横浜ユーラシア文化館の隣にモンゴルの伝統的な住居「ゲル」がやってきました。
横浜ユーラシア文化館で開催されている「放牧世界の造形」の関連企画です。組み立て式でポータブルな遊牧世界ならではの便利な家屋ですが、モンゴルからの留学生などに手伝ってもらって組み立てたようです。 中も入れたのですが、思ったより広くて普通に立って動けますし、上にかぶしてある布が窓の代わりになっていて灯り採りになっているのですね。モンゴルの民話「スーホの白い馬」の朗読と馬頭琴の演奏がありました。
馬頭琴の演奏は李波(リボー)さんです。ワシントン大学で馬頭琴客員教授を務めていたり、上海万博でも演奏する予定がある、アメリカ、日本、中国などで活躍している方のようです。上手な日本語でモンゴルのこと、楽器のことを説明してくださいました。 モンゴルの自然や人々の暮らしを写した写真パネルもありました。ゲルの中に入るという、貴重な経験が出来ました。