アカリゴロク002. 東海林弘靖(照明デザイナー)インタビュー
この動画はyoutubeのものです。
この前のNHKプロフェッショナルに登場されていた東海林弘靖(しょうじ ひろやす)氏。58歳。
就職の時の面接官の言葉である「光の伝道師」を志し、日夜精進して、その思いを遂げる。
今や、街中の大がかりなアートからオフィスから旅館から色々な所で大活躍。
どのような光がその場その場で最もふさわしいかを追求しニーズにあったものに仕上げていく。
テレビで映っていたものでは、ある旅館の料理がおいしく見える灯りに挑戦し、見事に要求に応えていた。
でも、このようになるには相当な苦労がある。
東北大震災の後、節電のため電気がほとんど使えなくなり、どうしようもない壁にぶちあたる。
その時、大いなるヒントを与えてくれたのが、パプアニューギニアの人だった。
電気もガスもない暮らしの中であるのは弱い光のランプ。やしの実の油で灯すという。
彼らにとって、「灯りとは命だ。それがない家は命がない。」と。
そういわれて、自分の仕事の意義を痛感し、少ない電気量でもその場にふさわしい灯りを追求することになる。
東海林氏曰く。「光は人生の時間を作る。光の中で色々なものがすーと溶けていく」と。
伝統的な場所には伝統的な光が必要。
光は決して明るければいいというものではない。むしろストレスを生む。
心を静めるのはむしろ、「美しい暗さ」だ。
そういえば、少し照明を暗くして白色でなく橙色の照明にした方が落ち着くね。
この動画はyoutubeのものです。
この前のNHKプロフェッショナルに登場されていた東海林弘靖(しょうじ ひろやす)氏。58歳。
就職の時の面接官の言葉である「光の伝道師」を志し、日夜精進して、その思いを遂げる。
今や、街中の大がかりなアートからオフィスから旅館から色々な所で大活躍。
どのような光がその場その場で最もふさわしいかを追求しニーズにあったものに仕上げていく。
テレビで映っていたものでは、ある旅館の料理がおいしく見える灯りに挑戦し、見事に要求に応えていた。
でも、このようになるには相当な苦労がある。
東北大震災の後、節電のため電気がほとんど使えなくなり、どうしようもない壁にぶちあたる。
その時、大いなるヒントを与えてくれたのが、パプアニューギニアの人だった。
電気もガスもない暮らしの中であるのは弱い光のランプ。やしの実の油で灯すという。
彼らにとって、「灯りとは命だ。それがない家は命がない。」と。
そういわれて、自分の仕事の意義を痛感し、少ない電気量でもその場にふさわしい灯りを追求することになる。
東海林氏曰く。「光は人生の時間を作る。光の中で色々なものがすーと溶けていく」と。
伝統的な場所には伝統的な光が必要。
光は決して明るければいいというものではない。むしろストレスを生む。
心を静めるのはむしろ、「美しい暗さ」だ。
そういえば、少し照明を暗くして白色でなく橙色の照明にした方が落ち着くね。