タイトルに書いた2つの言葉の意味がわかりますか?
すぐに答えられる人は「哲学通」間違いなし!
私はこの言葉をある番組で昨日初めて知りました。
その番組とはEテレで毎週木曜日の午後11時からしている
『世界の哲学者に人生相談』という番組。
高田純次さんが司会で、コメンテーターは山口大学准教授の小川仁志先生、昨日のゲストは辻仁成さん、鈴木砂羽さん、橋本マナミさんでした。
この番組は色々なお悩みに、過去の偉大な哲学者がお答えするというもので、
昨日は「小さな子どもがいる看護師さんが、仕事のキャリアを積みたいが、小さな子どもに愛情を注いでやれない。中途半端な自分が許せないというもの」
この相談に、タイトルの「ドゥルーズ」という哲学者が答える。
この方は1995年まで生きておられたフランスの哲学者で、差異の哲学、ポスト構造主義などと言われているらしいが難しすぎてよくわからない。
そして、昨日の番組では確かこう言っていた。
「根にはなるな。リゾームになれ。リゾームはすべてのことを解決してくれる」
そこで、「リゾーム」という概念のことだが、一般的には「地下茎」と訳されるらしい。
この「リゾーム」という概念は、われわれが一般的に組織をイメージするときの「樹木」の「根」に対比する言葉のようである。
つまり、樹木の「根」は幹を支え、枝葉を作っていく重要な部分だが、もし、1カ所切断されるとその樹木は枯れてしまう。
しかし、「地下茎」は複雑に地下で絡まって1カ所切断されてもその組織が枯れることはない。
だから、そうした「地下茎」のような「根」になりなさいということのようである。(私の解釈)
それで、相談内容とどう関係するかと言えば、「仕事」と「子育て」のどちらか一つを選択するのではなく、どちらも頑張ってみなさいということ。
そうすれば、子どもにも親が頑張っている姿を見せられて良い効果を生むかも知れない。
第一金銭的には非常にメリットが大きい。
しかし、日本では今まで、あることを大成しようとするなら、別のことを捨てないといけないように言われてきた。
これからの人生を考える上で、参考となる概念である。
ゲストの方は仕事でもメインの仕事以外にサブの仕事を持ち、今ではサブの仕事がメインになっているケースもあるとか。
何事においても、中途半端はいけないが、それぞれを努力すればどこかでつながるということのようだ。
人生が立体化して充実するという感じである。
すぐに答えられる人は「哲学通」間違いなし!
私はこの言葉をある番組で昨日初めて知りました。
その番組とはEテレで毎週木曜日の午後11時からしている
『世界の哲学者に人生相談』という番組。
高田純次さんが司会で、コメンテーターは山口大学准教授の小川仁志先生、昨日のゲストは辻仁成さん、鈴木砂羽さん、橋本マナミさんでした。
この番組は色々なお悩みに、過去の偉大な哲学者がお答えするというもので、
昨日は「小さな子どもがいる看護師さんが、仕事のキャリアを積みたいが、小さな子どもに愛情を注いでやれない。中途半端な自分が許せないというもの」
この相談に、タイトルの「ドゥルーズ」という哲学者が答える。
この方は1995年まで生きておられたフランスの哲学者で、差異の哲学、ポスト構造主義などと言われているらしいが難しすぎてよくわからない。
そして、昨日の番組では確かこう言っていた。
「根にはなるな。リゾームになれ。リゾームはすべてのことを解決してくれる」
そこで、「リゾーム」という概念のことだが、一般的には「地下茎」と訳されるらしい。
この「リゾーム」という概念は、われわれが一般的に組織をイメージするときの「樹木」の「根」に対比する言葉のようである。
つまり、樹木の「根」は幹を支え、枝葉を作っていく重要な部分だが、もし、1カ所切断されるとその樹木は枯れてしまう。
しかし、「地下茎」は複雑に地下で絡まって1カ所切断されてもその組織が枯れることはない。
だから、そうした「地下茎」のような「根」になりなさいということのようである。(私の解釈)
それで、相談内容とどう関係するかと言えば、「仕事」と「子育て」のどちらか一つを選択するのではなく、どちらも頑張ってみなさいということ。
そうすれば、子どもにも親が頑張っている姿を見せられて良い効果を生むかも知れない。
第一金銭的には非常にメリットが大きい。
しかし、日本では今まで、あることを大成しようとするなら、別のことを捨てないといけないように言われてきた。
これからの人生を考える上で、参考となる概念である。
ゲストの方は仕事でもメインの仕事以外にサブの仕事を持ち、今ではサブの仕事がメインになっているケースもあるとか。
何事においても、中途半端はいけないが、それぞれを努力すればどこかでつながるということのようだ。
人生が立体化して充実するという感じである。