独り言・・（「もんじゅ」落下物の引き抜きに成功！）

もんじゅ - Wikipedia


ども、わちゃびんで～す。気が付いたら６月ももう終わりに近づき・・
私が書いている[小説]などの手も止まったままで・・（大汗；）

特に「ガンダム外伝」は、話の１つの隠しキーでもあった、放射能の被曝量センサー
のオチを、昨今の世の中の流れから自粛すべきだと判断したことから、それに変わる
ネタ探しと、ストーリーの若干の変更が発生している・・　って事が、理由でもあり・・


　　やっぱ、「被曝量」とか・・　小説の中でも、ちょっと使いづらいんです・・


ほんと、福島の子供達が心配ですね・・
数年後、どんな結果が出てくるのか、考えただけで怖くなっちゃいます。


　　私の取り越し苦労であって欲しいです・・
　　１０年経っても、今の子供達に何も症状が出ない事を祈っています。　


ということで、今日はちょっと嬉しいニュースがありました♪

前に書いた「独り言・・（もう１つのプルトニウム「もんじゅ」）」で、
「とんでもない事故！」と書いていましたが・・


　　w(゜o゜)w　えっ？　前のブログを読んでない？って・・
　　　　　　（だって、わちゃびんって最近ＡＫＢの事ばっかりやん・・　　反省中；）


じゃ(^^)ゞ　・・　すみませんが、ちょっと前のブログの内容を読んじゃってください（笑）

で・・　その嬉しいニュースとは・・　あの「もんじゅ」に落下した装置の


　　　引き上げに成功した！　ヘ(^^ヘ)(ノ^^)ノ　わーい。


ということで、そのニュースを転載しておきます。
（Webニュースって古くなったら消えちゃうので、文章も転載しておきますね）

１）--「 asahi.com 」より転載---------------------------------------------
http://www.asahi.com/national/update/0624/OSK201106240001.html

もんじゅ炉内落下の装置、引き抜き完了
2011年6月24日5時36分

日本原子力研究開発機構は２４日午前４時５５分、高速増殖原型炉「もんじゅ」
（福井県敦賀市）の原子炉容器から、約１０カ月間落下したままになっていた
重量３．３トンの装置の引き抜き作業を終えた。

　引き抜き作業は当初、２３日午後２時ごろから始まる予定だったが、準備作業が
はかどらず、実際に始まったのは７時間近く遅れた午後８時５０分だった。

　落下していた「炉内中継装置」（直径４６センチ、長さ１２メートル）は衝撃で
変形していたため、引っかかっていた炉開口部のさやの部分と一緒に、天井にある
大型クレーンでつり上げた。装置等は約８時間かけ、炉開口部の上方に据え付けた
専用の容器「簡易キャスク」（直径１．４メートル、最大長１６メートル）に直接、
収納された。
----------------------------------------＜転載、ここまで・・＞------------


２）--「msn 産経ニュース」より転載----------------------------------------
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110624/crm11062409300001-n1.htm

ヒヤヒヤ…もんじゅ落下装置の引き上げ完了　１分間２．４センチずつ
2011.6.24 09:30

　日本原子力研究開発機構は２４日、高速増殖炉「もんじゅ」（福井県敦賀市）の
原子炉容器内に昨年８月から落下したままだった炉内中継装置（全長約１２メートル、
重さ約３．３トン）の引き上げが完了したと発表した。機構は装置の点検などを経て
今秋までに事故前の正常な状態への復旧を目指す。

　機構は当初、２３日午後の早い時間に引き上げに着手する予定だったが、準備段階
で部品に不具合が見つかり、夜にずれ込んだ。

　約２０人の作業員が現場責任者の「炉内中継装置の引き抜き作業を開始します」と
いう指示でクレーンを使い作業を開始。ナトリウムが外気に触れて反応しないよう
アルゴンガスを充填した専用の大型収納容器を通し、１０分間に２４センチのペースで
約８時間かけて徐々に引き上げた。最後に容器下の仕切り板を閉めて完了した。

　装置は炉内にあったため高温で、今後構内で冷えるのを待って搬出。今秋までに
分解して損傷状況などを詳しく調べ、引き上げに先立ち撤去した炉上部の配管なども
再整備する。
----------------------------------------＜転載、ここまで・・＞------------


なにはともあれ、引き抜き成功、　おめでとうございます

　　　(*^∇^)／。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆

ほんと、その作業に従事された方々の努力と頑張りに拍手を送りたいですね♪

昨日23日に、この引き抜き作業を実施する・・とのニュースから、
２３日の夜のニュースなどを探していたのですが、全くニュースがなく
どうなったんだろ？　と心配ばかりが増大していました・・

でも、朝にニュースが入って・・　いやぁ、良かった・・　本当に良かった♪


　　　これで、「廃炉」に出来ますよね　(^O^)／


えっ？　廃炉なんて考えてないよ～　ですって？

　　「引き上げも成功した！　天は我々に味方した！　よし行くぞ！！」

って感じで、勢いを付けちゃう可能性もあるんだそうです。
でも、もしそうなったら、完全に空気が読めない、痛い人たちって事ですが・・
ある意味、隔離されて働いているから、また入社時に洗脳もされているから・・
世間の考えは正しく伝わってないのでしょうね・・
（まぁ、どの意見が「世間の考え」になるのか？　の議論は別の問題でもありますが・・）


そんな風に気になっている理由は、こんな記事を読んでいたからなんです・・
ちょっと古い、昨年１１月の新聞記事ですが
まぁ、あの震災前の記事ですので、大丈夫だと思ってはいるのですが、
もんじゅは東京電力ではない事から、対岸の火事と見ていたら考えも変らない
可能性もあって・・


--「福井新聞 online」より転載-----------------------------------------------
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpowermonjuresume/24812.html

もんじゅ、上ぶた一部と一体回収　落下装置、４０％試験「１１年度可能」　
（2010年11月17日午後8時37分）

日本原子力研究開発機構は１７日、高速増殖炉「もんじゅ」（敦賀市）の原子炉容器内に
落下した炉内中継装置の外観を調査した結果、装置の接合部が変形していることを確認
したと発表した。今後、数カ月かけ新たな回収器具をつくり、原子炉容器上ぶたの穴の
外側にある「スリーブ」と一体で引き抜く方針。大がかりな作業が必要なため、次段階の
４０％出力試験は大幅遅れの可能性が指摘されているが、原子力機構の辻倉米蔵敦賀
本部長は記者会見で「２０１１年度内の開始は可能」との見通しを示した。

　炉内中継装置は直径４６センチ、高さ１２メートルの円筒状。燃料を通す案内管が
２重になっており、外側は２本の筒を８本のピンでつなぎ合わせている。下から
約５メートルの部分に接合部がある。

　原子力機構によると、同装置を通す上ぶたの穴とは別の計測器挿入用の穴から、先端に
鏡が付いた器具を入れて接合部の外側を観察。本来すき間のない接合部に、８ミリの
すき間があるのを確認した。９日の内面調査の結果などと総合して分析すると、落下の衝撃で
上の筒の接合部が約５ミリ外側に張り出し、上ぶたの穴に引っ掛かると推測されるという。

　原子力機構は３・３トンの同装置と３・６トンのスリーブを一体で回収する方針で、
新たなつり具や収容するケースなどを数カ月かけて製作する。素材などを検討した上で
「年内には発注したい」としている。上ぶたの構造物の撤去など大がかりな作業となるため、
経済産業省原子力安全・保安院による審査が必要となる可能性もある。

　辻倉本部長は、同装置を引き抜いた後、原子炉内に損傷などがないか調査する必要はない
との認識を示した上で、「（手続きを含めて考えても）４０％出力試験の１１年度中の
開始は可能」と強調した。

　調査結果について県の石塚博英安全環境部長は「今後は具体的な回収方法や工程、
４０％出力確認試験に向けたスケジュールを原子力機構だけでなく国としても早期に明らかに
してもらいたい」と述べた。
----------------------------------------＜転載、ここまで・・＞------------

どうですか？　問題に思っている箇所は記事の最後の部分・・

＞同装置を引き抜いた後、原子炉内に損傷などがないか調査する必要はない

w(゜o゜)w　えっ？　調査しないの？
　　　　　　　　確かに、一番上に添付した今日のニュースにも
　　　　　　　　引き上げた装置の検査はする・・と書かれていますが
　　　　　　　　原子炉の調査は・・　するとは書かれていません・・

＞（手続きを含めて考えても）４０％出力試験の１１年度中の開始は可能」と強調

w(゜o゜)w　えっ？　まだ、回すの？　廃炉にしないの？　強調されても・・
　　　　　　　　というか、このあたりはマスコミもスルーしています・・
　　　　　　　　多分、廃炉が再開かの話は絶対にあるはずですが・・
　　　　　　　　マスコミ全てがスルーしているように見えて　少々不安です。

まぁ・・　昨年１１月のニュースですから、震災を経験して、あの福島の状況を見て
一般の企業の感覚であったら、確実に計画変更になるのですが・・


　　　しまった・・　奴らは極めて役人に近い・・


つまり、強い立場の上の人から言われない限り、計画変更が行われない！　が事実！！
だって承認されている計画ってのは、「再開」で、４０％出力テストなのですから

辞めろとか、辞めないとか、辞めさせようとか・・　そんなん興味はありません
しかし、最後の花道（笑）に「もんじゅの廃炉」って指示を出してくれたら
嬉しいな・・　って思っちゃいます。

まぁ・・　いろんなしがらみに絡まれているエロい人たちは、簡単に「廃炉！」とは
言えないって事は世間の皆さんもご存知です・・

でもね・・　あの「やめるしか道がない」あの人なら、言えるんじゃないかな（爆笑）


　　　いや・・　本当に、真剣に期待しているんですけど(^O^)
　　　一躍、ＨＩＲＯになれますよ！


最後に前にも書いた事を・・
私は、明日への技術のために研究する事には一切文句はありません

でも、化学エネルギーで生きている人類が、別世界の核エネルギーを制御できるの？
というか、人類が完全にコントロールできない力を、手にする必要があるの？

もんじゅ・・　色々と贔屓目に考えても、やっぱり必要無いなぁ・・
が、私の結論です。

綺麗な水と綺麗な大気！　そんな自然がある日本を、子孫に残してあげるべきじゃ
ないのかな・・

今回の「装置引き上げ作業」の大成功を祝って！　そのまま「廃炉」に進んでもらうよう
ブロガーとしては非力ではありますが、こんなブログを書く事で少しでも後押しする事が
出来たらなぁ・・　と思っています。


＜補足＞
もんじゅが事故をおこしたら・・　その影響は関東を直撃！！

「認定ＮＰＯ法人　高木仁三郎市民科学基金」からの助成金で
「もんじゅ」及び若狭の原子力施設からの放射能放出調査を実施されています。
http://www.takagifund.org/archives2/detail.php?id=138

その結果の影響範囲の日本地図が下記ＵＲＬに載っています・・　関東直撃ですね
「もんじゅ事故時の風と水の流れ[pdf:386kb]」
http://www.takagifund.org/admin/img/sup/rpt_file10138.pdf

まぁ、関西は水がやられますので、完全に終わりますが・・

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