昨日の夜のNHKニュースで放送されていた、(仮称)ナミさん。
幼い頃から親に家に閉じ込められ、学校の先生が家庭訪問に来た際には、押し入れに閉じ込められ、ずっと18歳まで家にいたとか。
名前は仮称だが、顔と声は本人が出演していた。
体は、家をはだしで脱走した18歳の時で確か130cm、30kgくらいだったか?
今は、かなり普通の体型になり、声も普通だが、表情はやはり少し暗い印象がある。
でも、「自分のような子どもが2度と出ないように」との強い思いから勇気をもって出演されたことに大きな拍手!!
親は、どんな親だったのかはわからなかったが、では、学校や児童相談所が見抜けなかったのか?
→今の法律では、親が子どもは元気だから心配ないと言われると、行政としてそれ以上踏み込めないらしい。
だが、どこかの自治体では、1ヶ月以上生徒が学校に来ない場合、その家を訪問し、「本人に会わせるように親を説得する」と言っていた。
そして、ナミさんは「行政はなんとか、親を説得してほしい。子どもから脱出するということは、命がけだから」というような悲痛な訴えをしていた。
それにしても、2013年の児童虐待の件数はなんと7万件以上。
何の罪もない子どもをどうしてそのような目に合わせるのかがわからない。