三溪園の紅葉と炉ばた茶会

今日は南門から三渓園に入りました。

もちろん、紅葉がひとつの目的です。

もうひとつの目的は「炉ばた茶会」に参加することです。

田舎家の囲炉裏を囲みながら鄙びた風情を味わう、珍しいスタイルの茶会です。

囲炉裏に掛かった大きなお釜のとなりに、お茶用の小さなお釜が置いてありました。火の明りが温かみを増しますね。

旧矢箆原家住宅（合掌造り、国指定重要文化財）の中で開催されました。現存する合掌造では最大規模の江戸時代後期に建てられた民家です。

園内に咲いているお花が活けられて歓迎してくれました。

お茶会のすぐあとには「クラシックヨコハマ2010ミュージアムコンサート」が旧燈明寺本堂で開催されました。

内苑は紅葉が見ごろを迎えていました。

聴秋閣沿いの遊歩道も開放されていました。ここから三重之塔が見えます。

藁ぶきの建物ととてもマッチします。

落ち着いた趣がありますね。

ここは黄色の世界です。大きなイチョウの木からの落ち葉が敷き詰められています。

緑と黄色の紅葉も爽やかで好きです。

今日は天気が良かったので展望台からキレイな富士山が見えました。とても気持ち良くてしばらくここから眺めていました。海も見えました。

私が参加したお茶会には三渓園の園長さんも参加してとても和やかな雰囲気でした。今年で３回目ですが、前の２回は悪天候だったそうで、今年は好天に恵まれてとても喜んでいました。本当に三渓園を満喫しました。