早稲田松竹、アキ・カウリスマキの3本立ての2本目。
「コントラクト・キラー」1991年 フィンランド/スウェーデン 監督:アキ・カウリスマキ
長年勤めた職場を追われ、家族も恋人もなく、人生に絶望したフランス人のアンリ(ジャン・ピエール・レオー)自殺を試みるも死にきれず、殺し屋組織(コントラクト・キラー)に自分を殺す契約を結んだ。その翌日バーで花売り娘マーガレット(マージ・クラーク)に出会い一目 . . . 本文を読む
フィンランドの巨匠、アキ・カウリスマキの映画を初めて観に行った。
もともと、この映画は観ておかなくてはと思ってはいたんです。
「レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ」フィンランド・スウェーデン
1990年 監督:アキ・カウリスマキ
最果てのツンドラ地帯を中心に活動していたレニングラード・カウボーイズに“アメリカへ行くことが唯一の希望だ”と仕事を持ちかける悪徳プロモーター。彼らは勢い込ん . . . 本文を読む
文鳥舎ことのはライヴ【ゴーゴリ朗読会二席】 ①柳家三三、ゴーゴリを読む! ―『鼻』―朗読:柳家三三(落語家)解説:浦 雅春(露文学者・東京大学教授) 2008年2月9日(土)三鷹 文鳥舎
先月末、注目の光文社新訳文庫でゴーゴリを買って読んでいた。ゴーゴリを落語調に訳している。たまには落語をと思って久し振りに東京かわら版を見ていたらこの会を見つけちゃった。なんたる偶然!当然即予約 . . . 本文を読む
タランティーノ、畏れ入りました。
キルビルはVol.1とVol.2を合わせて1本の映画だと聴いていたので、Vol.1の続き、ユマ・サーマンがバッタバッタと復讐していくチャンバラ・ショウが続くと思ったのに・・・
何故、Vol.1とVol.2を分ける必要があったのか。時間の関係で2つに割ったわけではなかったのですね。迂闊でした。
話は繋がっているけど雰囲気は全然違うんですね。ショウよりも物語を見せ . . . 本文を読む
噂のソ連SFカルト映画
「不思議惑星キン・ザ・ザ」1986年 ソ連 監督:ゲオルギー・ダネリア
街中で裸足の男が怪しげなことを口走っている。自分は空間転移装置の事故で異星から飛ばされてきた者だと言うのだ。偶然、この男に話しかけたウラジミールとゲデバンは、同じく男が手にしていた転移装置で、キン・ザ・ザ星雲の惑星ブリュクに飛ばされてしまう。果たして、二人は、この砂漠だけの惑星から無事に地球へ帰りつ . . . 本文を読む
久し振りの落語、手頃な日暮里寄席。同僚のギタリストと。
立川ぜん馬 「まぬけどろ」
立川吉幸 「大安売り」
立川談修 「肥がめ」
立川左談次 「たいこ腹」
中入り
立川志の吉 「猿後家」
立川文都 「旧暦推奨」(仮題)
立川談幸 「死神」
吉幸は初見。愛嬌のある顔で元気良く「大安売り」
談修の母校紹介を聴くのは2度目だけど、これは秀逸。見事に母校を言い当てている。がんばれ後輩。
生 . . . 本文を読む
正月にやっとのことでタラちゃんのキルビルを借りて観ました。
「キルビル Vol.1」 2003年 監督:クエンティン・タランティーノ
想像していた通り、というか想像以上にタランティーノがやりたい放題。自分の好きな物を全て詰め込みました。って感じ。
世界一熱狂的(?)な映画ファンのタランティーノだけれども好きな物を詰め込んでも、決して独りよがりにならず、観客を魅了する作品を作り上げてくれる。
例 . . . 本文を読む
大好きな映画を20数年ぶりに(もうそんなになるのか)鑑賞。
1985年ってほとんど映画観てない頃なんだけど。テリー・ギリアム監督作品と音楽(Aquarela do Brasil)に釣られて珍しく劇場に行って観た映画。
「未来世紀ブラジル」1985年 監督:テリー・ギリアム
20世紀のどこかの国。情報省はテロの容疑者「タトル」を「バトル」と打ち間違えてしまい、無関係なバトル氏を無理やり連行してい . . . 本文を読む
ラピュタ阿佐ヶ谷、特集「俳優 岸田森」より
「黒薔薇昇天」1975年 日活 監督:神代辰巳
にっかつロマンさんは一時かなり観たのですが、意外や名作といわれる必見映画を見逃しているんですよね。これもそんな一つ。1975年ですから基本的に間に合っていませんし・・・
ブルーフィルム作りに情熱を燃やす男たちの悲喜こもごも。尊敬する大島渚はんとか今村昌平はんのように芸術の高みを目指す監督、十三を岸田森 . . . 本文を読む
ラピュタ阿佐ヶ谷「荷風と谷崎」より
気が付けば今回の特集では谷崎作品ばかりに通っていました。
永井荷風も一頃好きで読んでいたのですが、事、映画化となると谷崎の狂気に一歩譲る感じで見送られてしまった。
この映画は上映当時(ついこの前のようでももう15年くらいたつ!)話題になっていました。あまり映画など観に行かなかった時期ですが、かなり食指を動かされる物がありました。当然見てないんですけど・・・
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