皆様こんばんは。
本日は直前になってしまいましたが、1/22(日)に開幕する第6期武蔵小杉最強リーグについてお知らせします。
第5期はこのような結果でした。
一部終わっていないところがありますが、全て消化して第6期を迎える予定です。
第6期の詳細は下記の通りです。
開催日:毎月第4日曜日
開催期間:2023年1月~3月
スケジュール:1局目 13:10~15:10
2局目 15:20~17:20
白石勇一の大盤解説 17:30~
会費:1期5000円(サロン利用料は別途必要)
白石勇一の指導碁料を含む
手合割:点数制(1点差1目)
持ち点は成績により変動あり
ハンデの上限:3子白9目半コミ出しまで
持ち時間:各60分、秒読み無し
点数制のリーグ戦となっており、勝ち越し、負け越し1つにつき1点変動します。
私は点数変動が無く、表彰にも入りませんが、真剣勝負として対局しています。
なお、欠席される場合は事前にお知らせ頂ければ別の日に対局して頂くことも可能です。
第6期は私を除いて10名の方の参加が確定しており、2リーグ制で開催する予定です。
枠には余裕がありますので、ぜひご参加頂ければと思います。
お申込み・お問い合わせのメールはgotanda@igoshiraishi.comへよろしくお願いいたします。
さて、それでは最強リーグの対局に現れた場面をご紹介したいと思います。
私の白番です。
1図(テーマ図)
白△と押さえた場面です。
下辺の戦いが焦点ですが、次の一手は?
2図(失敗)
形を見て反射的に黒1とハネてしまう方、結構多いのではないでしょうか。
先手で黒×を助けることができますが、逆に白2を先手で打たれるマイナスが大きいのです。
この後黒Aと押しても利きませんし、白Bとカケる強硬手段すら成立するかもしれません。
かと言って黒Cとコスむのではへっぴり腰で、白に対する迫力がありません。
3図(正解)
ということで、黙って黒△と押すのが正解です。
次に黒Aと出る手があるので先手になります。
今大事なのは黒×を助けることでも地を得することでもなく、白×との競り合いで遅れを取らないことです。
この押しが逃せない急所でした。
4図(正解)
白1でAと切ると、さらに黒Bの当てを利かされてしまいますから、白1と受けるぐらいのところです。
そこで、押しを生かして黒2、4と打ってみたいところです。
本図の進行は黒の形が良く、目一杯に白に迫ってもいます。
2図の進行とはだいぶ雰囲気が違いますね。
形の良い手でも、目的にそぐわない場合は疑問手になってしまうことがあります。
全局を見渡して、しっかり状況を判断しておくことが大切です。
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