これまた、タイトルの番組からであるが、実は、この主人公のことは私は知らなかったし、あまり有名とは思えない。
しかし、ウィキペディアを読むと、相当な人であることがよくわかる。
(ウィキペディアより)
松永氏は長崎県の離島壱岐で生まれ、福沢諭吉の「学問のすすめ」で学問を志し、慶應義塾へ進学するも途中で退学。
電力関係の会社で重役となる。
戦時中、軍人に「クズ」呼ばわりし、命を落としそうな危険にあうが、田舎へ遁世。
戦後、GHQが日発(日本中の電力を供給)を解体しようとして、審議会を作ったとき、時の首相から委員長をまかされる。
松永は、水力発電を利用し、日本を9つの電力会社に分割すべきと提唱。(これが今の姿)
しかし、日発を残すべきだ。電力料金は上げるべきではないという世間の反対は強く、審議会では多数決で破れる。
(ただ、委員の意見により、付帯意見として松永案は審議会報告書に残った)
その後、池田勇人(当時通産大臣兼財務大臣)に松永案が採用されたが、国会では廃案になり、活かされなかった。
しかしだ。
この番組の面白いところは、この後、GHQが松永の案に目をつけ、
「これでいきましょう。政府が反対するなら、GHQ命令ででも実現しましょう」ということになった。
ここでのやりとり(少し、内容が違うと思います)
松 永:限界なんて考え方をしているから死んでしまう。山の向こうは山なんだよ。だから登る。
GHQ:私はあなたに負けた。信念に負けた。
松永の秘書:その時、私は気づいた。松永は、こうなること(GHQのこと)も見込んでいたのでは!?一般の人は、松永さんのことを何と呼んでいるか知っていますか?鬼です。私は最高のあだ名だと思います。
そうして、松永案は今に生きることになった。
信念の男、松永安左衛門。享年95歳。
しかし、ウィキペディアを読むと、相当な人であることがよくわかる。

松永氏は長崎県の離島壱岐で生まれ、福沢諭吉の「学問のすすめ」で学問を志し、慶應義塾へ進学するも途中で退学。
電力関係の会社で重役となる。
戦時中、軍人に「クズ」呼ばわりし、命を落としそうな危険にあうが、田舎へ遁世。
戦後、GHQが日発(日本中の電力を供給)を解体しようとして、審議会を作ったとき、時の首相から委員長をまかされる。
松永は、水力発電を利用し、日本を9つの電力会社に分割すべきと提唱。(これが今の姿)
しかし、日発を残すべきだ。電力料金は上げるべきではないという世間の反対は強く、審議会では多数決で破れる。
(ただ、委員の意見により、付帯意見として松永案は審議会報告書に残った)
その後、池田勇人(当時通産大臣兼財務大臣)に松永案が採用されたが、国会では廃案になり、活かされなかった。
しかしだ。
この番組の面白いところは、この後、GHQが松永の案に目をつけ、
「これでいきましょう。政府が反対するなら、GHQ命令ででも実現しましょう」ということになった。
ここでのやりとり(少し、内容が違うと思います)
松 永:限界なんて考え方をしているから死んでしまう。山の向こうは山なんだよ。だから登る。
GHQ:私はあなたに負けた。信念に負けた。
松永の秘書:その時、私は気づいた。松永は、こうなること(GHQのこと)も見込んでいたのでは!?一般の人は、松永さんのことを何と呼んでいるか知っていますか?鬼です。私は最高のあだ名だと思います。
そうして、松永案は今に生きることになった。
信念の男、松永安左衛門。享年95歳。