この前、図書館へ行ったときにデイビッド・セインさんと古正佳緒里さんという方が書いた『ネイティブが教える英語の時制の使い分け』という本が目についたので読んでみた。
すると、その本の中に、タイトルのことが書かれていた。
このことが、本当だとしたら、(たぶん本当だろう)私はもう何年も英語を学んできたが、知らなかったことになる。
ふつう、未来形を表すときにはwillかbe going toを使うと習ってきたが、その両者が明確に違い、また、will の短縮形を使うことで意味が違うなんて!
ここの部分だけ、この本から引用させていただくと、(P26~P28)
1 I will do my report.
2 I'll do my report.
3 I'm going to do my report.
それぞれの意味をネイティブが微妙に解釈すると、
1 私はレポートを(絶対に)書きます。
2 (じゃ、私が)レポートを書くよ。
3 私はレポートを書く予定です。
となるそうです。
willは意思を明確に表すとき、
'll は急に思いついたとき
be going toは既に決まった予定(上記のような)や客観的に判断した推量(無生物主語が多い)とかの場合に使うそうです。
知らなかったとはいえ、中学生にこのことを教えるとよけい混乱するかも?
なお、この本には、その他の時制の使い方も具体的に書かれており、大変参考になりましたので、一読をお勧めします。