東都秋季リーグが開幕しました。
開幕戦は週末に行われるのが嬉しいですね、神宮へ。
専修大、東洋大に続く三校目の5季連覇を目指す亜細亜大学。
東都新人リーグでも優勝を果たし、2年生中心のチームは春の大学選手権の苦杯を乗り越えますます逞しくなっているのではないでしょうか。
しかし、少しでも歯車が狂うと入替戦争いに巻き込まれかねない戦国東都、どうなりますでしょうか。
開幕で対戦する青山学院大は春季リーグでは投手陣が崩壊して5位。顔ぶれだけみると投手王国になってもおかしくない人材揃いだけに、どこまで投手陣を立て直してこれるかがポイントのようです。
東都大学野球秋季リーグ
神宮球場 第一試合
亜細亜大VS青山学院大 1回戦
出かける時は曇天で凌ぎやすい感じだったが、球場に付くと陽がさしてきてかなり暑い。
亜大先発 九里投手(岡山理大付・4年)
前半は両エース九里、斎藤英(青森山田・4年)の投手戦の様相。特に斎藤投手はかなり良い状態で開幕を迎えたように見えます。こうなると青学も楽しみ。
5回裏、先頭、渡邉友(青山学院・4年)の三塁打を加藤匠(三重・3年)の適時打で返し先制、なおも満塁と攻め立て、ここは一気に突き離したいところだったが流石に九里は後続を断つ。
すぐさま6回に四球の走者を置いてこの日3番に入っていた北村(星稜・2年)の本塁打で逆転するあたり王者の風格。
春は2番で暴れた好選手ですが調子が良いと見え3番でしっかり役割を果たした。
7回表には斎藤英がバント処理を好フィールディングで併殺に取ったすぐ後、亜大主将の嶺井捕手(沖縄尚学・4年)に一発を食らう。
青学大エースで主将の斎藤投手。エース復調が青学浮上の鍵を握る。
9回完投の九里も最終回に被弾して1点差に迫られるがなんとか逃げ切り先勝。
投手戦でありながら本塁打が3本飛び出す展開。
両エースそれぞれ課題も残した。
それにしても好投手九里相手の接戦でも好機にまったく小技を使わないのはいかにも青学らしい野球。
亜細亜大 000 001 200=3
青山学院 000 010 001=2
亜:○九里=嶺井
青:●斎藤英-福本(大阪桐蔭・3年)=加藤匠-猪俣(千葉経大付・2年)
本塁打:(亜)北村2ラン、嶺井ソロ (青)安田紘(天理・3年)ソロ
亜大1勝
東都大学野球秋季リーグ
神宮球場 第二試合
國學院大VS拓殖大 1回戦
拓大の記念すべき1部リーグデビュー戦。
果たして何処まで戦えるのか。秋の昇格は同じチームで戦えるので春の専修のような蚊帳の外状態ではなく戦国東都の中に食い込んでくる事を期待します。
対するのはドラフト注目の杉浦稔大(帯広大谷・4年)の國學院大。
杉浦投手も本調子ならリーグ5勝してもおかしくない実力だが、春は3勝5敗。日米大学野球でも精彩を欠いた。
この夏弟君が帯広大谷の後輩として甲子園初出場、主将として立派な選手宣誓と試合の方は惜敗でしたがその活躍が刺激になっている事でしょう。
國學院大は主戦杉浦投手が先発。
ゆったりしたフォームは魅力充分だけれど、この日は心無しかそのゆったりフォームがキレの悪さに見えてしまう。調子は芳しくないのでしょう。初回、先頭打者を歩かせると連打で失点。その後も内野ゴロバックホームの送球が逸れ、この回2点献上。
杉浦投手 5回8安打自責点4
國學院大も2回、下位打線の連打に送球ミスが重なり1点を返す。
しかし、拓大の先発、尾松投手(明徳義塾・2年)が素晴らしいピッチングで7回までこの安打2本に抑える。
エース石橋投手(明徳義塾・4年)の故障があっても明徳ー拓大の馬淵ルートは心強い。
7回までほぼ完ぺきの尾松投手。
打撃の方も5回に杉浦投手から4連打、4番高橋弘(拓大紅陵・4年)の適時二塁打で4-1、6番鈴木孝(山梨学院大付・2年)にも適時打が出て5-1と優位に進める。
鈴木孝の適時打
鈴木孝の適時で二走も本塁を突くが、これはちょっと無謀、完全アウト。
7回には変わった久保田健(日大東北・4年)を攻め死四球の走者2人を置いて北条(志学館・4年)の適時三塁打で8-1と試合を決める。
終盤、尾松投手が國學院打線に捉えられそうになると飯野投手(作新学院・2年)に継投して逃げ切り。記念すべき1部リーグ初勝利を完勝の形で飾った。
國學大 010 000 010=2
拓殖大 200 030 300=8
拓:○尾松-飯野=杉原(明徳義塾・1年)
國:●杉浦-久保田健-岡崎(日大鶴ヶ丘・3年)=石川(桐蔭学園・4年)
拓大1勝
拓大が戦国東都を何処までかき回すか。まだ始まったばかりですが楽しみになってきました。
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開幕戦は週末に行われるのが嬉しいですね、神宮へ。
専修大、東洋大に続く三校目の5季連覇を目指す亜細亜大学。
東都新人リーグでも優勝を果たし、2年生中心のチームは春の大学選手権の苦杯を乗り越えますます逞しくなっているのではないでしょうか。
しかし、少しでも歯車が狂うと入替戦争いに巻き込まれかねない戦国東都、どうなりますでしょうか。
開幕で対戦する青山学院大は春季リーグでは投手陣が崩壊して5位。顔ぶれだけみると投手王国になってもおかしくない人材揃いだけに、どこまで投手陣を立て直してこれるかがポイントのようです。
東都大学野球秋季リーグ
神宮球場 第一試合
亜細亜大VS青山学院大 1回戦
出かける時は曇天で凌ぎやすい感じだったが、球場に付くと陽がさしてきてかなり暑い。
亜大先発 九里投手(岡山理大付・4年)
前半は両エース九里、斎藤英(青森山田・4年)の投手戦の様相。特に斎藤投手はかなり良い状態で開幕を迎えたように見えます。こうなると青学も楽しみ。
5回裏、先頭、渡邉友(青山学院・4年)の三塁打を加藤匠(三重・3年)の適時打で返し先制、なおも満塁と攻め立て、ここは一気に突き離したいところだったが流石に九里は後続を断つ。
すぐさま6回に四球の走者を置いてこの日3番に入っていた北村(星稜・2年)の本塁打で逆転するあたり王者の風格。
春は2番で暴れた好選手ですが調子が良いと見え3番でしっかり役割を果たした。
7回表には斎藤英がバント処理を好フィールディングで併殺に取ったすぐ後、亜大主将の嶺井捕手(沖縄尚学・4年)に一発を食らう。
青学大エースで主将の斎藤投手。エース復調が青学浮上の鍵を握る。
9回完投の九里も最終回に被弾して1点差に迫られるがなんとか逃げ切り先勝。
投手戦でありながら本塁打が3本飛び出す展開。
両エースそれぞれ課題も残した。
それにしても好投手九里相手の接戦でも好機にまったく小技を使わないのはいかにも青学らしい野球。
亜細亜大 000 001 200=3
青山学院 000 010 001=2
亜:○九里=嶺井
青:●斎藤英-福本(大阪桐蔭・3年)=加藤匠-猪俣(千葉経大付・2年)
本塁打:(亜)北村2ラン、嶺井ソロ (青)安田紘(天理・3年)ソロ
亜大1勝
東都大学野球秋季リーグ
神宮球場 第二試合
國學院大VS拓殖大 1回戦
拓大の記念すべき1部リーグデビュー戦。
果たして何処まで戦えるのか。秋の昇格は同じチームで戦えるので春の専修のような蚊帳の外状態ではなく戦国東都の中に食い込んでくる事を期待します。
対するのはドラフト注目の杉浦稔大(帯広大谷・4年)の國學院大。
杉浦投手も本調子ならリーグ5勝してもおかしくない実力だが、春は3勝5敗。日米大学野球でも精彩を欠いた。
この夏弟君が帯広大谷の後輩として甲子園初出場、主将として立派な選手宣誓と試合の方は惜敗でしたがその活躍が刺激になっている事でしょう。
國學院大は主戦杉浦投手が先発。
ゆったりしたフォームは魅力充分だけれど、この日は心無しかそのゆったりフォームがキレの悪さに見えてしまう。調子は芳しくないのでしょう。初回、先頭打者を歩かせると連打で失点。その後も内野ゴロバックホームの送球が逸れ、この回2点献上。
杉浦投手 5回8安打自責点4
國學院大も2回、下位打線の連打に送球ミスが重なり1点を返す。
しかし、拓大の先発、尾松投手(明徳義塾・2年)が素晴らしいピッチングで7回までこの安打2本に抑える。
エース石橋投手(明徳義塾・4年)の故障があっても明徳ー拓大の馬淵ルートは心強い。
7回までほぼ完ぺきの尾松投手。
打撃の方も5回に杉浦投手から4連打、4番高橋弘(拓大紅陵・4年)の適時二塁打で4-1、6番鈴木孝(山梨学院大付・2年)にも適時打が出て5-1と優位に進める。
鈴木孝の適時打
鈴木孝の適時で二走も本塁を突くが、これはちょっと無謀、完全アウト。
7回には変わった久保田健(日大東北・4年)を攻め死四球の走者2人を置いて北条(志学館・4年)の適時三塁打で8-1と試合を決める。
終盤、尾松投手が國學院打線に捉えられそうになると飯野投手(作新学院・2年)に継投して逃げ切り。記念すべき1部リーグ初勝利を完勝の形で飾った。
國學大 010 000 010=2
拓殖大 200 030 300=8
拓:○尾松-飯野=杉原(明徳義塾・1年)
國:●杉浦-久保田健-岡崎(日大鶴ヶ丘・3年)=石川(桐蔭学園・4年)
拓大1勝
拓大が戦国東都を何処までかき回すか。まだ始まったばかりですが楽しみになってきました。
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日曜の天気では観戦パスが賢明ですね。
亜大の実力、ちょっとした違いなんでしょうけど、そのちょおとした違いが大きいんですね。
私も駒大、拓大に動きに注目しています。
2部リーグの混戦も気にしつつ。
私は、今日行く予定でスケジュールを立てていたのですが、天気が気になり断念です…。
亜細亜が連勝で、さすがです。
山崎投手がかっちり試合を作ったようですね。
秋も亜細亜優勢でしょうか。
駒沢、拓大の動きをしっかり見ておきたい秋季です。