宇多田ヒカルさんの６年間の沈黙の秘密は（ＳＯＮＧＳスペシャルを見て）

この前のＳＯＮＧＳスペシャルをご覧になった方は多かったでしょう。
私も見ました。
その中で、特に印象に残っている言葉は「自分の虚像に本当の自分がついていけなくなる苦しさ」みたいな発言です。

１９９８年にあの「Ｆｉｒｓｔ　Ｌｏｖｅ」で世界的なヒットを記録し、それから、次々とヒットというかホームランを連発。
宇多田ヒカルは天才少女となり、歌姫となりました。
来る日も来る日も音楽の世界にどっぷりです。
「日常」というものがありません。

そんな中、「人間活動宣言」を行い、一時音楽活動を休止します。
その理由がどうもさきほど書いた理由のようでした。

なんとなくわかるようで、そうしたことを経験した人でないとわからないような言葉です。

最近イタリア人の方と結婚し、昨年子どももできられたそうです。

しかし、一番の思いは、母　藤圭子さんへの思いのようです。

「花束を君へ」や「道」はそうした母へ捧げる歌なのかもしれません。