どんなもんよ!!

見た目はアジアン、でも実はフレンチ率高しの我が家(笑)
そんな我が家の母さん日記。

日本に戻ってきましたが

2010年06月30日 | Voyage
昨日、成田に着き、両親の出迎えを受けて自宅に到着。

湿度が高く重ーい空気で「去年もこうだったなぁ」と。

今日からさっそくお仕事開始。

  少しずつではありますが、
  フランスでアップ出来なかった滞在記の模様を
  余韻に浸りながら振り返りたいと思います~

  
  ↑Colmarの舟からの一枚
   緑一面の中に赤い自動車が2台 何とも美しい
  
時差ぼけと闘いながらのスタート週は本当に辛い
今朝なんて3時半に目が覚めちゃった・・・

La fete de l'eau (水の祭典)

2010年06月28日 | Voyage


「フランス滞在期2010初夏」もまもなく閉幕。
6月最後の週末は「水の祭典」が夫の実家のある町で開催される。
今年は娘も楽しめそうだったのでレッツゴー!

このお祭りは「水はどこから来るの?」という
教育的な展示をしているテントや、子供に
水に関する塗り絵をさせてくれるテント、またまた
市を流れるマルヌ川上でジェット舟に乗せてくれたり・・・
と、とにかく水に関するアトラクションに溢れている。



さすがに救命ベストを着けて舟に乗せてもらうことはやめたが、
それ以外の無料アトラクションを満喫した。

塗り絵にも挑戦。
横に座った黒人の3歳ぐらいの女の子が娘をガン見するも、
娘はまったく意に介さず、もくもくと塗り絵(というか落書き)を
続けるが、それでもジーッと見る女の子。
目が合うのは私とばかりで気の毒。珍しいかったか、アジア人は。

郊外の公共のお祭りなのにカラフルでおしゃれな印象。
テントの屋根に「○○自治会」などといった文字はなく、
白や赤の可愛い外装なのも好印象。

でもとにかく日差しが恐ろしいほど強い。

ここではじけた娘、帰りの車で爆睡でした。


コルマール近郊の村に滞在中

2010年06月24日 | Voyage
昨晩は、コルマールからほど近いカイゼルベルグで夕食をとった。

宿はレストランが一軒しかないキンツハイムという村にあるホテルを予約したが
そのレストランも休みだったために車で六分の
こちら(カイゼルベルグ)にあるシャンバーというレストランで夕食となった。


↑レストラン シャンバー(CHAMBARD)

お昼を軽めに済ませたので、今宵は重めな夕食にトライ。
シュークルートのコースにした。

(後で写真をアップします。)
こちらのレストランのソムリエは何とびっくり日本人でした!

さてキンツハイムであるが、周囲はどこまでもブドウ畑が広がる
何にもない村だが、村そのものが魅力的で、どこも絵になる素敵な花に溢れた村だ。


↑あたり一面ブドウ畑



娘は村を流れる小さなせせらぎに反射する
ゆらゆらと動く水の流れを見て
「おたまじゃくちがいるよ。おたまじゃくちにたべものをあげようかねー」
といって雑草をむしっては水にパラパラとばらまいていた。

娘、キンツハイムの自然を満喫!

この村は関係者以外の車が入れないようになっているため
子どもを遊ばせておくにも安全な村である。


↑ホテルの入り口にて

夜は何も見えず何も聞こえない。
贅沢なフランスでのバカンスを堪能中。


↑ホテルの中庭で遊びまくる娘

ストラスブール到着後

2010年06月23日 | Voyage
メッスを発ってから一時間ほどでストラスブール市内に到着。





トムトム(GPS)のおかげでホテルも難なく見つかり、調子が良い。

今回のアルザス旅行のホテルは三泊とも私セレクト。

ストラスブールはホテルレジャンコンタッドにした。


↑ホテルのエントランス

部屋は最上階で広い!
娘用のベビーベッドまで設置されていた。
「マミーんとことおんなじ~」
「うっれしーなー」
と私以上にはしゃいでいた娘だった。



私だって「うっれしーなー」だ。

街中が音楽祭の昨夜は、いたるところで
アマチュア楽団やらバンドが賑やかに演奏しており
ビール片手に踊ったりと観客は大騒ぎ!



昨晩ばかりは騒音にうるさいフランスも無礼講だったようだ。

ストラスブールでの夕ご飯は、アルザスビールとタルトフランベに
オニオングラタンスープを娘とシェアし
夫はアルザスのハムとジャガイモのソテーと野菜が載った皿のど真ん中に
400ccはあろうかというフロマージュブランが鎮座した料理。

当初、私が頼もうとしていた料理だったのだが、
正直、やめておいて正解だった。

というのも、どうやって食べるの、このフロマージュブラン! なのだ。
フロマージュブランはそのままだと
やや重めのヨーグルトとクリームチーズのあいのこなのだが
この料理にはエシャロットとニンニクとハーブが混ぜてあり
まさにブルサンアイユであった。
パンにつけたりと一生懸命に消費していたが
やっぱり半分以上は残していた。


↑世界遺産 ノートルダム聖堂

レストランの外の広場でも賑やかな演奏が聞こえ、
我々の食後にもまだ終わることはなく、
おどろおどろしくも見えるカテドラルを仰ぎ見てからホテルに戻った。

アルザスに向けて

2010年06月22日 | Voyage
只今、フランスの東部、ドイツの国境近くに位置する
アルザス地方に向かっております。

アルザスまでは450キロメートル。

途中、メッスに寄り、昼食を摂り
あと20キロメートルで到着です。


↑立ち寄ったメッスでの一枚

アルザスではストラスブールに一泊、コルマール近郊の
キンツハイムという村のホテルに二泊し、
近くの村々をめぐる予定。

パリからの日帰り旅行

2010年06月20日 | Voyage
ノルマンディー地方までの日帰り旅行。

DEAUVILLE(ドーヴィル)、Etretat(エトルタ)に寄って
帰ってくるというプログラム。

ちなみにEtretatは、いつもながらDeauvilleを発とうという車の中で
夫から急に発案された追加プログラムだったが、私も娘も行かない理由はない。
「はい、喜んで。出来ればオンフルールにも寄りたい」ぐらいだ。
(オンフルールはさすがに時間の関係上、通過のみ)

Deauvilleまでは車で2時間半という近さ(?)。
Deauvilleは、距離にして250キロの場所にある
高級リゾート地といわれている海辺の町だ。

確かに町は洗練されているし、
普通、このような田舎町にはないような
高級ブランド店が軒を連ねている通りなどもあり
ニースらしいエレガントな気品さえ漂う町だった。

そんな町に似つかわしい1軒のレストラン。



ここは夫が事前に調査済みで「美味しいらしい」という
ファジーなお墨付きのレストランだった。

店の店員に聞けば「子連れも歓迎」とのこと、
娘と一緒に入店し、夫はオマールのコースを
私はグルマンコース(食いしん坊コース)を注文してみた。

いやはや・・・
エレガントな店内だ・・・

そんな店内の中央に、このレストランのスペシャリテでもあろう
オマールブルーの水槽があり、これがまた綺麗な水槽で、藻ひとつ見えない。



ハサミを縛られたマリンブルーのオマールさんたちが
ゆーったりゆーったりと底をお散歩している姿をジーッと凝視する娘。

この大えびさん達のお陰で料理が運ばれてくる間も退屈しなかった。



そしてお料理の美しさに驚嘆する私の横で、
添えられたパン&バターを食べまくる娘。
もくもくとオマール尽くしのコース料理合計6皿を平らげる夫。
さぞかし食欲旺盛なファミリーだと思われたことだろう・・・

(お料理はすべからくカメラに収めたのですが、アップは帰国後)

さてお腹も満腹になったので海を眺めるとしよう、ということで
海の向こうはイギリスな海岸に到着~(と言っても車で3分)。



娘の「おつなば(お砂場)であとびたい!」コールに応え、
しばしお遊びタイム。つよーいつよーい風が吹いていることなど
まったく関係なく、夏の帽子に冬のコート、足元ははだしという
大変に不思議な格好で夫と共に遊び始めた。



私はというと風には耐えられず、持参したストールを
ねずみ小僧のように纏い、波打ち際から遠く離れた場所で待機するも、
砂塵があらゆる隙間を縫って入り込んでくるため、
コンタクトレンズ着用者はどうしようもなく・・・ 涙・涙・・・
遠くから「ママァ~、なにやってるのよぉ」とまた誰かさんの如く
私を呼ぶ声を聞きつつ・・・ 「それどこではないのよぉ」と応えるのが
精一杯だった。

いい加減遊び飽きた夫に抱えられ「まだ遊ぶぅ~」「帰らない~」と
泣き叫ぶ娘をなだめながら車に戻り、水に使った衣類を脱がせて
さっぱりと着替えた後に今度はエトルタへレッツゴー!

エトルタへの道のりのクライマックスは「ノルマンディー橋」だろう。



今から15年前に開通した大迫力の橋で全長2キロ以上もある。
この橋が出来たことでルアーブルとオンフルール間を15分で行けるようになったとか。
出来る前は45分もかかったというのだから、付近および観光客待望の完成であったろう。

15年前の完成とは思えないほどの新鮮さ、そして迫力満点である。
そもそもこの周りには人工的な建設物が少ないため、
この人工建設物の極みとも言える橋が映える、目立つ。(浮いている?)

ドーヴィルとエトルタは30分程度のドライブで、
今度は自然が作り出した大変奇妙な迫力の断崖絶壁を拝んだ。



エトルタもそれはそれは小さな町だけれど、
この断崖絶壁のお陰で小さな道の両端には
観光客の車がせめぎあって駐車されている。

断崖絶壁の頂上までベビーカーを押しながら散歩し、
アホウドリを間近に見て、断崖絶壁を上からこわごわと覗き見て
夕食を食べたのちにエトルタを後にした。

実家到着午前0時半。
夫よ、どうもありがとう。

休館日だよ、ヴォールヴィコント・・・

2010年06月17日 | Voyage
昨日は夫の実家から車で40分のヴォールヴィコント城までドライブ

ヴォールヴィコントまでは延々と農村地帯(畑・森の中)を走りぬける。
フランスが誇る黄金色の小麦畑が広がるエリアなどは
見ていてため息が出るほど美しい。



森や葉ものの畑が左右に広がる道は、ともすると日本の農村地帯に
見間違うほど似ているが、時折見かける農家の仕様は
やっぱり日本家屋とは異なる赤いレンガの屋根が特徴で
「広大な農地を誇るフランス」にいることを否応にも感じずにはいられない。

あたりに落ち着きを感じた頃、どーんと現れるお城 ヴォールヴィコント。



ここはルイ14世の頃、財務担当のフーケ(という日本ではお菓子屋がある)が
造園家のルノートル(という日本ではパン屋がある)などを従えて作らせた
ヴェルサイユ宮殿よりも美しいといわれているお城である。

この城を舞台にした小説や映画が作られ、何かと脚光を浴びている。



城の内部も見たかったが、美しい庭が見たかったのに、
行ってみると何だかやたらと「ひっそり」していたのだ。

嫌な予感的中・・・ 水曜日はおーやーすーみー・・・

仕方ないので、柵の外側から城を覗く。
修復が進んでいないのか、何だか色褪せた城だなぁというのが第一印象。
目を凝らして遠くの庭を見ると、アリスの不思議な国のような
幾何学模様を凝らした剪定の庭が見えた。おぉ、これが!
間近で見てみたいものだ。が、今日は休館日。

悔しさをこらえて、城の門の前に広がる芝生でしばし合気道を。
娘が「えいっ」と言って私が受身を取る。くるくると回ったり、
追いかけっこをしたりしてとても楽しく清清しい。
娘にとっては城が休みだろうがなんだろうが走り回れる場所さえあれば
どこでも良いのだ。キャーキャーと言いながら、
「ピクピクいくの(ピクニックいくの)?」と何度も聞きながら
どこまでも走り回り、草をむしって遊んでいた。

そうそうここに来る前に、
私「今日はピクニックに行くのよ。お城に行くの」
娘「ピクピク? 何持っていこーかなー(パンダリュックを触る)」
娘「お城ってなーに?」
私「お姫様がいるかもしれないおうちだよ」
娘「○○ちゃんちにいるお雛様?」
とイキナリ和テイストな情景が・・・ 面白い、この展開。

さて時間はすでに13時を回っており、そろそろランチを、
ということで近くの町、Melunへ。

車を止めてセーヌ川沿いのブラッスリーでランチ。
生でアフリガンビールをいただき、いい気分。
魚のテリーヌやステーキ、魚料理をいただき市内観光をして退散。

娘が車の中で寝てしまったので、大急ぎで実家に戻り
我々はクレーコートでテニス。我ながらタフである。

お散歩Day

2010年06月16日 | Voyage


フランスに着いてからというもの眠くて仕方ない。
娘と昼寝をすることなど、日本の土日にもそうあることではないが、
ここでは昼寝時間もしっかりと確保している。

昼寝から起きてもまだまだ外は明るく、
だいたい夜の10時になって日本の夕方のような空になる。

昨日は夫の実家がある市内を散歩がてら、銀行に行った。


↑緑の看板がBNP。日本にもBNPの証券会社がある

銀行口座を開くには日本の住所証明が必要だそうで、
書類不足で結局、開口できず、明日、また行くことになった。
私ならば電話で必要書類を確認してから行くけどなぁ。
しかしここはフランス。郷に入れば郷に従え、カリカリすまい。

娘は銀行の個室(何かと個室で作業が行われるようだ)でも
おとなしく、銀行員に褒められていた。外面は至極いい。

外に出ると夏の日差しを浴びることになるも、風は冷たく強く吹く。

正午を告げる市の象徴である教会が奏でる鐘の音を聞き



かばん屋さんで買ったパンダのリュックを背負い、大人のあとを追いかけ



義母の用を薬局で済ませる間、子供用スペースで遊び、



市庁舎の前でも鳴る鐘を「どこだどこだ」と探していた。



フランスであろうと日本であろうと娘は何でもおもちゃにして遊ぶ。
すると別の子が近寄ってくるので「じゅんばんこ!」と日本語で諭す。
絶妙なタイミングで「みんなちがって、みんーないいー」と
金子みすずの歌なんて歌っているのだからたいしたものだ。

 
↑アイスを買ってきてくれるパパを待つ娘

ボンヌママンのムッシュービスキュイ

2010年06月15日 | Voyage


すごく美味しくて根こそぎ買い占めて帰国したいという程のお味ではないが、
手作りっぽい形状、夏を思わせる爽やかな外装のデザインに惹かれ購入してみた。



さくさくとした食感は割りと好み、バターっぽさが少ないのも良し、
何よりビスケットの形がかわいくて(ボタンがかわいい)、
娘も私もおやつの時間に欠かさず食べている。

Bahn Cuon 再来

2010年06月15日 | Voyage


今宵の夕食は「Bahn Cuon(バンクォン)」。
スチームライスロールである。



昨年、義母が来日したときに作ってもらって以来、
粉がなかったので作れず、食べたい気持ちを我慢していた。

この代物、米の粉をフライパンで薄く蒸し焼きにし、
焼きあがった皮に野菜や肉を入れ、
フライドオニオンのトッピングを添えていただくヘルシー料理。

義母の作るBahn Cuonの中には、
きゅうり、もやし、レタス、ミント、バジル、ベトナムのハムが入る。



ところで、筆頭のきゅうり。

私は食べられないので興味がないのだが、
きゅうり好きな娘はフランスの巨大きゅうりに魅了され、
毎日、いや毎食、きゅうりスティックを食している。



娘はフランスに来てからなぜか口調が誰かっぽくて困る。
「もうぉ~ 分かったのぉ?
 なんでこっちに来るのよぉ。
 ○○ちゃん、おちごとちてるんだから、
 おしゃべりちないでよぉ。ちずかにできる?
 出来るの?」
と言われると可笑しくて笑ってしまうのだが、
場合によっては複雑な心境になることもある今日この頃。