徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

『ありがとうの魔法』(小林正観氏著)には、「幸せ」の意味が書かれている気がする(2001回目の投稿として)

2022-06-09 20:46:48 | 幸せ

本日、図書館で借りたこの本を読み終わった。

何気なく借りた本だったが、中身はとても濃かった。

前回がちょうど2000回目の投稿であったが、特に気の利いたことは書けなかったが、今回(2001回目)は本当に素晴らしい本に出会えた気がするので、未読の方にご報告しておきたい。

 

タイトルにあるように、ふだん使っている「ありがとう」という言葉。

言われるのは嬉しいものだが、こちらからすぐに言えないこともある。

また、言われたときにどう返事するのかもまだよくわかっていない。(どういたしましては何となく言うのが重いのだ)

しかし、この言葉こそ「魔法の言葉」で何回も何回も言う事により、不思議なパワーが発せられたり、得られたりするという。

どういうふうに凄いのかは、実際にこの本を読んでみてください。

その他、この本には、68のエッセー風の文章が書かれていて、そのどれもが「幸せ」に関係のある内容である。

特に気になったのは、「不幸」は「幸せ」の前半分という言葉。

今まで、「不幸」は「幸せ」の反対概念だと思っていたが、そうではなく、例えば、空腹と言う「不幸」があってこそ、おにぎり1個(ブログ作者が加えたもの)でもおいしいという「幸せ」を得ることが出来るという。

また、「幸せ」になる人は、大きな数字を達成したその先に「別の価値観」を見出した人という言葉。

成績でも売り上げでも数字が大きいのが「幸せ」と思っていたが、大きくすることはどこまで行っても無理で、満足できない。しかし、逆の発想で欲することをゼロにすれば、(つまり、足りていると満足すれば)「幸せ」になれるという。

ただ、このあたりは、我慢しているようでもあり、私としては、すぐには賛成できないが。

「頼まれごとをして、喜ばれる存在」になるっていうのも保留付きながら気にかかる言葉です。

いずれにしても、この本は購入して熟読するに値すると思います。

自分もいつかこのような本を自分の「幸せ」の基準で書いてみたいものです。

 

なお、作者の小林正観氏は1948年生まれで、年間300講演するくらいの有名人だったそうですが、残念ながら2011年に亡くなられたようです。この本は没後に出版されたものですが、講演録のようで非常に読みやすかったです。

 


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