池田しづかの政治経済社会

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菅内閣、起死回生の時

2011-02-25 18:33:16 | 国際・政治

1、今、菅内閣起死回生の時

    今、菅内閣は、追い詰められている。予算案の成立の見通しが立たない、小沢系によ

    る氾濫→退陣要求

       これよりも、追い詰められた状況が、前に自民党にあった。

    郵政改革法案の時の小泉内閣だ。法案の否決→内閣総辞職→亀井氏による新内閣

    の成立(綿貫総理、亀井幹事長)

   郵政改革法案→野党+自民党の一部反対、欠席→否決→小泉内閣総辞職→新内閣の

   成立

      小泉総理は、解散といっているが、最後の最後で、総辞職する。閣僚の反対もある

   反対陣営の亀井陣営のほとんどは、そう確信していたはず。もう、気分は、戦勝気分に

   なっていたはず。だから、解散と知って、暴挙、憲法違反、正気の沙汰でない等々怒り

  心頭の言葉が発せられた。従来の自民党総裁なら、皆総辞職だった。小泉改革支持の

  私も、それが心配だった。

      しかし、小泉総理は、毅然としていた。解散を強行したばかりか、郵政改革法案反

   対の議員を公認しなかったばかりか、対抗馬を立てて戦った。

   結果は、小泉総理の大勝となった。国民は、小泉総理の改革本気度を支持したのであ

    る。

     今、菅総理は、追い詰められている。しかし、まだ、当時の小泉総理ほどではない。

   しかし、すぐ、同じ状況になる。

   菅総理に、同じ決断が出来るか。

       それには、あいまいでは駄目だ。クリーンと出来る政策の実行をはっきりと国民

    の前に示し、解散総選挙をすることである。もちろん、負けたら、下野する覚悟がなけ

    れば出来ない。小泉総理は、自民党をぶっ壊すといって総裁になった。菅総理も

    民主党をぶっ壊す覚悟があるか。今の民主党は、小沢私党とその他民主党員に

  なっている。菅総理の目指す民主党と政策があるならば、敢然と総選挙すべきである。

  ただし、ただ総選挙しても、意味もないし、負けるだろう。その際は、クリーンと実行可能な

      政策である。

   次のことを実行できれば、総選挙後も菅政権が続く可能性が大きい。

    ①、小沢一郎氏の除名→証人喚問に賛成→議員辞職勧告

    ②、小沢一郎氏の除名に反対議員を公認しない、対抗馬を立てる。

    ③、今までに、小沢一郎氏の処分に過激に反対してきた議員は、公認しない。

    ④、国民新党との連立解消。もともと、民主党は、郵政改革に賛成のはず。

    ⑤、公認者全員に、小沢一郎氏の処分に賛成する旨の誓約書及び新マニフェクトに

       賛成する旨の誓約書をとる。

    解散に反対の閣僚は、すべて罷免して、解散総選挙することである。

 以上を実施して、解散総選挙することである。ほとんど、小泉総理の実行したことであるが

   これが、日本と日本国民のためである。

     総選挙後も、菅内閣が続く可能性が出てくる。選挙を経ることによって、野党との協力

  の可能性も出てくるし、場合によっては、連立或いは部分連立の可能性も出てくる。

    菅総理に、小泉総理ほどの、決断力、実行力があるかどうかである。


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