引き立て合っていると思います。
セットとは思えないほどの舞台装置も注目の見所。判っていても実際に何処かにあるホテルを使った本物だと信じてしまいそうです。超豪華!
この2つだけでも見て損はないと思いますよー。とにかく楽しい一時が過ごせます。

最後に余談ですが、豪華な役者陣と言えば封切り直前TV特番でインタビューを受けた三谷氏自身が答えていた、キャスティングで最もいいと思った役者の話。
ダブダブくん役…のアヒル。
彼(?)は確かに絶妙な演技でした。立派な役者です。
それが故に私は気になって仕方がないのです。…動物タレントな彼はまさかアフ○ックの彼と同一人物(ってか同一アヒル)!?
誰か教えて!公式パンフレット買ったのに経歴書いてないんですよ!
明らかに彼はただのアヒルではないです。キラリと光る個性を感じます。でも哀しいかな私は彼とほかのアヒルの外観上の区別が付きません。あんなに芸太達者なアヒル、ほかにはいないと思うんですが…真相は如何に。


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2 コメント

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初コメント (かよっぺ)
2006-01-22 12:21:31
ダブダブくんはアフラックのアヒルとは違うアヒルらしいよ。

スマステで三谷さんが「よく聞かれるんですけど、違いますから」と言っていましたよん。

私も見たいんだけどね~。

なかなか機会が…。
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そうなのか!! (管理人・藍)
2006-01-28 20:57:47
意外ですねー。

あんな芸達者なアヒルがそんな多量(って言っても2羽ですが)いるもんなんですねぇ!

というかレスが異常に遅れてすみません。

コメントが寄せられた事にまったく気づいていませんでした。

誠に申し訳ない…。
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