<本日の一言>
白石囲碁教室は2か月目に入りました。
講座の録画は好評なので、続けていきたいと思います。
即効性があり、長期的な上達速度アップにもつながる内容を目指しています。
皆様こんばんは。
昨日放送された「トリニクって何の肉!?」ですが、サロンでの対局風景も映っていたようですね。
演武のようなつもりでサラッと流して打つはずが、うっかり形勢が傾いてしまったのは秘密です(笑)。
さて、本日は指導碁に表れた形を元ネタに問題を作りました。
1図(問題図)
白番です。
黒×を取りたいのですが、どうすれば良いでしょうか?
黒AとBが見合いで、白が困っているようですが・・・。
2図(正解)
白△と出るのが正解です!
黒Aで取られることを防ぎつつ、黒×のダメを詰めていることがポイントです。
3図(正解)
その後黒1、3なら、白8まで黒全滅です。
4図(正解変化)
黒1の伸びには、さらに白2と出るのが好手です。
黒3には白4とダメを詰め、攻め合い白勝ちです。
5図(類型)
同じ系統の手筋が現れたのが、1792年の河野元虎(黒)-安井仙知(七世)戦です。
Aの断点に構わず、白3とハネ込んだのが妙手です。
これでBとCが見合いになり、中央黒が助からなくなりました。
手筋をパターンとして身に付けておくと、配石が多少違ってもすぐに思い付きます。
☆各所で指導碁を行っています。皆様のお越しをお待ちしています。
日本棋院有楽町囲碁センター・・・JR有楽町駅前の交通会館9Fです。毎月1回、指導碁当番を担当しています(現在お休み中)。
永代塾囲碁サロン・・・武蔵小杉駅徒歩5分です。2020年7月から共同経営者になりました。
白石囲碁教室・・・2020年6月末に閉鎖しました。現在は永代塾囲碁サロンでの指導碁情報をお知らせするページになっています。
上達の約束・・・上達の約束は、お客様の都合に合った会場を選べる回数制のレッスンを行っています。五反田会場は閉鎖しました。
☆「やさしく語る」シリーズ、好評発売中!
「やさしく語る 碁の本質」 「やさしく語る 布石の原則」 「やさしく語る 碁の大局観」 ・・・現在、「やさしく語る」シリーズを3冊出版しています。
※4作目「やさしく語る 棋譜並べ上達法」が、2019年8月13日に発売されました!