1、いま、菅内閣のすべきこと
民主党幹部が、公明党に菅総理を代えたら、予算に賛成してくれるかとか、16人の
比例のみで選ばれた小沢系衆議院議員の会派離脱届けとかニュースになっている
。今、菅総理の取るべき道は、
まず、どの総理であれ、在任期間は、短い、その中で、自分は、何をなすべきか、
どっしりと腰を落ち着けて考え、実行に向けて努力することである。
総理として、今何をするのが、最良か、ということである。
予算を、国会通過させることである
それには、何をすべきか、王道をいくべきである。
予算案は、衆議院の賛成多数で、成立する。
予算関連法案を成立させるには、
自民党と協議して、両者の折衷予算案にして、国会を通過させることである。
子供手当ては、児童手当の拡充にする等
マニフェストの破綻部分の修正を中心協議して、まとめる。
予算案の国会通過、予算関連法案の国会通過、
そのあとについては、自民党と協議しながら、進めることである。
両者とも、国民を代表して、政治をする訳であるから。
そして、歩み寄るべきは、政権与党である民主党である。
当然、小沢派は、猛反発するだろう。しかし、彼らに歩み寄ったところで、予算
関連法案が通る訳ではない。見えているのは、なんにも出来ずに、退陣する菅内
閣の姿である。小沢派が、猛反発しようが、造反しようが、上記の道しかないし、
それが、最良の道である。
2、 もし、上記の道が、うまくいかなければ、解散総選挙により、局面を打開することである。
3、 もっとも、悪い選択は、小沢派に譲歩することである。その先にあるのは、菅内閣の退
陣→政治の混乱だけである。
4、 いま、ニッポン経済は、ようやく、立ち直りかけてきている。政治に頼らずに。
この芽を大事にしなければ、ならない。
4月~12月の一部上場企業の経常利益は、77%アップという。円高にもかかわらず、
政治や検察(警察は、犯罪者を捕まえるが、検察は、目だった人を捕まえる)やマスコミ
が、ちょっかいを出したりしなければ、お金が回り始めるはずである。
これから、明るさが広がってくるはずである。
株価もじわじわ、じわじわ上がっていくのでは、ないだろうか。
日経平均株価は、9,000円台前半から現在10,800円台になっている。
この先、じわじわ、じわじわと上がっていき、15,000円台になるのでは、ないだろうか