今日はPLの花火の日

正しくは『教祖祭PL花火芸術』といい宗教行事なんだそうだ
関西では超大規模な花火大会になっている
大阪南部、和歌山県に近い場所で開催されるのだが
京都府に近い北部のうちの近くでも
高いところに上がれば見えると聞いたことがある
それくらいすごい

映画のタイトルにもなっていたが
私にも「死ぬまでにしたいこと」(行きたい・見たい)
がたくさんある
行きたいのは、エジプト、トルコ、フランス、イギリス、厳島神社と出雲大社・・・
見たいのは、オペラ、オーロラ、サクラダ・ファミリア、海外でのF1レース・・・
したいのは、ドバイか海外の海のきれいなリゾート地の高級ホテルで
何もしないでだらだら過ごす、
生ブラッド・ピットに会いたい(これはちょっと違う?

あげればキリがない
以前はこのなかにPLの花火が入っていた
以前は

それが、7・8年前に行ってきた

きっかけは幼稚園の先生をしている友人が夏休みということもあり
平日でも出かけられるからと誘ってきたから

それまでは行きたいなぁと漠然と考えていたのが
急に現実味を帯びて、行くと即答していた

友人が誘ってきたのは読売旅行という旅行社が企画したツアー
昼過ぎに駅前で観光バスに乗り
PL教団の横のゴルフ場(当日は有料で予約整理券とかがいるところ)でみて
夜中に帰るコースでお弁当付き。7,8千円くらいだったかな
人が多くて、帰りの電車は積み残しばかりで乗れず
なんとかなんばまでは来られても
そこからは地下鉄もJRも終電はとっくに出たあとで自宅には帰られなくて
しかたなく女性ばかりでラブホに泊った友人の話を聞いていたので
バスがいいと思った

が、人出があんなにとは想像もしなかった
バスはゴルフ場から遠い材木屋さんに駐車し、そこから歩く
20分くらいとは記載されていたけれど
場所取りしているシートの合間を炎天下に歩くので
もっと時間はかかったし
帰りは4m?くらいの幅の道を
なんとか人と人がくっつかないような満員電車の状態で
歩くというよりじわっと流れるように移動する

甲子園帰りの阪神電車の地下通路や何万人ライブが終わって駅に行くような感じ
けれど、それらは10~20分くらいのもんだけど
花火のあとは延々と続く・・・気がした

道の脇の土手の所にはおまわりさんが等間隔で警備してくれているんだけれど
しばらく歩くと、
「気分が悪い人がいますー!!」「子供がー!!」「おまわりさーん!!」と
あちこちで声があがって気が気でない

周りはゴルフ場の芝生、田んぼ、畑とか緑の多いところなのに
人が多すぎて息苦しく、酸欠状態なんだという自覚があった
そうこうしているうちに駅に向かうほうや
道路に出たりする分岐のところに出て、少し呼吸が楽になった
そこからまたしばらく歩き、バスに乗り込む
もうそこでぐったり

まだ、全員揃わないので駐車場に置かれた仮設のトイレに行ったりして
バスが発車したのは11時前だったかな
でも、やっと帰られる・・・と思ったのもつかの間
発車したのにバスは進まない

今度は車が渋滞していて駐車場から出られないんだ
やっと走り出したのは日付が変わった頃で
高槻駅前に着いたのは午前1時半くらいだった

花火は壮大で言葉にならないくらい



そこそこの規模の花火大会を打ち上げているところ
真下で見たこともあるけれど
比べ物にならないすごく
呆然と見ていた

死ぬまでに1回見られてよかったよ

けど、また行く勇気は・・・ないです

あんときの写真、どこやったっけ
