いなご家のだんご3兄妹~それぞれが輝ける未来へ~

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人生案内

2011-05-24 13:37:03 | Weblog
毎日、読売新聞の人生案内を読んでいます。昨日は、久々に、号泣し、考えさせられました。大学生の女の子が、震災のとき、祖母を置いて逃げてしまい、おばあさんは亡くなり、3日後に遺体で発見された・・というものでした。おばあさんは、逃げる途中、もう歩けないから、一人で逃げるように言ったそうです。その子が、おばあさんを背負おうとしたのにおばあさんは、頑として乗らなかった。その子は、泣きながら一人で逃げた。誰が、責めることができるでしょうか?海原純子さんが回答されていましたが、おばあさんも、自分を背負っては、逃げることができないと判断して、自分の意思で留まったのです。そのおかげで、その子は生き延びることができた。おばあさんは、命がけで孫を助けたのです。今まで、震災の記事を数多く読んできましたが、やはり、後悔の言葉が多かったです。「なぜ、迎えに行くから待ってろ!と言ったのか・・。早く逃げろ・・と言えばよかった・・。」とか、「携帯電話がつながった一瞬、逃げろ・・と言えばよかった・・。」と言ったことが書いてありました。今回の震災で、何万の方が、後悔したのでしょうか?この女の子も、その一人です。私は、現地の様子をテレビや新聞でしか、知りません。最初は、生きていただけで、ただ感謝し、次第に落ち着くと、いろいろな感情がでてきて、精神的に不安定な時期に入るそうです。この女の子も、心の重荷が下ろせずに苦しんでいることと思います。あなたを助けるために、自分が犠牲になった・・。そんな、すばらしいおばあさんの血を受け継いだあなたは、やはりすばらしい人なのだと思います。ずっと悩み続けるかもしれませんが、おばあさんの分まで、生きていって欲しいと願って止みません。

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