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ギターをリペアしました。

2011-12-20 | 日記
1997年製のオベーションUSAのギターが今年の1月にボディーに亀裂が、湿度的なものか?わからないんですが、3ヶ月で全部上から下まで割れは広がってしまいました。

大事にしてただけにショックでしたが木なんで開いたい閉じたりと呼吸をするものなんで、乾燥が1番駄目だったのかな?って湿度管理が出来てなかった事に大反省、でリペアに出す事にしました。

アンプや機材のメンテナンスは名古屋に御世話になってるショップがあり、車は鈴鹿にありギターだけがありませんでした。リペアで検索をして近場で探しました。

10軒ほどお店に電話をかけて症状を言いましたが、どこのお店も1回見てみないと電話では全くわからないので送って下さいっと定番の感じでしたが 奈良のあるリペアショップさんだけは30分以上、症状を聞いてくれて、直す方法やかかる大体の金額を丁寧に電話で話してくれました。直感でこの人に直してもらいたいって思いました。

常温加湿と言うものを2週間ぐらいかけて傷口をふさいで、裏から5箇所のパッチで止めると言う方法を提案してくれました。
オベーションはトップは木ですがボディは樹脂の為、完全にふさがるのは難しいとも説明してもらい、リペアに出す事にしました。

自分の持ってるギターの中でギブソンの1968年製J-45と言うビンテージギターがあり、1年ぐらい前にブリッチに割れがあるのを発見しました。前日までなかったんですがいきなり割れたみたいです。

40年前のギターですから仕方ないと言えば仕方ないのかとは思いますが、どう直そう?か?高額かかるかな?っと悩みずっと放置してありました。今回このお店と出会い、このギターも直してもらおうと思い2本リペアに出しました。

ギブソンの方はブリッチを1回剥がして圧着し直すと言う方法でリペアしてもらいました。今日リペア出来て届きました。
完璧に直ってます。

お店の方がナットが減って音が鳴ってないからとアドバイスを頂いてナットも牛骨のものに交換、そこだけ新品なんでピカピカにならないようにビンテージ塗装もして頂きました。

ナットも素材もありますが溝の切り方で音が決まるそうです。

今日送られてきたギターを弾いてみると前の倍は鳴ってます。すごいですね。やっぱりプロの方の手が入ると、別物じゃないのと言うくらいいいセッテングになって帰ってきました。 またギターが弾くのがさらに楽しくなります。

リペア代は全て送料も入れて23000円でした。このくらいの金額でこれだけギターがよくなるとほんと出してよかったっと思います。

オベーションは今まだ加湿してもらって傷口を閉じてもらってます。今年いっぱいは加湿してもらい来年には帰ってくる予定です。

いいお店と出会いました。ギブソンの仕上がりを見て、この人が主治医になってもらおうっと思いました。技術も知識も対応もものすごくいい、店主のプロフィール後から見て納得できました。

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