「ラ・ヴァルス」

「実相寺昭雄の光と闇」

「ラ・ヴァルス」1990年　エーライツ　監督：実相寺昭雄

加賀恵子という新たなミューズを見出した実相寺は彼女の主演で矢継ぎ早に連作する。レイプ事件の被害者と容疑者の食い違う証言を弁護士が辿る「藪の中」風の構成のなか、男女の性の深淵が浮かび上がる。

4月鑑賞分

以前に観た時、加賀恵子の飛びっきりのワンカットがもう一度見たくて再鑑賞･･･と思っていたのだが例によって何かの勘違いだったようだ。これは見たことがない作品でした。だとするとあのワンカットは今回もう1本上映の「堕落」だったのか･･･。スケジュールの関係で「堕落」は観れず、です。

「藪の中」方式は面白いのだけれど、彼氏の証言で真相が確定する途端に白ける。加賀さんの正体もなんだかな？である。
それにしても当時の人気AV嬢多数出演、これでもかこれでもかと出るは出るは。憶えてる人、忘れてた人、知らない人･･･。ほとんどの方は脱がないチョイ役。制作がKUKIなんだね。
歯医者の受付がかなり可愛いと思ったら、亡くなった冴島奈緒だった。

山本竜二はやっぱりよく頑張ってる。





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