どんなもんよ!!

見た目はアジアン、でも実はフレンチ率高しの我が家(笑)
そんな我が家の母さん日記。

こどもまつり

2011年05月29日 | Voyage
土曜日の法事から夜が明けて日曜日。

当初、日曜日からトントン宅に世話になる予定だったが、
土曜日夜に義父が「明日(日曜日)は薬剤師の集まりがあった!」と言いだし、
月曜日からのスタートなりそうになるも、トントンがお迎えに来て下さいました。

多分、叔母がそうしむけてくれたのだと思うと嬉し涙が・・・

スーツケース1個にベベの沐浴用の座椅子、ベビーカーに
ベビーベッドと異常に多い荷物で、引っ越しさながら。

これらの荷物をシトロエンC4に積み込みいざ出発!
いやぁ快適、快適。

この日はトントンがサラダを作り、近くの公園で開催されている
年に一度のお祭り「こどもまつり」に連れて行ってもらった。

広い公園の手前には広い駐車場が広がり、どの車もしっかりと
チャイルドシートが後部座席を占拠している。

フランスって1世帯のこどもの数が多いから、4人、5人の
こどもがいる世帯って車ではどのように移動しているでしょーね。

それはさておき、こどもまつり。



沢山の乗り物や遊び場が設置され、どれも無料。
しかし3歳のムスメが楽しめるものは少ない&timideな性格から
超ひきまくって、どれにも遊びに行こうとしないムスメ。

すこーしずつすこーしずつ慣れてきて、
親戚のお姉ちゃんと手をつないでニコニコの笑顔で遊び始めました。



お昼御飯は出店でガレットとシードルを購入し、
木の下のお食事エリアで談笑しながらのご賞味。

となりでは2歳ぐらいの男の子がTシャツまでベロベロになりながら
チョコレートクリームのアイスを味わっておられました。ひえ~~!



どの方々ものんびりと日差しを楽しみながらのランチ。
いいねぇ、こういうの。うっとり。純日本人の私は感激していたのでした。

法事@Chatou

2011年05月28日 | Voyage


先週の土曜日、Chatouの親戚の家で
おばあさんの19回忌の法事がありました。

夫の家族は仏教で、カンボジア式の法事が催されました。

いつもおしゃれなトントン宅、この日はあらまあ不思議、すっかり仏間に大変身!

と言ってもやっぱり日本の法事とは一回りもふたまわりも異なる様子。
だってピンクの花、飾るか、日本で。

おばさん連中(夫の母含む)は張り切りモード、
トントン宅の奥さん(フランス人)にもかまわず台所を占拠、
不思議な菓子っぽいものをこれまた不思議な器に入れ、
お坊さんを迎え入れていました。

この日の為に前日から仕込み活動に入った義母。

カンボジアから来たタタ(叔母ちゃん)と一緒に
23時過ぎまで仕込み、朝は3時に起床、
私と子供たちが起床した8時には第一陣がChatouに出発した後でした。

すごい、おばちゃんたちってこういう行事にめっぽう強いのはどこの国も同じだ!

一方、だらだらと過ごす私+子供2名。

車が運転出来ないため、連れて行ってもらう上に座席の殆どを占拠。
しかも荷物が異常に多い&ムスメは日本語しゃべりまくり(誰も理解できない)。
結構、厄介な3人組だと思っております。



トントン宅に到着すると、お坊さんを上座に
60代の方々はお経を唱えておりました。
めくばせでトントンたちに挨拶をし、興味深々にキョロキョロとしていると、
経典はクメール語。しかも義父は全て暗記。他の方はノートを見ながらのお経。

義父の一声に続き、家族がお経を繰り返すという一場面も見られ、
「とーちゃんすげー」と心の中で驚嘆。

ちなみに我が義父、ディプロマを5つ持っています。

お坊さんは私たちの結婚式(カンボジア式の)でも
葉に水を付けて、ほれほれと参列者に水を掛けていたけれど、
今回も同じ行為を目にしました。

それと面白かったのが、大きいボール皿に入った米(炊飯済み)を
スプーンですくって、お坊さんの前に置かれた仰々しい器に入れ、ハイ合掌。
これはお焼香のように、参列者全員が行うようで、
ムスコの様子を見て来た私が最後にそれをするように促されました。
ったって分からないし~。超戸惑いながらご飯を捧げたのでした。

お経の後、参列者を前にお坊さんはそのご飯&おかずでお食事が始まりました。



みんなの前で食べにくいだろうと考えるのは余計なお世話。
食べ慣れたお坊さんはぱくぱくとお供え(?)料理を口に運んでおられました。

一通り食べ終わり談笑。

おばちゃん連中は自分たちの食事の用意。
したがってお坊さん&義父のみ談笑。

私はぼーっとサロンに突っ立っていたら、お坊さんに話しかけられました。
義父が「○▼△※、チョポン(クメール語で日本の意)★■○△」と
説明し、お坊さんが「フランスに住んでいるのか、日本か」と。
「東京でーす」と答えると、お坊さんのいとこが京都におられると。
これだけでありがたい気分になりました。(雰囲気に弱い)

この後、お楽しみのお食事タイム。

この日は総勢20名以上が参集したので、
ブッフェスタイルでの食事。

テーブルが2卓並び、自然とフランス語チームと
クメール語チームに分かれて座り、みな好き好きにべらべらとおしゃべりしながら
お腹を満たしたのでした。

お日様が燦々と降り注ぐ光の元、テラスでいただく絶品料理は格別。
「美味しいねー」「ワイン要る~?」「アイスちょーだい」
なんて喋っていると、お坊さんが「んじゃ、帰ります」と。

御一行、「まだいらっしゃった?」といわんばかりの表情で「Au revoir!」。

履いていらした靴が見当たらないお坊さん、その後、如何に!?

さてこの法事でトントンのフランス人奥さんに愚痴る私。
「もう夫の実家は飽きた~。ママ、うるさいしさー。
周りに何にもないから、車運転できないと何もできないんだよね」

「じゃあウチくれば??」と天使の声。

この一言で、先週1週間はChatouでの夢のような生活を送ったのでした。
ホームステイに味をしめた私は、来週は親戚の女医さん家族宅に
ホームステイすることにしました~。いつ帰ってくるかは未定です。

いやはや、夫くんが来る日も近そうだな、こりゃ。

牛歩で経過中

2011年05月19日 | Voyage
前回、いろいろと書きましたが、
私の疲労とは関係なく、
子供たちはフランス生活を謳歌しているっぽい。



ムスメは
「なんだかいーっつも"メルシーマミー"って言ってんなぁ」
とあながち間違いでもない自分の日常を言葉にする。

「いいのいいの、そう言ってりゃマミー喜ぶから」
とは私。いかん、いかん、こういう返事。でもホントだし~。

それと、21時までは確実に明るいので、
「太陽いつ寝るのぉ?」
「今、おひるごはん?」←夕ご飯どきに
「今何時?」←これはあまり分かっていないが聞いてくる

昨日も裏の自然公園に遊びに行き、シャワーでさっぱり。
午前中は一人で遊んでいてもらいました。
(私は疲れて午前寝しておりました)

それにしても義母、元気。

昨日、カンボジアから親戚が2名到着し、大人5名の生活が始まりました。


↑ムチムチ増量中なムスコ。太ももはマシュマロのような柔らかさ。ムニムニ

家は広めなうえに日中はいない&言葉が通じないので
窮屈な思いはまったくなく、ムスメはおじさんをなぜか「かっこいい」と評。

そうそう、義母。

客人を迎え、さらに張り切る・・・
すごい元気なベトナム女。

もともと世話焼き&口うるさい義母で、
私たちが到着してからはほとんどがムスコにその目が注がれ、
「男の子はおっぱい沢山、飲むのよ~。だからミルクも足せば?」
(↑多分、この発言で私は疲れた)とか
「頭の向きを変えないといびつになるわよ~」とか。

まぁ言ってくること、言ってくること。私も言い返すけど。

これ以上に沢山の親切も。
ご飯は作ってくれるし、ムスコの沐浴の後の片付け、
ムスメの洗濯物のアイロン、食事の後片付けなんていいから
息子(夫)と話していらっしゃーいなどなど...

「すみませんねぇ」(とは言わないが)と思いながら
私も好き勝手に寝る時に寝ているわけで、
「疲れたー、疲れたー」と声高に叫ばないように努力中。

粉ミルク投入

2011年05月16日 | Voyage
夫が帰国して6日目。
ついにおっぱいの出が悪くなり、粉ミルク投入。

間違いなく疲れからくるおっぱいの不調。
これからもっと出が良くなるはずなのだがどうなることやら。

夫の両親は食事(作る&食べさせる)と抱っこ以外
手を出さないので、ムスメの「おしっこー」や
「あそぼー」、「本、よんでー」などなど
すべてのリクエストに一日中答えなければならない&授乳。

この中の「おしっこー」だけは自分でやってもらえるようになった。
日本から持ってきた折りたたみの便座を自分でセットし、
台に上って用を足し、切りにくいトイレットペーパーで拭いて戻ってくる。
上手に出来るようになったぞ、ムスメ。

あとはマミーがやってくれようとしてもことごとく拒否するんだな。

牛乳をあたためてくれれば飲むようにはなったけれど、
これも機嫌が悪いと(ムスメの)やっぱりママになってしまう。

また、ムスメはパピーとマミーの言っている全ての話を
理解できるわけではなく、「なんて言った?」と通訳をも求めてくる。

ゆえに私の後を追いかけまわし、私はへとへとになってしまうも、
日本語が通じる相手が私しかいないので鋭意対応中なのだ。

以上が疲れた理由1。

疲れた理由2は、夫がいないので、足がなく、家にほとんどこもりっきりで観光出来ない。
つまり時間をもてあましていることによる疲れ。

これは私の性分によるところが大きく、
昔からせわしなく動き回っていたほうが疲れが少ないという損な体質だから。

疲れた理由3は、慣れない家だから。

これは仕方ない。
けどやっぱり疲れる。

風呂に入りたい!
自分の家であれば何でもそろうが、他人の家だとそうも行かず。

ムスコを風呂に入れるのも、
なんだか無駄に動いている気がする。
(さすがにベビーバスたちは買ってもらったけど)

飽きたー!!


生のホワイトアスパラガス

2011年05月13日 | Voyage
春のヨーロッパに来たら食べたかったのがホワイトアスパラガス。



栄養的にはグリーンアスパラガスの方がよっぽど豊富らしいけれど、
日本ではなかなか買い求められないので、フランス滞在中に味わってみたかった。

今、夫の実家に滞在しており、食事は一昨日ぐらいから
なぜが私は自分&ムスメの料理を作っています。
義母の作る料理ももちろん食べるので、何だか凄い食卓に。

一緒にスーパーに行き、旬の野菜を選ぶ。



日本では珍しいアーティチョークやちりめんキャベツ、
変な形のトマトや、白い茄子、丸いズッキーニなど、
「どれを買って、どう調理しようか・・・」とムスメと手をつなぎながら
考えるのが楽しい(けどちょっと世話しない)。



ホワイトアスパラガスは、本来であればソースオランデーズが
最適なようだけれど、今回は面倒なので、シンプルにオリーブオイルをかけ
塩コショウ、そしてレモンをちょっと絞ってサラダ風に。
味に飽きたらバターを少し落としてしょうゆも少し加えるとまた美味。



茹で過ぎぐらいがちょうど良い。

穂先の甘さはとうもろこしの「未来」(という品種)並み。

根元を深めに切り落とし、皮も厚めにそぐと食べやすい。

晴天下散策頭痛注意報

2011年05月12日 | Voyage
やってきましたヴォールヴィコント城。



駐車場には観光バスも確認でき、どうやら営業しているっぽい。

それにしても城の庭ってどーしてこんなに日陰がないかな。
帽子をかぶっていても「頭痛注意報」。
日差しが強い! 雨よりましだけど。


↑「眩しいね」

そしてこちらの人々は帽子もかぶらず、ずんずんと日なたを歩く。
これが狩猟民族と農耕民族との差?

ムスコが空腹を訴えたので、日陰のベンチで授乳@ヴォールヴィコント。

ムスメと夫は「とかげ探し」。なぜだ??



授乳を終え、げっぷをさせていると、
ムスメと夫が駆け寄ってきて「散歩用に小型車のレンタルがある」とな。

1時間20ユーロ、保証金150ユーロ也。

いいじゃないですかー、のりましょー。

財布じゅうの現金をかき集めて150ユーロを束ね、
ガンジーの若いころにそっくりな受付のおじさんに渡す。
おじさん、夫に運転の方法を説明し、いざ乗車。



楽ちん&楽しい~。
途中、私が運転したりもした。




丁重に断ったのに、夫は私の運転を見てみたかったようだ。
アクセルとブレーキだけ、ギアもない
ゴーカートのような車だった&交通量がゼロなので、
事故ることなくその大役を務め、また夫にバトンタッチ出来ました。


↑助手席で地図を布団に寝るムスコ(嘘。抱っこしていましたずっと)

パチパチ。

ヴォールヴィコント城内はさすがヴェルサイユをもしのぐ絢爛さ。
しかし城主だったフーケの気の毒な人生が
その華々しさに一抹の不安を抱かせる...



眺めていても
「でもルイに目を付けられちゃうのよね」
「これかね、(ルイが)頭に来たのは・・・」
「この庭は確かに嫉妬されるね」
と心の中で独り言。



ムスメは薄暗い城内におじけづき、
「パパー、早く!」
「ママ、行こうっ」
と不要なまでに急ぎ足。
途中、いやにリアルなマネキンが当時の様子を再現している間だけ
「もう一度見に行きたい」

怖いもの見たさ?
良く分からないけれど、そんなムスメに付き合って
引き返したりして、マネキンの不気味な後ろ姿を凝視しました。


↑いつでもどこでもオムツ交換が必要な新生児

結局、閉場時間ぎりぎりまで楽しみ、パリの日本食材屋に向かったのでした。

でも! でも! やーすーみーでした。

「月曜定休日」

ハイ、撃沈。

ヴォールヴィコントに行こうとすると、何かしらお休み?
これからはちゃんと調べてから行こうと心に固く決心しました。

Rognon de Veauってなんだろね

2011年05月11日 | Voyage
今日、夫が東京へいったん帰りました・・・

  

私の専属通訳者でもある夫。
明日から不安だ・・・

生活を頑張るというよりも、フランス語を頑張らねば。
明日から「リュミエール」のページをめくって学習するとしよう(手遅れ)。

さて5月9日。

去年行った時はどっぷりと休館日で
見事に玉砕されたヴォールヴィコント城を再訪することに。

その前にMelun(ムラン)という街でお腹を満たしました。

ムランまでは洗ったチッチを干しながらのドライブ。



たいてい失敗はないレストラン&料理選び。
ところが不安がいつもの調子を狂わせたか、
どうもイマイチなランチで残念。



雲行きが怪しげなランチはこの会話から。

私「Rognon de Veauってなんだろね」
夫「なんだろ、肋骨かなぁ」
私「なんだそれ? スペアリブってこと? とにかく子牛の肉かね」
夫「・・・」←無言

で頼んでみたら、なんとびっくり
子牛の腎臓でした。


↑ランチ前にケバブを食べた夫(←ケバブ狂)もギブアップ
 横に添えられたタリアテッレも超やわやわ・・・

臓物系、嫌いではないけれど、
ちょっとにほいがきつくて、結局、夫の料理と交換こ。
ごめんよ、夫。

デザートは定番のクレームブリュレとムースオショコラ。





これは普通に美味しかった。

この後、ヴォールヴィコント城に向かいました。
こちらは2年越しの思いが通じたか、とってもおもしろかったのでした。
続きはまた明日

朝から珍道中!?

2011年05月10日 | Voyage
おはようございます。



昨夜、ムスコは1時40分におっぱいを飲んで、
7時20分まで寝ることが出来ました。

     

  パ チ パ チ !
  (多分、まぐれ)

朝、私が目を開けるとムスメが「ママ、まだねむい?」と言ってきたので
「そうねぇ」と答えたら、「ちんどちゅうしたら?」と。

私「へっ? 珍道中?」
ムスメ「ちーがーうー。ちんどちゅー」
と言って、両手を上にあげました。



分かります? 何のことか?
私、分かりました。

私「深呼吸?」
ムスメ「とう!(そう)」

当たりでした

公園と「やさしい音で」

2011年05月09日 | Voyage
日曜日はなーんにもせず、夕方(と言っても昼間のような明るさ)に
向かいの公園を散歩しました。



アヒルや白鳥が園内を闊歩しており、
その様子を眺めながらの散策。



森を歩くとキノコが生えていたり・・・



池の生態系を説明する図があったり・・・



アヒルに餌をあげたり・・・



生物の野外学習のような夕刻の散歩でした。





歩いていると、ムスメが「ママ、やさしい音でね」と言うので、
何だろうと思ったら「音」=「声」のようで、
“やさしい声で、やさしく自分に接しろ”という
何とも言えない表現によるムスメからの依頼がありました。

結晶塩のバター

2011年05月07日 | Voyage
フランスに来て3日目のお昼は、
ママが「ホワイトアスパラと蟹、ふかひれのスープ」を作ってくれました。

いやぁ美味しいのなんのって。
美味しすぎて何回おかわりしたか分かりません。

さて、昨日のカルフールで調達したこのバター。



結晶塩のバターなのですが、なんとも不思議なお味でした。
フランスのバターは日本のバターよりもコクがあって好き。
ただ無塩が一般的なのか、有塩好きな私にとってはやや物足りない。

もっとも好みなのは「ドゥミ セル」バターなのだけれど、
今回はこの結晶塩バターを買ってみたのでした。

バゲットに塗って食べると大き目の塩が時々顔を出す。
食感は時々「ガリっ」とした後に、塩のしょっぱさが
口に広がります。うーん、不思議。

すごく美味しいというわけではないけれど、
癖になりそうな奥行きのある風味のバターでございました。