Absolute ZERO

オールウェイズ低空飛行(墜落寸前)な精神状態で綴る雑多オタク(主に舞台。あとラノベとアニメと漫画とゲーム)な雑記ブログ。

漆黒ノ月フルコンプ

2009-09-06 22:36:55 | ゲーム
気付けば1か月放置してました。
まぁいつものことですが。(最低)
その間何をしていたかと言いますと、
あれだ。仕事したり選挙行ったり仕事したり飲んだり仕事したりしてたよ!
仕事ないと生きていけないんですが(金銭的+精神的に)、
ポスター作ったりパンフレットデザインしたりカード作ったりしてると、
私はひょっとして広報で入社したのかと勘違いしそうになりますよね。
司法書士補助者だよ!総務ですらないよ!

えー、もちろんバッチリ遊んでました。

夏の祭典でゲットした待望の創作(同人)ゲーム

『漆黒ノ月』

ようやくコンプしましたよーー!!

これは私のいつもの投資的な趣味ではなく、
ある程度売れるであろうことを見越して買ってます。
作り込み度が高いので。
主題歌もAsrielで、割合名の知れた方ですし。
ED曲何曲かあってボーカル別なんですけどね。

比較する意味があるのかどうかわかりませんが、
ユーザーがかぶってる気がするので例に挙げるなら『花帰葬』。
『花帰葬』があらゆるものを覆いつくす圧倒的な白と、その上に落とされる赤のイメージなら、
『漆黒ノ月』は包み込む暗闇と散る赤のイメージ。淡い光と青い薔薇を加えてもいい。
まぁあれだ。ようつべにプロモあるから見ればいいと思います。(適当な説明)

一応ストーリーを説明すると、
かつて神の愛を失ったとされ、枯れ果てた大陸で、
人々は飢え、食料を求めて殺し合う時代が続いた。
戦を治めたのは、神の使いと謳われ、鏡団の初代鏡皇となった青年。
再び息を吹き返した大陸は、鏡団のもと長く栄えた。
彼が為したとされる偉業はもうひとつ。
戦の混乱の中、東の大陸からやってきて人の血を喰らうヴァンパイアと呼ばれる化け物たち、その始祖を封じ、人々を恐怖から救ったこと。
それから400年。
孤児だった主人公のアリス(♂)は、
初代鏡皇の残した白鏡に映ったことで新たな鏡皇の座に選ばれた。
今、大陸は再び血塗られたヴァンパイアの恐怖に包まれ、
幼き皇は、ひとつの決断を求められる。
即ち、ヴァンパイアの殲滅。
まだ何も知らぬアリスは、誰と出会い、何を知り、何を選ぶのか。

あ、今頃で言うの忘れてましたがこのゲーム15禁ですよー。
血とか結構凄いので。
この可愛らしい系の絵柄でなぜそこまでと思う程、結構スプラッタ。
その辺の血みどろシーンとか、ときどき出てくる魔物のリアルさに、
一瞬ギョッとさせられました。
うん。15禁でいいと思うよ。
ちなみにエロス的な制限はほとんどないと思います。
今時の少女漫画よりよほど健全。
ヴァンパイアの根本的な性質ゆえに、淫靡さは拭えませんが。
そこが魅力だよねってことで。

あ、これも言うの忘れてましたが、BLではありません。
それっぽさはばしばし漂ってますが。
制作者いわく、ゲームのストーリー外でキャラ達に何が起こっているかは作者の感知するところではないと。
あぁらなんて素敵なお言葉。
…んんゲホッゴホン。それはともかく。

攻略キャラ(EDを迎えられるキャラ)は決まってますが、
別にまったく恋愛ではないです。コンビって感じ。
そのあたりも『花帰葬』とユーザーかぶるんじゃないかなと思います。
元々創作同人ゲームというジャンル自体、そんなに完成作品数が多いわけではないので割合どれもプレイしたことがある人が多いんでしょうが…。


あと総合的な感想としては、キャラのフルネームが作中出てくるのは主人公とルート対象外キャラ2人だけというのがちょっと。
王兄弟とか、私は公式サイト見直すまで名字忘れてましたよ。(酷)
これは、ストーリー序盤でキャラ説明的なものを簡単に出しても良かったんじゃないかなーと思う。
不自然さを避けたんでしょうか。


私は計3日間、実質2日間コンプまでかかりました。
(途中プレイしながら昼寝したりしてたから。)
しかも1日目でエンディング1つを残すところまで行ったのに、
最後の1EDが中々辿り着けなかったのですよ…!!
もうホントにね。初期不良かと思うくらいに辿り着けなくてね…(ただの実力不足です。)
そう言えば、修正パッチ当てたのは最後1ED残すだけになってからでした。
最後の手段で既読スキップとセーブとロード繰り返してたので、
パッチ当てないとキツかったんですよね。
スキップ中にメッセージウィンドウを隠そうとするとバグるっていうエラーだったんで。
そのエラー以外は操作性すごく快適です。
クイックセーブ&ロード、既読/強制スキップ、オート、ログ表示、
メッセージ表示速度やオート表示速度もあり。
文句なしです。
セーブポイント数も多いですしね。大満足でした。


さて、以降具体的なルートやEDについて話しますので、
見たくない方はスルーもしくはバック推奨。







ルートは大きく分けて6。
主に攻略キャラごと。
ルート制限が結構厳しくて、最初は王兄弟しかルート入れません。
解放されてるルートのベストEDに辿り着けば、徐々にルート開放。
各キャラED、みんな好きです。李陵以外は。
…だってどうしても何となく好きになれないんですもんよー。
あの顔であの性格で女性なら最高だったんだけどな…。

最後に開放される真ルートの最後のED「漆黒ノ月」見たときは感動しましたが、
私はそのときまだEDがひとつ残っていたので…。
ある意味ラーED的なアレがね。「人形の鏡皇」。
達成感はそれを見られた後でしたね。

しかし最高EDと言える「漆黒ノ月」を見てなお、
私が一番好きなのはファウストのベストEDだったりします。「穏やかな熱」。
正直眼鏡であの怠惰キャラって、眼鏡好きの私への罠か何かに思えて
絶対ハマらないぞと心に誓っていたんですが。(何の備えだ)
ルート展開の予想がつきやすかったですし。
……ですが。最後のEDでぶっ飛びました。
あのファウストの台詞はいかんだろ。
まさかあんなこと言うとは思わなかった。なにあの眼鏡。(罵倒?)
ぜひ声付きで聞かせていただきたい。
多分、ファウストには愛する人がちゃんとほかにいて、
でもあのED迎えてるのが余計に私のツボなんだと思います。
だってちゃんと幸せそうだ。
すごくない?それって。何にも興味持てない人間をそこまで動かせるって。
違うベクトルでちゃんと愛されてんじゃねぇのアリスと思った。
あれだけまだまだみたいなこと言っときながら、そこまで言えるくらいになってるんだと。
「いつか貴方が大人になって、もしも生きるのに退屈だと感じたら
 その時は、二人で一緒に…
 退屈を、楽しみましょうね」
きっとこれだけじゃ伝わらないと思うんですけどね!
あれはあの最後にくるから意味があると思うんですよ!
すっごく、いいんです。

とりあえず、キャラで一番好きなのは黒耀です。
美人は世界の宝ですよね!
ルウォークはちょっとなぁ…気持はわかるけど。
「割れた鏡に映りし皇」EDは正直ストーカー度の高さにどん引きでした。
あと、セラとラーの関係の真相のところがイマイチよくわかりませんでした。
私の頭が悪いだけかもしれませんが。

もーとりあえずやってみてくださいよ!(押し売り的に)
面白いから!!
すっごいバッドED多いけど!
その分グッドED迎えたときは報われる気がしますよ!


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