ライフトラベラー（ｂｙ喜多川 泰）を読んで見ませんか！

先週ある本屋を出がけに左を見たら、このタイトルの本が並んでいて、ほんの一瞬ページを開いただけで購入してしまった。（１３００円＊１．０８）
本は、単行本で１００ページくらい。ところどころにきれいな写真が挿入されている。

さて、内容はというと、（詳しくは書けないが）
知哉（ともや）という少年が「自分の人生を変えるような旅をしたい」という申し出に対して、夏輝（なつき）という友達がアドバイスをするというストーリーだが、コンパクトながら、人生とは何か？どうすることが幸せか？などを的確に言い当てているように思える。

特に、〈０〉（経験したことがないこと）を〈１〉（経験済みな状態）にすることの重要性が印象に残った。
また、〈想い〉を明確に持って心を開けば、同じ〈想い〉を持った人ともつながるとの言葉も気にいった。

ページ数の割に高価だが、効果はあると思うので、是非一度手にとって読んでみて下さい。
後で、本の帯を見て、気づいたのだが、この本２０１３年９月に映画化されているらしい。
と思ったら、実は、映画化されたのは『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』という同じ作者の作品でした。

ＰＳ
ある雑誌に、「お金の有効な使い方」が載っていたが、次の３つが大切らしい。
①体験を買う。（旅行、コンサート、特別な食事など）
②贅沢な頻度を下げる。（いつも贅沢をするのではなく、メリハリをつける）
③先に払って後で消費する。（旅行に行くにも先払い、他人に投資するのも良いらしい）

やはり、体験こそが人生なのである。
いくらインターネットが普及したからって、家でごろごろしていても何も生まれないということだなって思った次第である。