いなご家のだんご3兄妹~それぞれが輝ける未来へ~

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この日記は私の大切な宝箱です

少しだけ理解できたかな?

2019-12-04 08:47:41 | Weblog

友人とランチに行きました。

近況報告・・という目的でもあったのですが、私の気づいた事を友人に言いたくて・・

太郎が手術して、右手が使えなくなってからというもの、片手で生活する・・という事の困難さを間近で見てきました。

そして、それを介助する人も何かしら大変なのだということも!

友人の娘さんは小さい時に脳出血で倒れ、右半身が不自由になりました。

そんな中でも、友人が一生懸命介助しながら幼稚園、小学校、中学校と普通学級で過ごしてきました。

でも、母親がずっと学校につきっきりになっているわけにもいかず、右手が使えず出来ない事をお友達に頼まざるを得ないこともあります。

でも、ほんの些細な事だと頼むのを躊躇してしまうそうです。

些細な事って、今まで考えたこともありませんでした。

が、太郎を見てわかりました。

着替えること、靴下をはくこと、荷物を持つこと・・などはもちろんですが・・。

考えもしなかったことが、左腕をかくこと。

体がかゆくても左腕は左手ではかけないのです!

そんな些細な事を、太郎を見て気づくことができました。

そう考えたら、友人と娘さんのこの数年間は、どんな戦いだったのだろうか・・と思ったのです。

これは、本当に経験した人でないと全くわからないことですよね。

今まで、友人の話をフムフムとは聞いていましたが、理解はできていなかったように思います。

今回、会って、改めて、本当に大変だったね~という話をしました。

年齢が上がるに従って、違う問題もいろいろと出てきたようです。

小さい頃は、父親にお風呂介助してもらっても問題なかったのですが、年ごろになってくるとそれもできず、母親である友人が一手に引き受けることになる。

小中は同じ学校のメンバーなので、事情がわかっているが、高校生になると、全く知らない人たちで環境も変わってくる。

一緒にお弁当を食べてくれる友達ができるだろうか・・と切実に心配していました。

その気持ちは、同じ娘を持つ母としてはよくわかるので、本当に涙が出そうでした。

太郎の腕の痛みはまだ続いています。

手術は本当に正常にできたのか・・?

このまま痛みが引かなかったら・・?

太郎ばっかりが、なぜこんな目に・・?

私にできる事は何なんだろうか・・?

友人もずっとこんな気持ちを抱えてきたんだろうな~。

でも、前に進むしかない!

「何とかなる!」そう思って、今日もがんばりましょう!!

 

P.S

見返り美犬・・?ちょっと角度が甘いですが・・